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Create Cat☆彡☆彡★★#42

第四十二話 忘れられた事

「うーん何か忘れているような」
 エンピツは少しのを感じながら家に帰った。すると、リビングルームから「ドンガラガッシャン」とマンガみたいな何かが倒れた音がした。エンピツが驚いて、リビングルームに行くと、タンスの下敷きになっているジマの姿が!!エンピツは
「なぜここに!」
とおもいながら
慌ててタンスを上げ、助けようとしたその時インターホンが鳴り。その画面にはクレヨンが、エンピツとジマは玄関に向けて
「早く入って!!!」
と言った(ほぼ叫び)。するとクレヨンが入ってきて、驚いていたが空気を読んで手伝ってくれるようだ。エンピツは手でタンスを上げ、クレヨンは魔法で上げ、ジマは下から押し上げる。三人の連携でタンスは元の位置に戻った。それにしてもなぜジマがタンスの下敷きになったかは、二日前に戻る必要がある……                      
エンピツ達を見送ったジマ達は秘密基地に戻り、氷の到着を今か今かと待っていた。一晩経っても氷は来ない、二晩たったら来ると思っていた。
しかし!氷が来ることはなかった。それでジマはテレポートでエンピツを呼ぼうとしてエンピツを描いたら、何故かジマがエンピツの部屋に来ていた。    実はこの時のテレポートの衝撃でタンスが揺れて、ついに倒れた時にジマはタンスの真下となる位置に居たため、タンスの下敷きになったのだ。
 しかしこの事実をジマ達は知らない、その答えは図書館の古びた本の中にあることも。
 ジマは愚痴を言いながら自分がなぜエンピツの部屋にテレポートしてしまった来たかについての推測をしていた。ジマの予想は
・魔力が自分より多いと相手をこちらにはテレポート不可能
・生命体をこちらにはテレポート不可能
・意思で抵抗可能
・テレポート失敗した場合は、半径50メートル内の何処かへ飛ぶ。
の四つで四つ目は自信があるようだった。そんなこんなしている間に夜になりジマは帰れなくなった。
そこでエンピツの家が一番広く部屋もあったため、ジマはエンピツの家のある部屋に住むことになった。ジマは嫌そうに言っていたが顔はとても楽しそうにしていた。

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