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菫の独り言

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とりとめもない話をぽつりぽつりと。
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29歳になったよ

29歳になったよ

ついにラスト20代
まだ見ていない未来をよりも
人生で1番楽しかったって言えるかもしれない

病みに病んだ10代があったし
誕生日の自殺率が増える気持ちも心底わかるし
20歳まで生きることができたらもう死のうと
決めていた過去があったけれど
その病んでいた期間が少しでも明るい未来に繋がっていたと思える日々が来た
誕生日をお祝いされて素直に自分が生まれてきて良かったと思えた
そんな気持ちをくれた20

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ストレスは王将が解決した

ストレスは王将が解決した

また残業の日々だった
病院に行ってないから定かではないが
突発性難聴だろうか
突然左耳が聞こえなくなって耳鳴りがした
その日から耳が心做しか聞こえにくい
生理は終わらないし毎日悪夢を見る
年々ストレスや疲れが顕著に体に出てくるようだ

1週間が終わってゆったり起きた土曜昼
そそくさと王将に駆け込んだ
餃子定食と生ビールにジャストサイズのエビチリ
熱々の餃子に白米をかきこんで
生ビールで流し込む

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混沌

混沌

好きだったものを好きじゃなくなる瞬間が嫌い

熱しやすく冷めにくいものの
たまに冷めてしまう時がある
好きな芸能人なんて一時は
片っ端から雑誌を読み漁って
その人のインタビュー記事を読んで
少しでも考えに共感したくて
あなたと相性がいい錯覚をして
お揃いを買って誕生日会を開いた

でも何をするにも勝手だった
どんなに好きでも距離は縮まらないし
どんなに相手を思った行動をしても
相手は知る由もない

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ストレスの発散には散財がつきもの

ストレスの発散には散財がつきもの

限界OLな私は週に5日たっぷり残業して
MAXまで働く
元気なうちは頑張って働こうって思ってるから
いいんだけれども
どうしてもストレス発散は必要なわけで
溜まるストレスの多さや重さに比例して
ストレス発散の規模も大きくなってくる

ちょっとのストレスはちょっと美味しいものを
食べるだけで大体は発散出来る
でも重いストレスがのしかかると
ちょっと美味しいものを食べたくらいじゃ
なんの解消にもならな

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束の間の女子力

束の間の女子力

お風呂キャンセル界隈なんて言葉がある現代
よく言えば私もお風呂キャンセル界隈
悪く言えばただのズボラ女

100歩譲って風呂に浸かるのは好き
温泉も好き
でも出てからのドライヤーが世界一嫌い
ドライヤーが嫌すぎて風呂キャンセルしてる
って言っても過言ではないくらい

大きな声で言えないけど夏とか正直髪乾かせない
日々のセルフケアがきつい
化粧水とかもぬれない
クリームなんてまず持ってない
眠いが勝

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怒涛の2月

怒涛の2月

私は1月31日急に退職を決めた
去年の夏頃から色んな部署の管理職がちらほらと退職しはじめた後、業務過多に耐えられなくなったその下の社員たちが次々と退職していった
遂に年末うちの部署の係長が退職し
同じ部署の1番よくしてくださった先輩も
2月で退職を決めた
もちろんどれだけ人数が減っても給料は上がらないし人数も増えない
そんな中先輩が退職するとなると自分の業務量がどうなるのかは明白だった

ただでさ

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猫のヒエラルキーは頂点

猫のヒエラルキーは頂点

家族全員踏みつけ起こす
人間と猫
超えることの出来ないヒエラルキーの違いを
感じながら起きる
起こしてくれてありがとうとまで思えたら上出来

鳴きわめく猫
どうやらちゅーるを貰うまで鳴き続けるらしい
とんでもないやつだと思いつつも可愛い
私に言わないとちゅーるを自分で食べることすら
出来ないこの子が愛おしくてたまらない

食べたらうんち
押し出し式なのか?
あと人間がご飯を食べようと座った瞬間

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彼から見る景色

彼から見る景色

彼の見る世界に映る自分が好きで
いつまでもそこにいたいって思った

私が綺麗な景色に見惚れている間に
彼は綺麗な景色にいる私に見惚れていたらしい
いつの間にか撮られたたくさんの写真の中に
彼は私を映す

久しぶりに感じたじんわりとした暖かさに
涙が出そうになった

陽だまりの世界にいるような
こんな幸せがいつまでも続きますようになんて
おとぎ話のように願って、願って、願って

28歳これから1年よ

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よろしくね、28歳

よろしくね、28歳

誕生日って自殺率が高いんだって

改めて生まれてきたことについて
考えた結果死を選ぶのか
それともこの年齢までは頑張って生きようと
決心してその達成感で死を選ぶのか
わかるけどわかりたくない

私も10代の頃何度も死にたいと思った
生きづらい世の中に絶望して
全てを自分の手で終わらせようとした
死ぬことすらできない自分に嫌気がさして
死んでいく人が羨ましくもなった
だけど親の顔を思い出すと
こんな

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3年ぶりに彼氏ができた話

3年ぶりに彼氏ができた話

口の中でクリームソーダが
弾ける感覚がしてはや2週間
目の前の何気ない日常がキラキラして見えた

忘れかけていた久しぶりのこの感覚に
まだまだ戸惑う
なんだか胸がいっぱいになってしまって
言葉が出てこなくなって
少し更新出来なくなってしまってました

辛い時の方が人間らしくて
心の底に眠っている言葉がどんどん出てきて
辛い時の方が私らしいのかもしれない
なんて自分の幸せが怖くなったあまり
自分で追

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27歳、ぎっくり腰になった話

27歳、ぎっくり腰になった話

ある夏の日
連休だったこともあり気分よく
部屋の掃除をしていた昼下がり
押し入れに物を入れようと持ち上げた瞬間
ピキっという音と共に
金輪際私の腰は動かなくなった

今までぎっくり腰というもの自体
言葉としては認識していたものの
実際に自分が患ったことはなかったため
正直何がぎっくり腰か分からなかった

しかし、ピキっという音が鳴った瞬間
あぁこれがぎっくり腰かと瞬時に認識出来た
腰を動かそうとす

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御局女を反面教師とする

御局女を反面教師とする

どの世界にも御局様はいるもので
例に漏れず私の会社にもバッチリ存在する

自分が御局様になる前は
御局様を確実に目の上のたんこぶというか
嫌な存在と認識するのにも関わらず
なぜなってしまうのだろうか

物事の伝え方1つにしても
次からこうやってくれると嬉しい!
と言えばお互い気持ちがいいものの、
なんでこんなやり方をしているの?
というように1度相手を嫌な気持ちにさせる

正直理解出来ない、という

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推しの恋愛

推しの恋愛

アイドルの熱愛が出る度にネットは荒れる
間違いなく推しの熱愛は賛否両論ある話題だろう

これは1つの憶測にしかすぎないが
ただ好きだから応援してますという人は
アイドルも人間なんだから自由に恋愛したらいいという思考になりがちで
好き+推しの夢を叶えたいという思いで
応援している人は
なぜこのタイミングで熱愛しているんだ
という思考になる気がする

好きで応援する分には普通にCDを買ってYouTub

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夏って病まない?

夏って病まない?

お風呂上がりのドライヤーが嫌
せっかくメイクをしても汗で崩れるし
冷房で体はだるいし
セミはうるさいし

そんな気だるさを帳消しにするために
夏祭りとか花火大会があるのではないか
そんなことを考えてしまうほど
遅れてやってくる五月病に嫌気がさす

心底夏が苦手な私は
夏に外出をすることさえも躊躇う
専ら人混み確定の夏祭りや花火大会
なんてものとは無縁の人間だ
それが理由かどうかは定かではないが

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