研究者のためのSNS活用ガイド
📖 文献情報 と 抄録和訳
「投稿か滅亡か?」若手研究者のためのソーシャルメディア活用ガイド
[レビュー概要] ソーシャルメディアの利用はここ10年で急増し、成人の大半が少なくとも1つのプラットフォームにアカウントを持っている。LinkedIn、X、TikTokなどのサイトでは、ユーザーは文章や動画、長文や短文など、さまざまな形式でコンテンツを共有することができる。ソーシャルメディアは、研究者が協力関係を築き、新しい研究を迅速に普及させ、社会的インパクトを示すために利用することができる。このオピニオン・ピースは、特にキャリアの浅い研究者にとってのソーシャ ル・メディアの価値を強調し、キャリアの浅い研究者がどのように戦略的にソ ーシャル・メディアを利用し、ネットワークとオンライン上の存在感を築くことが できるかについて提案することを目的としている。
■ SNSプラットフォーム選択の際の考慮事項
・ソーシャルメディアで情報を発信することは、多くの人々の生活を改善し、政策に情報を提供する可能性を秘めているが、コンテンツの到達範囲について現実的に考えることが重要である。
・このことを念頭に置いて、(1) 作品を共有する目的、(2) ソーシャルメディアのための情報作成に費やすことのできる時間、(3) ターゲット層(例えば、18歳から29歳の成人はInstagramを利用する傾向が高く、30歳から49歳の成人はLinkedInを利用する傾向が高い)について考えてみることは有益である。
■ ソーシャルメディア・プラットフォームの例、それぞれの長所と短所、アカウントの例
🌱 So What?:何が面白いと感じたか?
これまで、いくつかのSNSについての文献抄読をしてきた。
今回の文献が稀有なのは、それぞれ1つのSNSプラットフォームに限局したレビューではなく、各プラットフォームの特徴を明らかにしてくれたことだ。
そして、自分がしたいことや、投稿したいコンテンツの特徴によって、適切なSNSプラットフォームを選択する、という視点。とても勉強になった。
僕は現在、1つの文献抄読をnote、𝕏、Instagramという3つのプラットフォームで発信しているが、そこで気づいたことがある。
『内容同じはずなのに、プラットフォームによって全然リアクションが違う』
例えば、最近の内容である「うつ病に対する運動の効果」、noteでは「65スキ」、𝕏では「11いいね」とnoteが多い。
一方、最近の自著である「大腿骨近位部骨折の臨床予測モデルSR」においては、noteは「39スキ」、𝕏では「68いいね」と𝕏が多い。
それぞれのSNSプラットフォームの住人、至適文字数、ビジュアル適度、作品的価値の高低、いろんな要素があいまって、リアクションが決まってきているのだろう。
今回、その構成要素の一部を学ぶことができたので、それぞれのプラットフォームに合った投稿内容を考えてみてもいいかもしれない。
⬇︎ 𝕏での投稿✨
○●━━━━━━━━━━━・・・‥ ‥ ‥ ‥
良質なリハ医学関連・英論文抄読『アリ:ARI』
こちらから♪
↓↓↓
‥ ‥ ‥ ‥・・・━━━━━━━━━━━●
#️⃣ #理学療法 #臨床研究 #研究 #リハビリテーション #英論文 #文献抄読 #英文抄読 #エビデンス #サイエンス #毎日更新 #最近の学び