記事一覧
SORACOM UG 九州 #13に参加して感じたこと
2024/3/29(金)に博多で開催されたSORACOM UG 九州 #13に参加してきました 。夜行バスで高知から博多へ。そしてその日の夜行バスで移動するという弾丸スケジュール。7つのプ…
M5Stamp TimerPower(電源制御モジュール)で待機電流を100μAオーダーにする方法
(24/6/10修正)
タイトルをμAオーダーから100μAオーダーに変更。関連部修正。
M5Stamp TimerPower(電源制御モジュール)を使用し、待機電流を100μAオーダーに下げる方法をまとめます。また、Wio Extension – RTC(電源制御モジュール)との比較についてもまとめます。
1. 背景と目的電池駆動型IoTデバイスを自作する上、待機電流をいかに下げるかは、非常
M5Atom Echoでテキストを喋らせる方法
テキストから音声ファイルを作成し、マイコンに埋め込める形に変換し、M5Atom Echoでテキストを喋らせる方法をまとめます。
1. 背景と目的ボタンを押すと特定のテキストを喋るデバイスの製作依頼を受け、その製作過程をまとめます。
2. M5Atom Echoでテキストを喋らせるプロトタイピング段階では、ボタンとスピーカーがついたデバイスである、M5 Atom Echoを使用することにしました
【IoT】技術コミュニティと生成AIが生み出す好循環
生成AIは技術開発分野においても有用ですが、技術コミュニティと掛け合わせることでより好循環を生むと感じています。この記事では、私自身の経験をもとに、技術コミュニティの有用性についてお話ししたいと思います。この記事が、皆さんが技術コミュニティの良さを考えるキッカケとなれば幸いです。
■生成AIの登場で自作IoTシステム開発の難易度が下がったこの記事は自作IoTシステム開発シリーズの一部として位置づ
SORACOM UG 四国 in 高松 2024初夏 IoT×生成AI=!! 参加レポート
生成AIは、IoTの現場にどのような変化を与えるでしょうか?
SORACOM UG 四国 in高松に参加して得られた気づきを整理します。
■開催概要2024年5月18日、香川県高松市でSORACOM UG 四国のイベントが開催されました。テーマは「IoT×生成AI=!!」でした。以下はWebサイトから引用した概要です。
■IoTの活用事例は3つに分類できるここからは、参加して得られた気づきを一
『「都市」というレンズを通してみる日本の未来』 聴講レポート
日本、特に高知県は、人口が減少し続ける中でどのような100年後を迎えるのでしょうか?本記事では、京都大学の森知也教授の人口予測モデルに基づき、100年後の高知県の姿を探り、私たちにできる行動について考えます。
■背景と目的2024年5月11日、京都大学経済研究所 森知也教授による『「都市」というレンズを通してみる日本の未来〜100年後の日本の都市と地域のすがた 急激な人口減少がもたらす淘汰と希
四国アドベンチャーラリー2024 参加レポート
愛媛県で開催された、「四国アドベンチャーラリー2024」(オフロードバイクイベント)に参加し、高知での林道ツーリングイベントを構想(もとい、妄想)しました。参加レポートと妄想をまとめます。
背景と目的2023年秋ごろから、カブでダート(≒林道)を走ることにハマっています。森林率84%の高知県。ダート道も沢山あり、時間があれば地理院地図を見ながら山を走り、見つけたダート道をGIS上にプロットし、オ
M5Stack Japan Tour 2024 Spring Osaka 参加レポート
M5stack Japan Tour 2024 Spring Osakaに参加して得られた気づきをまとめます。
背景と目的2024/04/28(日)はMaker Faire Kyoto 2024に参加しましたが、2024/04/29(月)は大阪で開催されたM5stack Japan Tour 2024 Spring Osakaというモノづくりイベントに参加しました。現物を見たり、開発者と話しをさ
Maker Faire Kyoto 2024 参加レポート
Maker Faire Kyoto 2024に参加して得られた気づきをまとめます。
背景と目的ものづくりのアイデアを得るべく、2024/04/28(日)に、京都で開催されたMaker Faire Kyoto 2024に参加しました。高知から京都へ。現物を見たり、開発者と話をさせて頂くことで得られた気づきを、自分なりに言語化します。プログラム(PDF)はこちら。
詳細1. 盆栽xテクノロジー
【IoT基礎】#07 「センサー」をどう選ぶか?
IoTシステムによって現場情報を得るためには、観測したい現象を正確に把握し、それをどのような物理量で計測するかを決定することが重要です。本記事では、「観測したい現象」と「物理量」と「センサー」を結びつけるための思考プロセスについてまとめます。
背景と目的このIoT基礎シリーズでは、IoTデバイスを自作する上で必要となる知識の全体像を知るとともに、自作する上で必要となる各要素に関し、どのような選択
【IoT】アメダスの気象データをSORACOMに送信する方法
気象庁が発表しているアメダスの気象データを、SORACOM Lagoonで可視化する方法を解説します。IoTデバイスで取得したデータに、気象データを重ねることができます。
背景と目的IoTデバイスで取得したデータが、雨量や気温などの気象データに関連している場合、IoT取得データと気象データを重ねて表示させることができれば、データ分析が容易になります。それぞれのデータをExcel等で重ね合わせるこ
【IoT基礎】#06 「電源制御モジュール」をどう選ぶか?
電池駆動IoTデバイスを長期稼働させたい場合、必要な時間だけ電源供給する間欠運転が有用です。本記事では、間欠運転を実現するための部品を「電源制御モジュール」と定義し、電源制御モジュールの必要性と、自作IoTシステムに適した電源制御モジュールである「Wio Extension – RTC」についてまとめます。
背景と目的このIoT基礎シリーズでは、IoTデバイスを自作する上で必要となる知識の全体像
SORACOM UG 九州 #13に参加して感じたこと
2024/3/29(金)に博多で開催されたSORACOM UG 九州 #13に参加してきました 。夜行バスで高知から博多へ。そしてその日の夜行バスで移動するという弾丸スケジュール。7つのプレゼンを聴講して感じたことを、自分なりに振り返ってみます。なお、発表スライドの一部は、下記ページにアップされています。
1. 社会のデジタル化を担う IoT とIoT プラットフォーム「SORACOM」 by ㈱
【IoT】SORACOM LTE-M Buttonの日本版とグローバル版を徹底比較してみた
SORACOM LTE-M Button日本版とグローバル版を、徹底比較しました。
案外差があることがわかりました。
背景と目的ソラコムから販売されているSORACOM LTE-M Buttonですが、日本版の他、グローバル版が販売されていることを知りました。何が違うんやーということで、比較検討します。
詳細1. SORACOM LTE-M Button 日本版とは?
これです。
SORA
【IoT】消費電力量低減のため、複数回の計測データをSORACOMに一括送信する2〜課題と解決方針〜
前回記事では、消費電力量低減のため、複数回の計測データをSORACOMに一括送信する意義と課題について、整理しました。本記事では課題解決案を考えます。
背景と目的電池駆動型IoTデバイスにおいて、消費電力量の低減は最重要課題の一つです。消費電力量を下げる手段の一つとして、IoTデバイスに接続されたセンサーで現場データを取得後、毎回クラウドに送信するのではなく、IoTデバイスに一時保存し、一括で送