ピピのつばさ「フルーツ島の秋」

ピピのつばさ

どこか　

遠い遠い　世界の　

広い広い　海の上に　

小さな　かわいい島がありました。

そして　その島には　

心やさしい　果物の妖精たちが

住んでいたのです・・・。

ピピのつばさ

それは　優しさのつばさ

リンゴさんとピピが　森の中で出会う時　

優しさのつばさが　羽ばたきます。

「フルーツ島の秋」

ススキの穂が　風にゆれて　こんにちはを　するようになると。

フルーツ島にも　秋が　やってきます。

すると　ピピと　ネズミの兄弟の　ちゅう子とちゅう太も

トゲトゲの　栗のイガに　「キャッ、キャッ」　言いながら

栗拾いをしたり。

ピピと　ネズミの兄弟の　チュウ子とチュウ太とで

力を合わせて　届かない場所の　カキの実を　とったりします。

でも、　三人とも　

かならず　栗もカキも　少しだけとらないで　残しておきました。

それは、これから　寒い冬をむかえる　

森のクマさんや　小鳥たちのために　残しておいたのでした・・・。

こちらも、どうぞよろしくお願いいたします(#^.^#)。

「ピピのつばさ・1ページ絵本」｜アートとメルヘンと創作の森｜note

画像素材　ACイラストより

2022.10.29