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小説「ガンジャ先生。」無料公開中!

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小説 ガンジャ先生。 第1部よろしくお願いします! \(^o^)/ 舞台はバンコク。6人の高校2年生の旅行記。
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#移動

ガンジャ先生。4ー7

ガンジャ先生。4ー7

カニとエビのシーフード料理雨は止み涼しさが残った。
Hardwell - Summer Air

時刻は夕方5時半ほど。

 ホテルに戻り7時まではゆっくり着替えなどして、風邪をひかないように。先生はそう伝え、ホテルのロビーでオーナーらしき人と話している。

 部屋に戻るとカーテンが閉ざされ真っ暗だった。
スイッチをつけるとタツヤがソファに座っている。
「驚かすなよ。いるならいるって言えよ」
「‥

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ガンジャ先生。5-7

ガンジャ先生。5-7

闇の中、移動 「出発の準備はいいか?」みな頷く。
少し大きめのカバンには着替えや水着や日用品を入れてある。
Porter Robinson - Language

空はすっかり暗くなり・・僕らは再びカオサンへと向かう。

タクシー内で話すこともなく。
変な緊張感が漂っていた。

行ったことない所への移動は緊張する。
ましてやここは海外。
知らない島に僕たちは行こうとしているのだ。

 カオサンにつ

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ガンジャ先生。5-8

ガンジャ先生。5-8

強く儚い者たち深夜バスは走りぬける。
路上の敷居を踏みガッという反動と、寝息が聞こえるだけの車内だった。
Markvard - Desire

正直僕はパニックだ

されるまま歩は僕の口を吸い続ける

目をトロンとさせている歩

次の瞬間。

目が本当に覚めた。

「ビシャ!ジャーーーージャバジャバ!」

「ぬぁ!冷てえ!」

いきなりびしょ濡れだ!!

が、それで歩も目が覚めたのか。

求める

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ガンジャ先生。7-6

ガンジャ先生。7-6

疲れの悪夢おいおい〜置いていくぞ?
ほら起きろ。匠。
遠くから声が聞こえてくる。
そうだ起きないと。眼の前には雪菜が心配そうな顔をして。「匠くん!」 ・・現実で合って くれ
Blackmill - Evil Beauty

疲れもピークで寝ていた。冷房は心地よく。
僕は夢を見ていた。

〜〜〜
「今日も天気がいいわね〜匠」
「具合はどうですか?匠くん」
「一命はとりとめたみたいだけど。。意識が戻

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ガンジャ先生。8-1

ガンジャ先生。8-1

8章 旅の在り処
離島からの帰還うっすらと目が開き‥今日って何日目だったかな?
今日も日差しが伸び。セミの声がする。
Kygo - Firestone Ft. Conrad Sewell

ジャーとトイレの流す音がし。
「ああ。飲みすぎたな。大丈夫だ。薬も飲んだし。シャワー浴びるわ」

いつものメンバーが集まる。朝のHRだ。
朝食は昨日と同じカフェ。種類も多いしみんなニコニコ食べてる。
猫ちゃんは

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