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(18)女子高生が同級生に将棋の駒の動かし方を教えたら、半年後に近畿3位になった話

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※記憶に基づいた実話だが、個人情報特定を避けてストーリーに影響がないところは改変するかもしれない。

※正確には8ヶ月後である。

5ヶ月後なう

さて、全国大会が終わった。月末に行くつもりでいた高校竜王戦も、出られなくなった。

普通ならここで高校3年間(私は2年、あの3人は5ヶ月)の将棋部を引退して大学受験……となるはずだが、そうではない。

我々は、D大学の系列のD高校に通っているので、推薦で大学に行けるのである。(よほど成績が悪かったら行けないが、さすがに大丈夫)
2学期の終わりまでの成績で、どこの学部・学科に推薦されるのか決まる。
進路希望の用紙は第6希望まで書けるようになっているが、噂では裏面も使って夜間も含めた全ての学科…第40希望くらいまで書いていいという話だった。

そんなわけで、引退という概念がなかった。

どうせすることがない我々は、出られる大会は全部出ることにした。タダだし。

それが、10月末の全国高校新人戦の京都府予選(兼、京都府高校総合文化祭…なので3年生でも出られる)と、11月の近畿高校総合文化祭(近畿大会)。

ま、でも、とりあえず8月は夏休みだし、みんなそれぞれの部活があるし、定期券が切れている人もいるし、解散。

私は化学部にも属していたが3年生のときは後輩たちが熱心すぎてなんとなく居心地が悪くなり、8月はそんなに行ってなかった気がする。

何してたんですかね?

(19に続くと思われる)

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