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【番外編③】なぜ今の時代に、IT企業のStockが「週5でフル出社」するのか?

「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに情報共有ツール「Stock」を運営している、株式会社Stock 代表取締役の澤村大輔@d_sawawa388)です。

私たちStockが、チーム全員で正しい方向に向かって働くために、大切にしている考え方をご紹介します。

2020年からの新型コロナウイルスをきっかけに世界中で一気に「リモートワーク」という働き方が広がりました。
特にオンライン上で業務を完結させやすいIT業界では、国内外を問わず「リモートワーク」を取り入れる企業が非常に増えています。

しかし、Stockはこの時代のIT企業にも関わらず、迷うことなく「週5でフル出社」という働き方を選択しています。

その理由を一言でいうならば、Stockのミッションである「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」という世界に、よりスピード感を持って力強くアプローチできると思っているからです。

現在Stockでは採用を強化していますが、この時代のIT業界で「リモートワークなし」を選択すれば、もちろん採用活動の難易度は一気に上がります。
それでも私たちがリモートワークではなくあえて「週5でフル出社」を選んでいる理由をお伝えします。

||①どう考えてもオフィスの方が集中できる

そもそも自宅は「仕事をするのに最適化」されておらず、「心身をリラックスするのに最適化」されている場所です。

この前提があるので、どんな人でも自宅でオフィスと同じように集中力を保ち続けるのはかなりハードルが高いはずです。

まして、家族や子供がいるなら、このハードルがさらに高くなります。

仕事に集中するためには、自宅よりもオフィスの方が圧倒的に効率的なことは間違いありません。

||②意思統一のストレスが大きい

ある特定の「作業」を淡々とするだけなら、リモートワークでもある程度は対応できるかもしれません。

しかし、Stockの仕事のように議論を重ねて物事を進める場合は、「作業」だけではなく熱の入った「社内ミーティング」の存在が重要になります。
(社外の人との打ち合わせなら良いのですが)「社内ミーティング」の場合、オンラインでの打ち合わせは、とにかくストレスが大きくなります。

例えば、誰か一人でもネットワーク状態が不安定になれば、そのオンライン会議は非常にストレスが溜まるものになるというのは、多くの方に経験があることかと思います。

また、ホワイトボードを使った議論もできませんし、画面を通じたやり取りでは相手の”微妙な温度感”は全く分かりません。

このように、「作業」だけでなく、チームで議論を重ねて仕事を進めていこうとすると、リモートワークでは仕事の質が大きく下がることになってしまいます。

||③リモートワークだと、コミュニケーションの機会が消える

これは一般的にもよく言われることですが、リモートワークになると一緒にランチに行くことはもちろんなくなるし、ほんのちょっとした立ち話なども一切なくなります。

週5で一緒にいれば「元気がないな」「悩んでいそうだな」「ここはケアした方が良いな」という気づきがありますが、リモートワークではお互いに相手の機微を察知することはかなり難しいでしょう。

||④オン・オフをしっかり切り替えた方が結局ハッピー

「リモートワーク」とは、つまり自宅が「職場兼自宅」になるということです。どうしたってオンとオフの境目は曖昧になってしまいます。

私たちStockは「オンとオフの境目」がクリアな方が、思いっきり仕事できて、思いっきり休めて、結局ハッピーだと考えています。
黒か白かハッキリしている方が精神的に楽で、ずっと「グレー」な状態というのは結局ストレスが溜まると思っています。

||⑤アーリーフェーズでは企業文化の構築がとても重要

私たちStockはまだまだアーリーフェーズの会社です。

一つひとつの言動や、メンバー間のちょっとしたコミュニケーションを通じて、Stockの企業文化が日々作られていっているのを感じています。
この企業文化をしっかりと構築するためにはどうしても対面コミュニケーションが不可欠で、リモートワークだけでは難しいと思っています。
特にStockは採用拡大していますが、一度も会ったこともない人と信頼関係を築くというのは、もはや不可能だと思っています。

先日、フルリモートを導入している企業の人が「転職して1年経ったけど、実はまだ誰とも直接会ったことがないので、どういう人たちなのか正直よく分かってないんです」と言ったときには仰天しました。

||Stockは「出社のメリット」を確信している

ちなみにStockメンバーからは「出社」が非常に好評です。

コロナが当初猛威を振るっていた頃は、Stockでもさすがにフルリモートワークになっていましたが、逆に上記に挙げた「出社のメリット」を強く確信できるきっかけになりました。

この時代に「リモートワークなし」を貫こうとすると、上述したようにもちろん採用活動の難易度は一気に上がります。IT業界で働くことに興味を持っている方には「週5日フルリモートワーク」を条件にしている求職者の方も少なくないからです。

しかしStockは、例え採用活動の難易度が上がるとしても、上記のメリットの価値を共有できるメンバーと会うことを優先しているので、引き続きStockは「週5フル出社」の考え方を堅持していこうと思っています。

||Stockでは新たなメンバーを大募集!

急成長中のStockでは、すべてのポジションで新たなメンバーを大募集しています!

週5フル出社の価値を共有でき、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」というミッションにご興味をお持ち頂けた方は、是非お気軽にStockにご応募ください!

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番外編③:なぜ今の時代に、IT企業のStockが「週5でフル出社」するのか?

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