40度の熱があっても、0.5秒で分かるのか? | Stockが大切にしている考え方 #3
私たちが運営する情報共有ツール「Stock」のミッションは、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」であり、その言葉通り「非IT企業」の方々を念頭に置いたツールです。
非IT企業の方々が気持ちよく使えるためには、とにもかくにも「シンプルで簡単なプロダクト」であることが重要であり、私たちはこの点に対して非常にシビアな基準を持って日々Stockを開発しています。
それがこの「40度の熱があっても、0.5秒で分かるのか?」という基準です。
|| 新機能の要望は多いが ……
Stockには、日々ユーザーの皆様から新機能の要望が届いており、蓄積されている機能要望リストは既に1,000を優に超えています。
どれも個別に見ると間違いなく便利な機能ばかりなのですが、その中には「一瞬の便利さ」と引き換えに「プロダクト全体のシンプルさ」を奪ってしまうものも少なくありません。
Stockを開発・運営している以上、私たちはStockのことならば隅から隅まで熟知しています。
少々のパターン分岐が入っても「このパターンならこう」「このパターンならこっち」という風に頭の中で整理できてしまいます。
|| 本当に必要なのは『非IT企業』の人にとってシンプルなプロダクトだ
しかし、当然のことながらStockのユーザーの皆様は、Stockの仕組みを開発者である私たちのように当然熟知はしていませんし、そもそも情報共有ツールの裏の仕組みに誰も興味はないはずです。
そのため、世界で一番Stockのことを”知ってしまっている”自分達の理解を基準にして、「自分たちから見た時にシンプルで簡単か?」という程度の甘い基準では、全くを持って物足りないというのが私たちの考え方なのです。
そのような甘い基準では、とてもではありませんが世界中の『非IT企業』の方々から見た時にシンプルなプロダクトにはなりえません。
|| 40度の熱があっても、0.5秒で分かるのか?
一番Stockのことを知っている自分たちから見た時に、せめて「40度の熱があっても、0.5秒で分かる」くらいのシンプルさになって、初めてStockのミッションである「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」が出来る状態になると思っています。
Stock社内の打ち合わせでは、
という言葉が、ビジネスサイドからも開発サイドからも頻繁に飛んでいます。この実装基準は、チームの骨身にまで浸透している基準です。
この分かりやすく一義的な基準のお陰で、Stockは今日もシンプルさを保ち続けることができています。
Stock導入先の学習塾さんから「ITに詳しくない65歳の人でも、Stockならば何の説明もなく使えており、本当に感動した。」というこの上なく嬉しい言葉を頂けているのは、この強烈な基準を愚直に守り続けているからだと信じています。
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|| Stockでは新メンバーを募集しています!
このように、使いやすさを追い求めるStockは現在絶賛採用中で、すべてのポジションで新しいメンバーを大募集しています!
一緒に「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」という壮大なミッションの実現を目指すことにご興味をお持ち頂けた方は、是非お気軽にStockにご応募ください!
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