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デザインnote

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1ヶ月間連続投稿中のデザインノートです。 デザインに関する全てのことについて発信しています。
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#情報デザイン

見出しデザイン |デザインnote28日目

見出しデザイン |デザインnote28日目

見出しは情報を読み手に簡潔に伝えるという非常に重要な役割を持っています。

見出しを工夫することにより、読み手に伝わりやすいデザインにすることが可能です。

見出しによる表現見出しがない場合、読み手は本文を読むまで情報が入ってきませんが、見出しがある場合は、本文を読む前に読み手はある程度何が書かれているか予測することができます。

読み手に優しいデザインとして見出しを入れることは重要であるといえま

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表デザイン |デザインnote27日目

表デザイン |デザインnote27日目

今回は、デザインにおいての表について話していきたいと思います。

表の役割表にはいくつかの役割があります。

表を利用して、要素を分類・整理することができます。

例えば、並列関係のデータなどを同一レベルで比較したいときや、2つの軸から構成されたデータを一覧で確認したいときなどに有効です。

このように表の表現方法はさまざまであり、応用することができます。

表デザインのポイント表デザインにはいく

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重心を考える。 |デザインnote26日目

重心を考える。 |デザインnote26日目

重心とバランス紙面にレイアウトしていく際は各デザイン要素の重さを考えながら、重心を意識してレイアウトしていく必要があります。

重要度が高い要素を順番に闇雲に配置していても美しいレイアウトにはならず全体的なバランスもとることができません。

バランスのとり方配置するデザイン要素のバランスを考えることによってバランスを取ることができます。

この重さは、文字・図版・写真などの濃度差に置き換えることが

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文字の加工 |デザインnote25日目

文字の変形について大きさを合わせるためや、スペースに文字を収めたいからといい、文字を引き伸ばしたりして元の文字を安易に変形させてはいけません。

既存の書体はすでに読みやすさなどを考えられて作られているためです。

安易に文字を変形させてしまうと、文字の持つ美しさなどが損なわれてしまいます。

文字の装飾について文字を目立たせるために過度な装飾をしてしまうのは避けた方が良いでしょう。

過度な装飾

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裁ち落とし配置 |デザインnote23日目

裁ち落とし配置とは裁ち落とし配置とは、デザインをする上で写真や図版などを配置するときに、あえて紙面からはみ出すように配置する技法です。

裁ち落とし配置を使うことによって窮屈な印象にならず、空間の広がりを表現することができます。

写真で活かせる裁ち落とし配置ではどのような場面で、裁ち落とし配置は活かせるのでしょうか。

例えば、写真の配置をする際はその写真が持つ印象をもとに考えます。

裁ち落と

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色・光の三原色 |デザインnote22日目

色・光の三原色 |デザインnote22日目

色をディスプレイや印刷物に表現する方法は大きく二つに分かれます。

それが、色の三原色と光の三原色です。

今回はこれらについて話していきたいと思います。

色の三原色色の三原色は、印刷インク色を表現する際に使用される表現方法です。

CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、黒)の色を組み合わせて色を表現します。

グラフィックデザインではこの表現方法を用いて色を表現しています。

光の三原色光の三

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比較 |デザインnote21日目

比較 |デザインnote21日目

あけましておめでとうございます。

デザインnoteも残すとこあと10日間となりました。

今年も程よく頑張っていきましょう!

今回は比較をテーマに話していきたいと思います。

比較とは紙面を二分割にして、関連性の高い要素どうしを対比させるレイアウト方法のことです。

お互いの関係性を強調したいときや、ストレートにメッセージを伝えたいときなどに活用されます。

そのため、広告などによく用いられる

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優先順位 |デザインnote20日目

デザインをする際にまず、みる人に何を伝えたいかを考えます。

このときに複数伝えたいことがある場合に有効になるのが優先順位をつけることです。

優先順位をつけることで一番伝えたいこと明確にし、より分かりやすく伝えることができます。

優先順位の考え方まずは、そのデザインでみる人に一番伝えたいことは何かを考えます。

複数ある要素の中でどの要素も同じくらいの重要性でレイアウトしてしまうと、分かりにく

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三角形の構図 |デザインnote19日目

三角形の構図 |デザインnote19日目

レイアウトで、三角形の形状を活用することで形状に沿った視線の誘導や、特定の印象を与えることができます。

三角形の構図でできることまず、普通の三角形である上が天で下が地となっているバランスの三角形の構図では、紙面に安定感を出すことができます。

他の要素もこの三角形の構図に合わせてレイアウトすることで、さらに整った印象を与えることも可能です。

逆三角形先ほどの三角形の構図は紙面に安定感をもたらし

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ピクトグラム |デザインnote18日目

ピクトグラム |デザインnote18日目

今回はピクトグラムについて話していきます。

ピクトグラムとはピクトグラムとは、シンプルな絵の形をした文字のことで、それ自体が内容を表しています。

このピクトグラムにより、例えば、言語が異なる人で文字が読めなかったとしても内容を理解することが可能です。

ピクトグラムの特徴ピクトグラムを作るときは、可能な限り形を抽象化する必要があります。

色や余分な情報を加え過ぎてしまい特徴を持たせてしまうと

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ユニバーサルデザイン |デザインnote17日目

ユニバーサルデザイン |デザインnote17日目

現代では、どんな人でもどんな環境であっても同じように情報を理解できるようにすることが求められます。

このようなデザインをユニバーサルデザインと呼びます。

現代は多様性があり、全ての人に優しいデザインが必要です。

ユニバーサルデザインについてユニバーサルデザインとは、「全ての人のためのデザイン」という意味で、子どもから大人、さらには障害のある人や外国人など誰にとっても使いやすいデザインをするこ

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ランダム |デザインnote16日目

デザインにおけるランダムとはランダムとは、規則性のない自由なレイアウト法です。

大胆で躍動感のあるレイアウトをすることができます。

前回紹介したようなシンメトリーは一定の規則性を持っています。

しかし、ランダムというレイアウト法は規則性がなく自由に配置できることが特徴的です。

人は、必ずしも規則性のあるものを良いと感じるわけではありません。

デザインをするときには必ず目的があり、その目的

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シンメトリー |デザインnote15日目

シンメトリー |デザインnote15日目

中央の軸を基準にデザイン要素を配置していく方法をシンメトリーといいます。

シンメトリーを使うことで、紙面に安定感をもたせることができます。

また、これに対して軸にとらわれない配置方法をアシンメトリーといいます。

シンメトリーは古くから使われている古典的な方法で、デザイン初心者にも簡単に扱うことができます。

さらに、読み手にも伝えやすいのでデザイン初心者は特に使ってみるといいのではないでしょ

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余白について |デザインnote14日目

デザインの中では必ず余白がうまれます。の余白を上手に活用することで、読み手に伝わるレイアウトをすることができます。

余白と空間の関係デザインにおいての余白の考え方は部屋をレイアウトするときと似ています。

例えば、家具の位置も整っていて不用意に散らかっていない部屋と家具も適当に配置されていて散らかっている部屋では、どちらが心地よいと感じるでしょうか。

おそらく前者を選ぶ人が多いでしょう。

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