マガジンのカバー画像

息子二人の子育て日記

123
約十数年に渡る子育ての記録の中から、息子たちの発したおもしろい言葉や、気になったことを抜粋しています。 まだアップしていない記事も今後加えていく予定です。
運営しているクリエイター

#教育

「生き残れるか!?我が家のオタク系」

「生き残れるか!?我が家のオタク系」

                          2004.11.15記録
当時テレビ番組でちょっとお気に入りだったのが日テレの『世界一受けたい授業』でした。
いろんな分野のスペシャリストが、学校ではとうてい教えてくれなさそうな楽しい内容の授業をしてくれるアレです。

過去の授業の中で経済評論家の森永卓郎氏が、現在の教育に関して経済学からの視点での考察を述べられていましたが、エリート学校を狙う

もっとみる
「今も使用され続ける地雷の卑怯さを聞く。若き伝道師の全国行脚」

「今も使用され続ける地雷の卑怯さを聞く。若き伝道師の全国行脚」

長男が小学校二年生の学年末のことです。
小学校にて地雷教室があるという文書がきていて、子どもたちはもちろん、保護者も自由に聞けるというので行ってきました。

講演してくださる方というのが、NGO「ピースボート」スタッフの上 泰歩(うえ やすほ)さんという女性。なんと自転車に乗って一人で北海道から沖縄まで、日本中を出前教室という形でまわっていらっしゃるそうです。札幌から那覇まで各地の小学校を訪れて

もっとみる
「となりの芝生」

「となりの芝生」

全国的に寒いのでは、というほどの年。次男、三年生の冬である。

その寒さが原因なのか、きちんと手洗い・うがいをしていなかったからなのか、次男が週初めから咳がひどく、火曜日には熱を出し、火・水・木曜と三日間学校を休んでしまった。
なんとか金曜日は熱もさがり元気も出てきたので、どうにか登校。

その前の日曜日、部屋を閉め切って友だちと暴れながら遊んでいたので、てっきり埃を吸ってアレルギーで咳が出たのだ

もっとみる
「伝統が途絶えた…?」

「伝統が途絶えた…?」

以前書いた長男のある競技に参加する前にじいちゃんと反則技についての攻防があった話。
次の年もまた長男が同じ競技大会に出た。前の年の話はコチラ。

https://note.com/soware/n/nad934ea4abf9

結局以前書いているような、このスポーツにおける反則技(実際には試合でこの技をやって、それで反則負けにはならないそうだ。いわばちょいズルい技)は、長男が通う小学校ではこれまで

もっとみる
「一所懸命さと気合と礼儀だけでも良しとしよう」

「一所懸命さと気合と礼儀だけでも良しとしよう」

我が家が住む地域は田舎で、小学校も児童数が少なくて参加する様々な競技も、ほとんど児童を総動員しないと試合が成立しないほどだった。

なので運動神経があまりない長男も否が応でもサッカーのメンバー登録をさせられた。
(前記事の“部活”というのは、サッカー練習のことだったのだ)
いや、一応任意なので決して強制ではなかったのだが、周りからの同調圧力をまったく感じないほど私は鈍感ではなかったので、多少嫌がる

もっとみる
「子どもの測り知れない能力」

「子どもの測り知れない能力」

我が家の子どもたち、特に長男はお世辞にも勉強がよくできるというお子様ではなかった。
小学三年生時だったか、漢字だって一年生で習ったものでも使わないと忘れているし、九九も一つのところでいつもひっかかっていた。

集中力も怪しく、授業参観でも先生から指示されたことをすぐにはせずに勝手に違うことをしているのを見たら、親である私のほうがイライラして、跳んでいってポカッと叩きたくなるほどだった。

宿題も毎

もっとみる