グレーが最悪 | Stockが大切にしている考え方 #9
Stockの考え方に「グレーが最悪」というものがあります。
「白」でも「黒」でもなく、中途半端に間をとった「グレー」な施策をするのは悪手だという考え方です。
これはなぜかと言うと、「グレーな施策は、Next Actionに繋がらないから」というのがその理由です。
仮に「白」で間違えた場合には、次は「黒」で試してみようというNext Actionに繋がります。逆に「黒」を選んで間違えたなら、次は「白」というNext Action に繋げればよいと判断できます。
しかし「グレー」で間違えた場合には、次は「黒」にすれば良いのか「白」にすれば良いのか分からず、Next Actionに繋げることができません。
そのため、Stockでは「グレーが最悪」であり、「白」か「黒」かハッキリと選択して決断するということを徹底しています。
|| 「グレー」で良いことはない
しかし「グレー」を選択するというのは、様々な場面でとてもありがちな光景です。たとえば別々の部署の「部長A」と「部長B」が異なる意見を持って議論しているとしましょう。
「お互いの良いところをとって『アイデアをガッチャンコ』しましょう」
「この辺りが『お互いの落としどころ』ですかね?」
などという形で「白」でも「黒」でもなく「グレー」な結論になる。
こうした光景は、多くの人が目にしたことがあるはずです。
このような「グレー」な結論で、良いものが生まれることはありえないと言っていいでしょう。
|| 「グレー」は楽な逃げ道
「グレー」を選択するという行為は、非常に楽な、いわば逃げの行為です。「グレー」で良いのであれば、ユーザーが本当に求めるものを理解する努力も必要ないし、心理的にもリスク回避ができるでしょう。他メンバーとも意見をぶつけ合わず、何となく平和で、しかもみんなで話し合って仕事した気になる。
しかし、そんな生温いアプローチをしているうちは、シャープな価値が生まれることはありえません。
Stockにおいては、「グレー」な結論を出すのは仕事でもなんでもなく、ただそれっぽい理屈をこねてるだけで価値の無いものだとしています。
|| 「グレーが最悪」から生まれる価値
ちなみに、この「グレーが最悪」という考え方が徹底されていると、あらゆる施策がハイクオリティに研ぎ澄まされていきます。
何しろ「Next Actionに繋がることを大切にしている」ということは、つまり「失敗することは当然の前提で、スピード感を持ってNext Actionに繋げさえすれば良い」と考えているということです。
失敗することが一切問題視されず、しかもスピード感を持って施策を打つことが当たり前だと思っていれば、常に施策がハイクオリティになることは当然という訳です。
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