「芸術賛美」

上映中、目の前で男性が感電していた。しばらくすると男性が動かなくなった。彼の手からスマートフォンが滑り落ちた。

 事前に説明があったというのに愚かなものだ。上映マナー違反者を椅子から電気を送って感電死させるとはよく考えたものだ。

 ここ数年で映画館でのルール違反の処罰が厳しくなった。みんながあまりにも守らないせいだ。
 
 館内でマナー違反は芸術を冒涜する行為だ。 僕はこの案に同意だ。映画の最中、大声で喋ったり,携帯触る奴は首でも括ってしまえばいい。

 上映を終えて,劇場から出て,映画の余韻に浸っていると視界の端に黒焦げの人間が担架で運ばれてるのが見えた。ルールを守れば良かったのに。そう思いながら再度,今日見た映画の事を考えた。

 
 

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