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「そうだ!京都 行こう!」直感から始まるマインドフルネス

冒頭の写真から中年の哀愁漂う背中の写真を失礼しました。

はい、これは僕の後ろ姿なのですが、自虐的な話ではなく、今の自分を象徴する写真になったのでヘッダーに使ってみました。(;^_^A

1.そうだ!京都 行こう!


先日、突如と思い立ち、京都へ行ってきました。

思考の整理をたっぷり行うために、少し遠方に出かけることを年に2度ほどのルーチンにしているのですが、場所は沖縄にするか、北海道にするか、それとも別の場所に?など、頭を駆け巡りました。

ところが、なぜだか突然頭の中に声がこだまし始めたのです。

「そうだ!京都 行こう!」

このコピーが降りてきました。

こちらのコピーはJR東海さんが仕掛ける京都観光強化キャンペーンの一環のPRフレーズとしても有名ですよね。

理屈ではなく、感情をうまく表現したキャッチコピーは我々に行動を促すため、本当に言葉の威力とは大きいものです。

2.思考の整理時間をとっているか?



まぁ、場所はどこでもよいのですが・・・話を戻して大切なことは、思考の整理をする時間をたっぷりととる習慣を日常生活に組み込むことです。

著名なエピソードでよく取り上げられるのがビルゲイツの思考の整理習慣についてです。

ゲイツ氏は、1980年代から「Think week(考える週)」といって、半年に1回ペースで1週間まるまる普段の業務からも離れて山にこもり、ノイズを完全に断ち切った状態で考えごとをするそうです。

側近や家族まで連絡を取りにくくし、普段読めない本、論文を読んでは思考を深め、思考を深めては整理して、新たな展開の発想源にされているとのこと。

これは休暇とは別物で、あくまでもノイズを断ち切って良質なインプットと、今後のアウトプットのための仮説づくりや思考の整理を行う「戦略的な時間の使い方」なのです。

詳細は、私が書いたコラムが以下にも掲載されていますので、ご一読ください。

僕もこれをまねて、年に2回ほどは大きめのテーマについて、いったん自分を無にして頭の中を整理するようにしています。

頭の中を整理していなかいと、目の前のtodoリストや他人からの頼み事など、あらゆる忙しさが襲ってきます。

かといって、思考を整理する時間は、目の前の緊急で重要な仕事のタスクと比べ、どうしても優先順位が下がってしまいます。

そのうち先延ばしをしてしまい、気づけばあっという間に1年が終わり、頭の中はノイズだらけ。これでは、成長もなく自分を見失い、無意味に老けていくだけです。

僕は少なくとも嫌です!

だからこそ、まずは年間スケジュールを組み立てる際、長時間自分と向き合う思考の整理DAYを先にスケジュールを入れ、必ず実行するように強制力を働かせています。

3.思考の整理場所をもっているか?


時間を確保したら、次は自分にとっての”聖地”を決めることです。

お気に入りのカフェが考え事に適しているという人もいるでしょう。

また、過去には車の中が一番自分を無にして頭の整理が進むという方もいました。公園を散歩した後に、公園の脇に停めた車の中でノートとペンを持ち出して、整理するというのです。

場所はどこでもよいのですが、自分にとって一番良い場所をいくつか持っておくことをお勧めしています。

エリア、立地、空間、風景、音、人の数、臭いなど要素は様々ですが、理屈ではなく直感で自分にフィットする感覚を大切に選んでみてください。

僕の場合は、遠方なら山口県萩(長州藩の幕末志士のふるさと)、伊勢神宮、鹿児島知覧(特攻隊基地跡)、北海道の美瑛(ラベンダー畑)、そして京都の5大拠点です。

大切なことは、観光地やミーハーな場所ではなく、いつもとは異なる環境に身を移すことが本質です。

脳に刺激を注入しないと、今までの延長線だけでは、新たな発想も湧いてこないですからね。

ちなみに、今回の重点エリアは、京都の哲学の道、詩仙堂の2スポットでした。


単なる逆光ですが、後光がさしているようでベストショットとなりました。noteのヘッダーに使った写真も詩仙堂の庭園を眺めながらぼーっと、自分を無にしているときの写真です。


4.思考の整理テーマは何が良いか?


時間を確保し、いつもとは異なる環境を準備したとしましょう。

次は、何を整理すればよいのか?の話ですが、ポイントはたった一つです。

”普段考えないこと”を考えるということです。

僕の場合は、以下をテーマにすることが多いですよ。

①いったい自分は何者でどこへ向かっていくのか?
②10年後のライフスタイルのイメージとは?
③自分は次世代に何を残すべきか?

この3点を自問自答し、仮でもよいので自分なりの整理と答えを出します。

イメージの輪郭ができれば、最後にまとめとして、1つだけ決めごとをして思考の整理を終えます。

今、何に集中し、どこから手をつけるべきか?

このように、根源的で原点となるテーマを自問自答し、はじめの第一歩目を見出す時間は、ノイズに振り回されず自分らしくあり続けるためには必須の”栄養分”となります。

あなたは、栄養分を自分に与えていますか?

5.直感を大切にすること


今回は、いつもと異なる環境で思考を整理するためのテンプレート的なお話をしてきましたが、気をつけなければいけないことがあります。

・直感を大切にすること。
・自分の衝動に素直になること。

どうしても、考え事をすると、邪心が入ってきます。

「目標は一応立てたけどできそうな気がしないなぁ」「これ、友達に話したらどう思うだろう?」などと。

そこで、思考の整理時間くらいは大切にしてほしいことは、邪心や理屈に邪魔をされないように自分の直感に忠実になってください

第一番目に頭に浮かんだものが直感であり、自分の素直な気持ちです。二番目以降に思い浮かぶのは、それを否定する批評家の自分で理屈ですから。

ノイズにまみれた日々から脱出した時くらいは、自分の気持ちを大切にしてほしいのです。

僕は、こうして環境を変え、自分に素直になり、思考をスッキリと整理することが最大のマイドフルネスとなっています。

瞑想やヨガだけではなく、あなたも思考の整理習慣をもってみてはいかがでしょう?

おしまい。

さて、今回の内容は
いかがだったでしょうか?

少しでもお役に立てば幸いです。

それでは、また会いましょう!

著者・思考の整理家® 鈴木 進介

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