😊SMILE子育て[69]😊自信がある子にもない子にも知ってほしい、正しい自信と努力のプロセス
こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語る たかせみほです。
先日ご紹介した山口真由さんの『東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』の「7回読みメソッド」以外の部分も面白く、はっとする部分が多かったのでご紹介します。
🔸勉強は地道なもの
著山口真由さんは東京大学法学部卒で、その後ハーバード大学ロースクールで学位を取得。さらに東京大学大学院法学政治学研究科で博士課程を修了しました。
日本とニューヨーク州の弁護士、信州大学特任准教授、テレビのコメンテーターなど広い分野で活躍されています。
2014年からコンスタントに本も出版されているようです。「7回読み勉強法」も2014年の著書です。
「7回読みメソッド」は第4章で詳しく解説されています。
単なる勉強法だけの本であればこの第4章だけで完結してしまいそうですが、山口さん自身の勉強ヒストリーやメンタルコントロール術など、受験生だけでなく資格の勉強をしている人にも参考になりそうな話がたくさんある章展開になっています。
第1章の「『頭がいい人』がしていること」では、勉強法を身につけることの大切さについて説いています。中には「勉強は楽しいものではない」という厳しい（しかしリアルな）話もあります。
「勉強は決して楽しいものではない」
知識を学び、自分のものにするには「努力」が必要です。勉強という作業は極めて地味で、時には退屈、多くの場合は苦痛でさえあるのです。
知的欲求が満たされて満足する、テストでいい点を取れて嬉しいという勉強の楽しさは確かにありますが、そこに至るまでの作業は「地道」「ときには退屈」「さらに多くの場合は苦痛」とおっしゃっています。
確かに、スポーツもいい結果が出たときは嬉しいですが、日々の練習は地道なものです。
🔸「自信」と「傲慢」は違う。目標に到達するためには？
そんな苦痛な作業（とあえて呼びますが）を続けていくには
・「自分ならできる」という自信が必要
・まだ結果は出していないけど、自分ならできると信じること
・遠いゴールにたどり着くには、根拠がなくてもまず自信を持つことが大切
しかし、山口さんは「自信」と「傲慢」は違うと述べています。
「自分はできるに違いないから、頑張ろう」と思うのが正しい自信。
「自分はできるに違いないから、頑張らなくていい」と思うのはただの傲慢です。
どちらも自分はできると信じているのは同じですが、後者のような人はなまじっか「できてしまう」からそこで満足してしまうケースがあります。
たまたま1回やったことがうまくいった場合、罠に陥りやすいそうです。
🔸根拠のない自信を持ちつつ「頑張ろう」と思えるようにするにはどうすればいい？
根拠のない自信を持ちつつ「頑張ろう」と思えるようにするにはどうすればいいのでしょうか。
山口さんは
自分の最終的な目標到達力には全幅の信頼を置きつつ、足下の具体的な課題に関しては自分自身を疑ってかかること
勉強法さえ確立できれば、知識の獲得は断然楽になる
と述べています。
受験勉強もまさに同じだと思います。
○○大学に合格するという目標と自信は持ちつつ、日々の勉強の課題に気付き、潰していくことで成長します。
根拠のない自信を持つのはよいことですが、それを叶えるためには、決して驕らず地道な努力を積み重ねていく必要があるのだと改めて思いました。
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拙著
🌱「シングルマザーで息子２人を東大理Ⅰに 頭がよくなる『ルーティン』子育て」🌱
徳間書店・たかせみほ(著)
■〜 第7章 大学受験対策〜
長男がどのように自信をつけていったかについて
・最後まであきらめない性格(P.214掲載)
・『チャート式基礎からの数学』シリーズ(数研出版)3冊 を全て復習すると決めたこと
・地道にコツコツと努力をした様子(P.225掲載)
を紹介しております。
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息子2人を東大理Ⅰ現役合格に導いたシングルマザーが書いた本ですが、
子育ての実践方法が【毎週水曜日に cakes にて連載 】されています。
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🟣第58回目のタイトルは、
『最大の不安はお金の問題』です。
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✒️ 第58回目のタイトルは、
『最大の不安はお金の問題』です。
～第8章 お金と働き方～
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