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「すみません」から入れるか | Stockが大切にしている考え方 #8

「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに情報共有ツール「Stock」を運営している、株式会社Stock 代表取締役の澤村大輔@d_sawawa388)です。

私たちStockが、チーム全員で正しい方向に向かって働くために、大切にしている考え方をご紹介します。

私たちがとても誇らしく、そして「いかにもStockらしいな」と感じる文化の一つに、「何か問題が起こった時に、まず『すみません』から入る」というものがあります。

何か問題が起きたらまず「すみません」から入るなんて当たり前じゃないか?と一瞬思われるかもしれません。
しかし、世の中でこの当たり前のことが徹底的に浸透しきっているチームは、実はかなりレアケースなのではないかと思います。

「想定外の出来事がありまして ……」
「協力会社のせいでして ……」
「私はやったのですが、原因はあの人が ……」

など、まず「言い訳」から入るケースが、世の中の圧倒的多数ではないかと感じています。「言い訳」で始まる報告を受ける側の印象は、まさに「聞き苦しい」の一言に尽きます。

「言い訳」から入る人と、「すみません」から入る人の、決定的な違いは何でしょうか?

私は「自分の仕事の領域に、『オーナーシップ』を持っているかどうか」だと思っています。 

|| 「すみません、障害が発生しました」

かなり前のことですが、Stockのシステムが一時的にアクセスしづらい問題が発生したことがありました。(※当時ユーザーの皆様にはご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした)

この時の原因は、Stockのシステム本体ではなく、Stockが利用している外部サーバーにありました。世界的にも有名なサーバーで、Stockだけでなく世の中の多くのシステムが一斉にアクセスしづらくなるという、グローバルレベルでの異常事態でした。

Stockを開発しているエンジニアからすれば、ややもすれば「外部サーバーが悪いので、私は悪くありません」とでも言いたくなってしまう場面です。
しかし当時、Stockのエンジニアは誰一人「外部サーバーが悪いのであって、私は関係ありません」とは言いませんでした。

「すみません、障害が発生しました。本当に申し訳ないです。すぐに私たちで対応します」

このように即「すみません」から始まり、最後の最後まで一切言い訳せず、自分たちの仕事をやり遂げていました。

|| それは「オーナーシップ」があるから

なぜ彼らはこのように「すみません」から入り、一切言い訳をしないのでしょうか。

それは彼らには、Stockのシステム領域は、自分たちが『オーナーシップ』を持って管掌しているという自負があるからです。

Stockのエンジニア達は、Stockのシステム領域に強力な『オーナーシップ』を持っていて、『自分たちがすべて責任を持つから任せてくれ』という強力な自負があるのです。

根本的な原因は外部サーバーの障害であっても、そのサーバーを選んだのも自分たち、その恩恵を受けていたのも自分たち、そこにオーナーシップを持っているのも自分たち、だから責任を持つのも自分たち。

このように強力な自負を持って仕事しているため、自分たちが管掌しているシステム領域で問題が起きた時は、当たり前のように「すみません」から入り、一切の言い訳をすることがないのです。

一切の言い訳をすることなく、オーナーシップを持って責任を果たし遂げようとする姿は、仲間として本当に信頼できるし、同じ会社で働くメンバーながらとてもカッコいい姿だと感じます。

|| Stockは全員が『オーナーシップ』を持って働くメンバーたち

ここでは開発チームを例に出しましたが、Stockでは全ての人たちが、自分の管掌領域で何かまずいことが起こったら、当たり前のようにひと言目は「すみません」から入ります。

本当に当たり前のように、全員が全員この動きをします。

「言い訳」や「他責の言葉」は一切入りません。Stockはメンバー全員が、自らの管掌領域に対して、強力な『オーナーシップ』を持っているからです。

Stockでは、すべてのメンバーが、自分の仕事に対し当たり前のように『オーナーシップ』を持って働く環境があります。そして何か問題が起こっても「すみません」から入り、言い訳や他責に走らない、とても気持ちの良いチームメンバーばかりで構成されています。 

|| Stockでは新メンバーを募集しています!

「何か問題が起こった時に、まず『すみません』から入る」文化が定着しているStockでは、現在すべてのポジションで、新たなメンバーを大募集しています!

少しでもご興味お持ち頂けた方、是非お気軽にStockの採用にご応募ください!

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