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7冊出版した僕がKindle出版を辞めた理由

今回は、今年の6月からKindle出版をはじめて7冊の本を書いた僕がなぜKindle出版をやめたのかについて書く。


Kindle出版を始めた理由

まず、Kindle出版を始めた理由について書く。
企業が次々を副業を解禁する昨今、稼げる副業や個人で稼ぐ方法をネットでよく見かけるようになり、僕も個人で稼ぐということに興味をもった。Youtube投稿、アフィリエイト、物販、株式投資、FXなど、ネットで調べるとさまざまな種類の稼ぎ方があった。

そこで僕が目をつけたのがKindle出版だった。
大学生になったばかりの時に「人生でやりたいことリスト」をつくり、やりたいことの一つに本を出版したいと書いたことを思い出した。
本の出版をするのはハードルが高いイメージがあったが、Kindleなら素人でも簡単に本を出版でき、しかも収益も得ることができたので、Kindle出版を始めることにした。

Kindle出版を辞めた理由

そもそも始めた理由は、本を出版したいからとお金を稼ぎたいからの二つだった。
本を出版する上で重要な動機が僕には備わっていなかった。
初めて出版した『大学生が青春18きっぷでぼっち旅』という本をのぞいて、一冊の本にしたいと思えることがなかった。

『大学生が青春18きっぷでぼっち旅』以外の6冊の本は、売れるだろうなと思ったことをネットで調べてまとめた本だった。
つまり、僕は6冊も書きたくない、ネットに情報があるので書く必要もない本を書いたことになる。
Kindle出版の仕方を書いた本やサイトを見ても「Kindle本に書く内容はネットから探せるのでネタには困りません!!」みたいなことを平気で書いている。

ネットや他の本で手に入るようなことしか書いていない本を値段をつけて売ることは、読者にとってお金と時間を無駄にするだけなのでは?
やっていることは迷惑な転売ヤーと変わらないのでは?と考えるようになり、僕はKindle出版をやめることにした。

正確にはやめたわけではない

Kindle出版をやめることにしたと書いたばかりじゃないかと思われるかもしれないが、正確には辞めたわけではなく、一旦やめるという感じだ。

先ほど、『大学生が青春18きっぷでぼっち旅』以外の本はネットの情報をまとめただけだと書いた。
『大学生が青春18きっぷでぼっち旅』は僕が青春18きっぷで一人旅をして、楽しかったこと、感動したこと、思わぬトラブルにあったことなど、本当に一冊の本にまとめたいと思ったので出版をした。

これからは、自分が体験したことや考えたことのなかで、これは本にして残しておきたい、読者と共有したいと思ったことだけを出版していく。
本にして残しておきたいと思えるようなことに出会うには、まず実際に体験しなくてはならない。だからKindle出版は一旦やめる。
僕は一人旅が好きなので、次に出版する本は旅行記になるだろう。楽しみに待っていてほしい。

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