子どもから夢を奪う大人たち キャンディ♡キャンディとウルトラマンメビウスの関係
2011年4月25日にとても悲しい出来事がありました。俳優の田中実さんが自らの人生に幕を閉じたのです。田中実さんと言えば、「凛凛と」で注目を浴び、「温泉へ行こう」でその人気を確立させた名俳優です。
その後、私の大好きなウルトラマンシリーズの「ウルトラマンメビウス」では、サコミズ隊長役を務めました。そのサコミズ隊長は後にあのゾフィーと一体化し、我々中高年のウルトラマンファンを感動させてくれました。当時の私も涙腺が崩壊したことを今でも鮮明に覚えています。
私は、大人は子どもから夢を奪ってはいけないと考えています。少し前にキャンディ♡キャンディ関連で下の2点の記事を書きました。今回は田中実さんの件とキャンディ♡キャンディの不幸な出来事について述べます。
必殺技コレクション ウルトラマンゾフィー
下の動画では11秒あたりから田中実さんの登場し、ウルトラマンゾフィーと一体化します。詳細はウルトラマンメビウスの第50話をご覧下さい。今ウイキペディアを見て驚愕したのですが、50話の内合計3話で視聴率1%台を叩き出しています。低すぎますねぇ。主人公のヒビノミライを演じた五十嵐隼士さんは、テレビ放送から約7年後に俳優を引退しています。「ウルトラマンメビウス」だけでなくこの方も人気がなかったのでしょうか。当時東関東で盛り上がっていた中年のおっさんは、私1人だけだったのかもしれません。
大人のエゴが子どもを不幸にする
「キャンディ・キャンディ著作権裁判」に関しては、上のリンク先をご覧下さい。ここでは大人のエゴについて書きます。
田中実さんの自殺の原因は不明です。一説には
とも言われていますが、これもまた想像の域を出ません。いずれにせよ、子どもに夢と希望を与えるような役柄を演じていた俳優が自殺することは、絶対に許されることではありません。完全に田中実さんのエゴだと思います。私は今でも悲しみでいっぱいです。そして、今も胸が痛いです。
ちなみに、エゴとはエゴイズム(利己主義)の省略で、他人の迷惑を考えず自分の利益のためだけに行動するやり方、考え方のことです。
これと同様に、「キャンディ・キャンディ著作権裁判」もまた、完全に大人のエゴが根底にあります。このエゴにより、私たち大人だけでなく、子どもたちもキャンディ♡キャンディの漫画を見ることも、アニメを視聴することも困難になっています。
個人的には、「キャンディ♡キャンディ」は名作だと考えています。そして、後世に語り継がれるべき漫画・アニメであるとも思っています。このような名作を自ら封印してしまった大人たちに対して、私は失望感しかありません。
私の心からの嘆きや悲しみ、怒りが多くの方々に伝わり、いずれは大きなうねりとなってほしいものです。そしていつか、その波が「キャンディ♡キャンディ」復刊などの動きになればいいのですが、現時点では100%無理でしょう。
<今日の3行日記>
昨夜、『物価上昇「生活苦しくなった」68%【JNN世論調査】』という記事を見つけました。しかし、私の近所のスーパーはどこも特売ラッシュで、むしろ生活が楽になっているかもしれません。今のところ私は上の68%には入っておりません。
今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。