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Create Cat★#1
第一話 ポンコツ魔法猫 ここはマジックアイランドの、魔法の町の隅の魔法の猫だけの町、
「マタタビ」
僕は人間年齢で6歳。1000年前には魔法で厄災ドラゴンを追い払った由緒あるアシェラ家の猫なのに、マホウの「マ」の字もできない猫。名前はエンピツだ。
創立200年の中流魔法小学校で入
Create Cat☆彡☆彡☆★#46
第四十六話 捕獲完了 ガチャと扉の空いた音がした。三人同時に振り返るとそこにはアナウンス通り(39話)の奴が三体がいた。明らかに筋骨隆々と細細の奴が。『怪しい猿型で成猫(成人みたいなもの)三匹ぐらいの高さの影を発見しました。』うんアナウンスが通りだ間違いない。とエンピツはほぼ現実逃避をしながら、クレヨンを見ると、「この町の付近に、怪しい猿型で成猫(成人みたいなもの)三匹ぐらいの高さの影を発見しまし
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第四十五話 置いてきたもの
エンピツとクレヨンはドンガラガッシャンと聞こえた震源ならぬ音源に向かった。するとそこにはタンスの下敷きでのびているジマがいた。助けなくてはと思うエンピツとクレヨンだった。が、エンピツは最近同じような事が起きた気がするが、思い出さないことにした。
10分後
ジマは救出され、エンピツ達が話を聞こうとしたが、先にジマが
「このままでは危ない!」
と言い出した。エンピツ
Create Cat☆彡☆彡★★★★#44
第四十四話 ゴーストタウン 月曜日
エンピツは学校へ向かった。ところが学校には一匹も猫がいる気配はない。さすがに鈍感なエンピツでも不審に思い、町の猫に聞いてみようと向かったが、そこはゴーストタウンと言われる場所になっていた。つまり誰もいない、ということだ。もうこうなったら、すべての疑問を解消してくれるのはクレヨンしかいない。なんとしてでも探し出そう!
数分後
普段はストレスはあまり感じな
Create Cat☆彡☆彡★★★#43
第四十三話
ジマがエンピツの家に来てから一週間経った。
ジマは当たり前のように、暖炉の側で丸くなっている。そこがエンピツの家の中で一番お気に入りの場所のようだ。二番はベッドの上、三番はハンモックの上のようだ(雨の日は暖かく狭い所が三番目となる)。
この通りジマはここが気に入っている。
「このままだと秘密基地に戻らなくなる。しかも気のせいかオヤツの減りが早い気がする。」
と思ったエンピ
Create Cat☆彡☆彡★★#42
第四十二話 忘れられた事「うーん何か忘れているような」
エンピツは少しのを感じながら家に帰った。すると、リビングルームから「ドンガラガッシャン」とマンガみたいな何かが倒れた音がした。エンピツが驚いて、リビングルームに行くと、タンスの下敷きになっているジマの姿が!!エンピツは
「なぜここに!」
とおもいながら
慌ててタンスを上げ、助けようとしたその時インターホンが鳴り。その画面にはクレヨンが、エン
Create Cat#0
ある世界の何処かに奴はいた。その気になれば、ありとあらゆるものものを具現化できるという夢のような能力を持った…ネコが!
何でも作れるネコこと、エンピツは一匹で、自分が作った(というか描いて出してる)おもちゃで今日も遊ぶ。毎日絵をかいてはおもちゃで遊ぶのだ。
「平和だなあ」
と言いながら、しかし何事も
Create Cat☆彡☆彡★#41
第四十一話 仕込み刀エンピツ達が真っ先に向かった店、『武器屋さん』はすごい品切れ状態に陥っていた。どうやら町中の猫がいろいろな武器屋や万屋・万事屋へ護身用の武器・薬を求めて買いに行ったらしい、そのおかげでどの店も全ての商品が売れていて、店員は全員ホクホク顔をして、お金の入った袋をジャリジャリと鳴らしている。さらにいえば夜の十時まではマタタビ(エンピツの住んでいる街)のお店は営業しているはずなのに、
もっとみるCreate Cat☆彡☆彡#40
第四十話 武器屋さん
エンピツは忘れていた。スキルで武器ぐらい作れることを、
そこでまずエンピツが創造でダガーを描くと…なんとなく風船でできたようなダガーが出来た。エンピツはそれを「気のせいだ。」と割り切りクレヨンに渡した。だがあまりにも弱そうと思ってクレヨンがどこからか持ってきた
安全ピンでつつくと、
なんということでしょう凄い大きな音を立て、ダガーいや風船が破裂した。その音で先生が駆け付け、
Create Cat☆彡☆☆☆★★★★#39
第三十九話 帰宅 洞窟を出て十歩ぐらい歩いてエンピツ達は気づいた。
課外活動で一泊二日のほぼキャンプに来ていて、十日たっていることに。
怒られるので帰りたくなかったが、エンピツ達は覚悟を決めて、たしかクラスメイトや先生がいた村へと帰ることにした。
たしか洞窟から5キロメートル歩いたり、走ったり、を繰り返して、やっとかはよくわからないが、村へとたどり着いた。そこには、これだけ待っていたから当たり前
Create Cat☆彡☆☆☆★★★#38
第三十八話 限界 な、なんだと、かたを叩いて知らせた。だと、エンピツは一生懸命考えたのにあの、
超大音量の自慢話を止める方法が見つからなかったのに、クレヨンはいとも簡単に方法を思いついた。
エンピツが屈辱で後悔?している時それは起きた。肩を叩いてもむしろ殴っても、ジマの自慢話は止められなかったのだ。もう3日は寝てない体でもう耳が耐えられないエンピツ達は遂に立ちながら気絶して、そのまま寝てしまっ
Create Cat☆彡☆☆☆★★#37
第三十七話 事実 そうか、ただコピーしただけで盗ってないのか…とエンピツは考える。魔行機の飛行用魔法術式入り双翼と空間吸引・圧縮・排出用壺の目の前でも聞こえる声でジマは喋っている。
つまり、ジマが聴いている猫の聴覚機能に異常をきたすレベルの声でしゃべっている限りは、エンピツが腹の底から声を出しても、ジマはエンピツの声に気づくどころか自慢話に夢中になりすぎて存在すら気づいてないかもしれない。この状
Create Cat☆彡☆☆☆★#36
第三十六話 疑問 エンピツ達は上手にジマの話だけをスルーしつつ、エンピツ達が気になることだけを聞き取った。
「そういえばオレらって、あっという間にこんなに食料を取ったんだよな」
ん?あっという間にこの量の食料を取った?おかしく無いか、この食料を作るにしてもそもそもここはキッチンがない、料理を作る音も料理のいい匂いもしなかったからだ。(猫は嗅覚と聴力がいい)さらに作るならば相当な時間がかかった
Create Cat☆彡☆☆☆#35
第三十五話 冷蔵庫 ジマが氷をどのように使うか知りたくてジマのところに来たら、なんと仙人が柱に縛られてサルグツワならぬマタタビグツワがついて、悔しそうにもごもご言っているではありませんか。だが、ジマは対象的にとても機嫌がよいそうで、鼻歌を歌っている。すると、ジマは今更エンピツ達が来たことに気づいてなかったようで、いきなり
「見よ、この食料の量を数を種類を!大いに驚くがいい。はーっはっはは」
と自
Create Cat☆彡☆☆★ ★ ★ ★#34
第三十四話 氷の使い道 エンピツは宝珠を取り返すと、なんと自動的にスキル『創造』が戻ってきて、もうみんなと合流できる。けどジマがどのように、あの氷柱を使うか気になったので、ジマの秘密基地の中にエンピツ達はフタの重さに苦戦しながら入っていった。
エンピツ達は本来なら相当迷うはずの迷路と言っても過言では無い秘密基地を難なく突破していっている。なぜだかって?一度きたからである。そんなこんなでもうさっ