現代の若者が直面する現実とこれからの時代は上の年代の話を聞かずに自分の利益を追求することだけに全力を尽くした方がいいかもしれないという話

現代の若者が直面する現実とこれからの時代の若者の生き方について考えていきます。

現代の若者が直面する現実

低賃金と奨学金


高等教育への進学が一般的になっていますが、教育費が高騰し続けるため、経済的な負担は大きく、中間層以下の若者は奨学金という借金を持って社会に出されます。

さらに若者の賃金は低く抑えられているため、生活費や貯金がしにくい状況があります。これは経済的な不安定さを増やし、若者が将来に対する不安を抱える要因となります。特に親からの支援が受けられない層にとっては深刻な問題と言えるでしょう。

長時間労働

日本の労働環境は働く時間が長く、労働者の過労が問題になっています。特に若者は、職場での地位が低いため、長時間働かされることが多く、健康やプライベートな生活に悪影響を及ぼすことがあります。

また、上記のように経済的に不安定な状況に置かれているため、低賃金・長時間労働の職場でも簡単にはやめづらく副業などにも手を出すことができないため不利な状況から抜け出せないことが多いです。

高齢化と高齢者民主主義

日本は高齢化が進む社会であり、社会保障制度の負担や税金など、高齢者の支援により多くの資源が割かれるため、若者が不利な状況に置かれます。実際に保険料や年金を払うと良くわかるとおもいます。

高齢者民主主義とは、高齢化により高齢者の投票率が高くなり、政策決定に大きな影響力を持っている状況を指します。この現象が進むことで、若者の意見や利益が十分に反映されないことが問題となります。

また、上の年代の人々によるポジショントークにより若者、特に親が社会的知識を持たない若者は不利な立場に追いやられます。実際に、このようなポジショントークは様々な面で、世代間格差と同一世代での格差を拡大させてきました。

老害

上の年代の人々が持つ保守的な価値観や慣習が、若者の意見や活動を制約することがあります。これは、若者がイノベーションを起こす機会を失い、社会全体の発展が阻害されることがあります。

昔はこうだった的な言説や自分も苦労したから若者だけずるいというような考えで若者の新しい取り組みを邪魔する動きは様々な面でみられます。

上記の要因が組み合わさることで、現代の若者は不利な立場に置かれています。

これからの時代の若者の生き方

上で述べた現実をみて、少子高齢化がさらに進み、人工知能の発達により実質的な自己実現がなくなるため、これから上で述べたような状況は悪くなる一方です。

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