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(8)女子高生が同級生に将棋の駒の動かし方を教えたら、半年後に近畿3位になった話

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※記憶に基づいた実話だが、個人情報特定を避けてストーリーに影響がないところは改変するかもしれない。

※正確には8ヶ月後である。

3ヶ月後なう

6月になり、大問題が勃発した。

顧問が替わらなかったことではない。

高校選手権と、バレエ女子Bのバレエ発表会の日程がかぶった。

Bにとっては当然バレエのほうが大事なので、Bはここで高校選手権から脱落した。

しかし我々は楽観していた。

実は、4月末に1年生女子Eが入部していたのだ。
※「D」は高校のイニシャルだから飛ばしてEさんにする。

入部時点で5月の高校選手権京都府予選のエントリーは締め切られていたのでEは出場できなかったが、A・B・Cと同レベルの初心者ながらぼちぼちと将棋を楽しんでいた。

だから、高校選手権の団体戦メンバー表を提出するときに、A・C・Eの名前を書いて提出した。

ところがである。

これが問題になった。

予選と同じメンバーじゃないとあかんらしい。

なんでやねん、学校として権利を得たんとちゃうんか。

ぶーぶー言ってたら、どういう経緯か知らないがA・C・Eの3人で出場できるようになった。

参加校が少ない女子団体戦だからOKになったのかもしれない。
もしかしたらあの使えない顧問ががんばってくれたのかもしれない。
私はM高校のH先生ががんばったと信じているのだけれども。

(9を目指せ)

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