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「好き」を仕事にする自分ブランドの作り方

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モノづくり系のクリエイターが起業して、自分のブランドを立てるヒントをまとめています。2010年発行の著書を少しずつ公開しています。
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『「好き」を仕事にする自分ブランドの作り方』ものづくり系クリエイターの教科書(2010年発行)を公開します。

『「好き」を仕事にする自分ブランドの作り方』ものづくり系クリエイターの教科書(2010年発行)を公開します。


「台東デザイナーズビレッジ」の村長の鈴木淳です。「台東デザイナーズビレッジ(略称:デザビレ)」は、2004年に東京都台東区が設立した、ファッションやデザイン関連のクリエイターが集まる創業支援施設です。廃校になった小学校の旧教室をアトリエにリノベーション、自らのブランド、自らのビジネスを成長させたいという意欲のあるクリエイター達に貸し出し、事業をサポートをしています。開設から17年目を迎え、卒業し

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10.役割を考えて商品構成する(利益or集客)

10.役割を考えて商品構成する(利益or集客)

お客様との接点であり、一番見えやすいブランドの顔が商品です。クリエイターは一つの商品のデザインと価格ばかり考えて悩みます。あるときは安いと言われ、また違うときには高いと言われます。まずは商品単体を考える前に、商品全体の構成を考えてみましょう。実は商品に集客やイメージづくりなどの役割を設定することで、お客様が選びやすく、買いやすくなるのです。

テーマ16:商品構成を考える◆商品構成とは手作りクリエ

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11.商品を考える<ニーズ・トレンド・オリジナリティ>

11.商品を考える<ニーズ・トレンド・オリジナリティ>

「商品はお客様が求めるものを」「いやオリジナリティが大事」「旬の売れ筋商品こそ大事」と立場が変わると商品についての考え方が変わります。あなたがブランドを作る場合はどれを重視したらよいのでしょう。

※このNOTEは2010年発行「好きを仕事にする自分ブランドのつくりかた」の一部を再編集して紹介しています。

テーマ17:マーケットから発想する◆お客様が欲しいモノを考えるデザイナーのなかには、商品の

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21.合同展に参加して、新規の取引先を獲得するために

21.合同展に参加して、新規の取引先を獲得するために

自分のECサイトで売って成長しているクリエイターも多いのですが、ここでは小売店へ卸売して販路を拡大していくための手段として展示会の活用について考えます。自社の商品力に加えて小売店の販売力や発信力を活用することでビジネスの成長速度が早まります。

新規の小売店等への取引を始めるために、合同展出展は効果的です。2020年春は開催延期が多い状況ですが、次回開催の告知がもう始まっているものもあります。半年

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