マガジンのカバー画像

学校に行かないという選択。

224
2023年現在、中学校2年・小学校4年の学校に行かないという選択をした子どもたちとの日々の暮らし。学校や学びにまつわること。学びとはなんだろうということを日々感じ考える記録。
運営しているクリエイター

2021年12月の記事一覧

今日の天気は、荒れ模様。
不要不急の外出は控えた方がよいとニュースで流れている。

道路もツルツルですが、

長男は、某大学へ段ボールで3D地形作り講座に。

二男は、科学館へ天体望遠鏡手作り講座に。

お爺さんは、山へ芝刈りに。

お婆さんは、川へ洗濯に。

何れも、必要至急。

漫画みたいな毎日。「おせち作りの効用。」

漫画みたいな毎日。「おせち作りの効用。」

おせち作りをしながら、子どもたちと様々な会話をしなが作業をする。

田作り用の煮干しの入った袋は、プラスチックで出来ている。そして、煮干しが輸送中に崩れてしまわない為の配慮もあってか、中にもプラスチックのシートが入っている。お煎餅を購入したときなども入っているあのちょっとやわらかいデコボコしたシートだ。

「どうしても、こういうゴミってでちゃうよねぇ。この中のプラスチックシートもないと駄目なのかな

もっとみる
漫画みたいな毎日。「お節作りの最中、長男の耳石講座はじまる。」

漫画みたいな毎日。「お節作りの最中、長男の耳石講座はじまる。」

クリスマスも近いこの時期。

街はキラキラと飾られ賑やかになっていますが、私の照準は、クリスマスを飛び越し、大晦日までに、お節作りを仕上げて行く事に合わせられています。

お節を作るのは、時間も手間も、体力も、それなりに消耗するので、毎年、「あぁ、今年も、この季節がやってきたなぁ・・・。」と、忙しさに追われる事を想像し、やや気が重たくなってしまう部分があります。

それなら、いっそのこと、作るのを

もっとみる
学校に行かないという選択。「サケの皮の皮靴作りワークショップ。」

学校に行かないという選択。「サケの皮の皮靴作りワークショップ。」

 サケの皮はアイヌが冬に履く靴(ケリ)の材料として重要だったそうです。 男性用の長靴、女性用の短靴があり、底部にサケのひれがくるように作られ、すべり止めの役割をはたし、履く時には内部に枯草などを入れて保温性を良くし、使われていたのだそうです。

今回は、このサケの皮靴のミニチュアを作るワークショップに参加しました。こういったイベントに参加すると、北海道生まれではない私は、「あぁ、北海道だわ~!」と

もっとみる
漫画みたいな毎日。「明日が、必着日なんですが。」

漫画みたいな毎日。「明日が、必着日なんですが。」

長男が、〈動物園の一日飼育員体験募集〉のお知らせを見つけたのは、12月1日のことだった。

お知らせが記載されたチラシには、他にも、二男も参加できそうな科学館のワークショップなどもあり、インターネットでの申込みを済ませた。調べたところ、動物園の一日飼育員体験は、インターネットからの申込みではなく、〈封書で10日必着。〉とのこと。

HPから申込み用紙をダウンロードし、印刷してみると、「参加したい本

もっとみる
漫画みたいな毎日。「旅の終わりは、いつだって少し寂しい。」

漫画みたいな毎日。「旅の終わりは、いつだって少し寂しい。」

子どもたちとの強化合宿の様な旅が、終わりを告げようとしている。

急斜面をガシガシ登る末娘。

雪像作り。こちらは、ユニコーン。

こちらは、漫画・鋼の錬金術師のアームストロング少佐。ポイントは、腹筋のシックスパックと、カールした前髪とヒゲ。

空の青さと、雪山の圧倒的な厳しさをも含んだ美しさが、自分の存在など、取るに足りないものだと感じさせてくれる。

それがまた、心地よい。

旅の〆は、三笠市

もっとみる
漫画みたいな毎日。「ルービックキューブと長男。」

漫画みたいな毎日。「ルービックキューブと長男。」

長男が、ルービックキューブにハマっている。

以前、お祭りでくじ引きか何かでもらったルービックキューブがあったが、然程、熱心ではなった。

何かにハマる時というのは、前触れもなく、突然やってくるのだ。

長男がトランペットのレッスンから帰ってくると、珍しくやや興奮気味に話し始めた。

「トランペットの先生、最近、ルービックキューブの練習してるんだって!世界で一番凄い人は4秒で6面揃えるって動画、見

もっとみる
学校に行かないという選択。「この感情に、呼び名をつけないでいたい。」

学校に行かないという選択。「この感情に、呼び名をつけないでいたい。」

ずっと拒食をしていたアカハライモリが昨日、命を終えた。

一昨日くらいから、まったく動かなくなり、長男も、「もう、駄目かもしれない・・・。」と言いながら、毎日、生理食塩水を取り替え様子をみていた。

私も気にかかり、長男の机の上の飼育ケースを日に何度も覗き込んで、その姿をみては、なんとか、状況が好転してくれたらいいと願った。

こういう時、人は、何かに祈ってしまうものなのかもしれない。

普段はな

もっとみる