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エッセイ

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感傷的で心が揺れる、愛おしい日々のエッセイ
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感情を外に出せない

感情を外に出せない

さいきんの心の中を、長めのつぶやきのようにつらつらと書いてみようと思う。
相変わらずというのか、思いのほかというべきか、わたしは人間臭く悩みながら日々の営みを続けている。

わたしは、怒りを言葉に出すのがにがてだ。

プラスな、ハッピーな感情は人の倍ほど外に出やすい。喜怒哀楽の"喜"は多い人間だと思う。

なのだけれど、怒りを言葉にするのだけが、どうにもにがてなのだ。

負の感情を『瞬時に』『その

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慣れない。

慣れない。

彼が我が家へ訪れるすこし前、わたしは、机に向かって必死で想いを書き留めていた。

そして、到着した彼を招き入れ、B5の紙にびっしり連ねた君への感情を、覚悟を決めた表情の前に差し出した。

わたしは怖くてお手洗いへと逃げる。

そうしてつづいていく「別れ話」への階段を、知らないうちにわたしたちは2時間ほど、戻れないままにかけ上がっていた。

『とびきりのおしゃれして別れ話を』
コーヒーへのお誘いをデ

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「生きている意味ってなに?」に私なりに回答をしてみました

「生きている意味ってなに?」に私なりに回答をしてみました

『悩みばっかですよ』
『生きてる意味ってなんなんですかね』
と、知り合ったばかりの人から唐突に聞かれる我が人生

持論だけれど、

生きてる意味は無いと思う
というより、無くていいんだと思う。

何かの偶然が重なり合って生まれてきて、今まで生きてきていて、
そこに意味を見出したいなら探して意味付けすればいいし、意味付けしなくても心地よく生きられる人はそうあればいい
ただ生き続けているだけでもきっと

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"普通"はその人の経験の詰め合わせセット

"普通"はその人の経験の詰め合わせセット

わたしは"普通"という言葉が苦手だ。
とてつもなく苦手だ。
「普通は◯◯よねー。」と言われると顔をしかめてしまうほど、苦手だ。
なぜなら"普通"は、「その人の経験の詰め合わせセット」だからだ。

年齢を重ね、関わる人間が増え、さまざまな経験を積むことにより成長し、人間味を増し、時に悲観的になったり反対に楽観的になったり、斜に構えたり、それぞれの"ひと"が形作られていく。
それは、100人いれば10

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【初心者珈琲屋店員🔰の日常】五日目

【初心者珈琲屋店員🔰の日常】五日目

お褒め唐突だが、嬉しいことがあったのだ。

その日は早くに休憩を終え、レジに立ちお客様を待っていた。
ガラガラ、と扉が開くと、立っていたのは白いシャツを着た、シンプルな恰好の女性。
店長がその方へ「おー、Aさん おつかれ」と声をかけた。
親しい方なのかと思い後ろを振り向くと、「この店舗で働くAさん。土日に入ってくれることが多いよ」と店長は言った。(店舗バレ防止のため仮名。)

「初めまして。9月か

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【初心者珈琲屋店員🔰の日常】四日目

【初心者珈琲屋店員🔰の日常】四日目

専門店であるということわたしはこの珈琲屋に勤め始めるとき、「カフェで働くのだ」と思っていた。
もちろん、珈琲豆についての知識が必要である、とか、コーヒーマシンを扱えるようにならねば、ということは勤務前から重々理解していた。
し、それについて自分は初心者であるため、赤ちゃんのような、なにも知らないまっさらな気持ちを持って全部吸収するのだと意気込み、勤め始めることを決断した(この意気込みは今も継続して

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【初心者珈琲屋店員🔰の日常】初日

【初心者珈琲屋店員🔰の日常】初日

今日、2021.09.02
珈琲屋での勤務を始めた。
そして同時に、珈琲屋日常を書こうと思う。

新天地。
学ぶ部分も多い。むしろそればかりだ。
先ずは環境に身体を慣らし、仕事を覚え、一つずつ“出来る“を増やしていくことが先決だろう。

どうしたらより早く覚えられるか
そうふと思い浮かんだとき、さて書き記したらどうだろう、と考えが続いた。

誰かが言っていた
「アウトプットが続くと、インプットした

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【初心者珈琲屋店員🔰の日常】二日目

【初心者珈琲屋店員🔰の日常】二日目

「珈琲屋に勤め始めた。
そして同時に、珈琲屋日常を始めようと思う。」https://note.com/suilaaa00/n/n4069d15b2d1f
ようは珈琲屋で働く私が、成長記録をここnoteに残していくエッセイである。
続編のある小説にも憧れがあった。(これが小説でないことは勿論承知している。)
そんな私の、珈琲屋日常記録。

二日目

抹茶ラテ
メニューの中に“抹茶ラテ“と“アイス抹茶

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【初心者珈琲屋店員🔰の日常】三日目

【初心者珈琲屋店員🔰の日常】三日目

K-POP
わたしのはたらく珈琲屋。
その隣にはとても素敵な雑貨屋がある。

そこにはころんと可愛らしいうつわや、柔らかい/少しかたい/ざらざら感など様々な風合いのタオルや、伝統の職人たちが丹精込めて生み出す鞄や靴などが、きれいに整頓され丁寧に並んでいる。わたしはその物たちと空間がだいすきで、勤務中ちらと見ては勝手にほっこりした気分になるのだ。

そんなすてきな雑貨屋について、ふと不思議に思うこと

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しあわせ、と言ってみること

しあわせ、と言ってみること

「わたしの‘’幸せ‘’って、何だろう?」

仕事を終え、作業をするためいつものように喫茶店に入った私は、普段のルーティンで作業前の読書をしていた。

注文したアイスコーヒーを机の端に置くと、パソコンを開く。そのパソコンに簡単なToDoリストを書き込み、早速鞄から本を取り出す。

作業前には10分間好きな本を読むのが私の最近のルーティンであり、一日の楽しみであるのだ。

今日は、敬愛する夏生さえりさ

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「何を以て普通と言う」

「何を以て普通と言う」

よく利用する喫茶店にて、仲良くしてくださる常連さんに「普通って、なんですか」って聞いたんです、突然。
小学校、中学校、高校、現在と生活してきて、私はどちらかというと“普通“と少しだけ離れた環境にいたんですね。
それは私にとってプラスにももちろん働いているし、それにより“普通とは“と強く考えるタイミングも多くあったわけで。
だから普段の生活の中で、意識しすぎている部分もあったりします。
軽い言葉のキ

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辿り着いた喫茶室と、飲めなかったミルクチャイの話

辿り着いた喫茶室と、飲めなかったミルクチャイの話

大好きな豆腐を買いに行き、ルンルン気分で車に乗り込んだ、休日の午後。
助手席へ置いた豆腐を見ながら多幸感に包まれていると、あの喫茶室に行きたい、と、ふと頭に浮かんだ。
〈喫茶 空豆〉。
席は3席のみ、席は窓のほうを向いていて、緑豊かな公園を見下ろせるようになっている。
“ひとりでゆっくり“本を読めるような、こじんまりしたそんな喫茶室だ。
外は寒く、車をひとりで走らせていたわたしのバッグには、文庫本

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日記

日記

久しぶりの平日休み

ぼんやり決めた予定のなか、大好きなタオルケットに耳まですっぽりと潜り込み、もう一度眠る体勢(私は横向きでしか眠りに入れない)をもごもごと作りなおして、
仕事に遅刻する夢をみた。

身体はリラックスしていたいのに、妙にリアルなその夢は私をどんどん目覚めさせていく。
気持ち悪くなって、思い切り布団から飛び起きた。

シフト表を確認して、ふーっと溜息をつく。
やはり今日は休みに違い

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制限のなか、ゆるりと生き抜くカスイ的算段

制限のなか、ゆるりと生き抜くカスイ的算段

本文は、新型コロナウイルスに関する内容に触れます(有益な情報を流す媒体ではありません)ので、罹患されている方など、ご自身の体調に合わせて読まれることをおすすめします。

自粛、自粛、日に日に増える感染者数、大型イベントの中止要請、時期遅れに感じる政策発表、怒る市民、買い占め、そしてまた自粛、自粛、自粛。

疲れてしまった。
ニュースを見ればこれらの言葉が交わされている日々。
政府の政策が遅い /

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