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ソニーとハワイ(ソニーオープン・イン・ハワイ前編)

ソニー広報部のRTです。2024年も、ソニーと広報noteをどうぞよろしくお願いします!

今回は、ソニーグループが1999年からタイトルスポンサーをしているPGA(全米プロゴルフ協会)公式ゴルフツアー『ソニーオープン・イン・ハワイ』について。ハワイ最大のチャリティゴルフイベントで、2024年大会は1月11日~14日開催(現地時間)です。

日本で活躍するアマチュア・プロのゴルファーが世界へ羽ばたくための挑戦をサポートするために、今年もソニーがタイトルスポンサーとして保有する選手招待枠の一部を、「ソニーオープン・チャレンジ」として公益財団法人 日本ゴルフ協会と一般社団法人 日本ゴルフツアー機構へ提供。アマチュアからは中野麟太朗選手、プロからは蝉川泰果選手が出場しています!!⛳

サムネイルは、本番前日のからりと晴れた青空の、18番ホールグリーンに向かうフェアウェイ。α1で撮影。


ソニーオープン・イン・ハワイ

この大会は、世界の一流プロゴルファー144人を招いて、毎年1月オアフ島のワイアラエ・カントリークラブにて開かれる、ハワイで最大のチャリティーゴルフイベントです。PGAの中で新年の序盤を飾る大会で、2022年に松山英樹選手が優勝したツアーでもあります。

入り口にはいってすぐのWALL of CHAMPIONS。歴代優勝者がずらりと並びます。1983年に日本人として初めてPGAツアーを優勝した青木功選手や、2022年優勝の松山英樹選手の写真もあり、日本からの観戦者が足をとめる姿もあります。
大きなボードが来場者を出迎えます。

この大会の母体は1928年に発足して、1965年からPGAツアーになりました。1999年からソニーグループがタイトルスポンサーとなり、今年で26年目。アメリカ国内および世界約216か国の5億6000万世帯に配信もされるので、放送や報道でご覧になった方もいるのではないでしょうか。

ツアー3日目の入場待ちの列。荷物検査をしっかり行っています。観戦者がグッと増え、コースの中も一層にぎわいます。

開催場所は、ハワイのゴルフ場の中でも格式の高いワイアラエカントリークラブ。ワイキキから車で15分ほど、ダイヤモンドヘッドからは車で5分ほどの場所にあります。
公式ウェブサイト ☞ Waialae Country Club

収益はすべて寄付へ

この大会の収益はすべて、パートナーであるFriends of Hawaii Charitiesを通じてハワイのコミュニティに寄付され、これまで総額2,400万ドル超が350以上の慈善団体に。ハワイ最大規模のチャリティスポーツイベントです。

チャリティイベントとして、本番前日に開催するアマ・プロ大会も大きく貢献します。アマ・プロ大会は一般的に、トーナメント主催者がお客さまなどを招待し、プロゴルファーとのラウンドを楽しむ懇親イベント。ソニーオープン・イン・ハワイでは、プロ選手40組に対し、3組のラウンドする権利をリアルのオークション形式で募ります。その全額が寄付にまわるという仕組みです。その他の組み合わせは、ルーレットで公正に抽選会で決定。

オークション会場は大盛り上がり。18番ホールグリーン横の、ソニーのスカイボックス観客席にて開催。
注目のペアと回れるのは誰…?!会場の目は前方のモニターに釘付けです。

憧れのプロ選手とラウンドができ、チャリティにも貢献ということで、トーナメント本番前にボルテージはどんどんあがっていきます。最終の組み合わせが気になる方は、こちらから

スカイボックス観客席で提供しているFoodのひとつ、海老天海苔巻き。エビが揚げたてです。

そして、ゴルフファンなら必ず訪れたいワイアラエCCのプロショップも、会期中大盛況です。ソニーオープン・イン・ハワイグッズを購入すると、その15%が寄付にまわります。

Public Welcomeのサイン
定番のTシャツ
ピンクや緑、青など種類が豊富なゴルフマーカー。マグネット式で、帽子にピタッと付けられます。
マーカーは、ボールのあった地点を示す目印として使います。
帽子、サンバイザー
帽子がずらり
ゴルフタオルとボトルホルダー
ゴルフボールももちろんあります

バッグタグは、表がワイアラエCC、裏がソニーオープン・イン・ハワイのロゴ。無料で名前入れをしてくれます。ゴルファーへのお土産としてもおすすめです。

名入れ前のバッグタグ。すぐに仕上げてくれます。

誰でも、少しずつでもチャリティに貢献できるイベントです。

ハワイとソニーグループの深いつながり

ハワイとソニーグループの関係は、50年以上前までさかのぼります。ファウンダーの盛田さんが海外進出をめざしていた時代です。その夢に対してハワイ出身の日系人がさまざまなサポートを下さり、ソニーのアメリカ進出の足がかりが作られました。

その後、1998年にこのゴルフトーナメントがスポンサーを探しているという話を盛田さんが耳にした際、ハワイの人々に恩返しをし、支援を必要としている人の未来への扉を開くことができる機会であると考えたことが始まりです。

1968年10月、ソニーハワイ開所式のオープニングレセプションにて。盛田さんは左から二番目。

ジャンボトロン

18番グリーンにある大きなディスプレイは、ソニーオープン・イン・ハワイの歴史を感じられることのひとつです。

スカイボックス観客席からフェアウェイに向かって18番グリーンをみると、大きなディスプレイがあります。
フェアウェイからグリーンをめざす選手のライブ映像や常に変動するスコアなどが、リアルタイムで映し出され、最終ホールで待つ観客を楽しませます。

開幕当初(2001~2004年)のソニーオープン・イン・ハワイでは、大型カラー映像装置”ジャンボトロン”が設営され、観客を楽しませていました。その後設置は無くなりましたが、20周年を機に当時と同じ場所、同じサイズで再現を試みました。ディスプレイ技術は異なるものの、当時と同じ筐体サイズで実現したのが、今のLEDスクリーン装置です。現地では、当時の愛称そのままに”ジャンボトロン”と呼ばれています。

スポーツを支える技術を詰め込んだテント

ソニーは、ゴルフコースにテントを毎回設営して、来場者のみなさまにソニーの技術を紹介しています。今回のテーマは「スポーツエンタテインメントを支えるソニーのクリエイション技術」。

青空(と時折のスコール)のもと、Sony Tentは4日間オープン。
1番と10番のティーグラウンド、18番グリーンの近くで、人が常に行きかう場所にあります。
テントに入ったらまずは全体テーマ。下のマップの①にあたります。ここから左回りがおすすめルート。
PGAコンテンツ制作チームが使っている機材と映像を紹介(マップの③と④)

今回、ソニーのFX6、α1、α9シリーズをPGAのコンテンツ制作チームがSNSやゴルフ中継用に活用しています。

Leader選手を追いかけるPGAコンテンツ制作チームのJeff。FX6をもって、12番グリーンから13番ティーに移動するところ。遠くから望遠レンズでJeffを撮る私に気づいて、手をふってくれました。
会期中、断続的に実施される記者会見のひとつを撮影中のα
α1をもって、18番ホールからカートで移動するPGAコンテンツ制作チームのAliceに遭遇。

ツアー会期中は、右ふたつのモニター映像をデイリーで更新。選手の躍動感、刻一刻とかわる表情、光る芝生、太陽にきらめく海、風をうけて揺れるヤシの木。テント専用の特別編集映像で、とにかく見応えがたっぷりです。

左側のモニターには、FX6α9 IIIα1の映像を流し、それぞれのカメラの魅力を来場者に紹介。先に進んだTouch &Tryコーナーでは、FX6、α1、α9 IIIの撮影体験ができるようになっています。

発売前のα9 IIIは、プロフォトグラファーからの注目も集めます。
FX6で、小さい噴水の撮影体験ができます。

Touch &Tryを抜けると、次はホークアイについての紹介です。

テニスやサッカーなど、多様なスポーツの裏側にあるソリューションです。

そして、空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)も、来場者の関心を惹きつけます。

「初めて知ったけれど、これはすごい」「専用眼鏡がいらないのは嬉しい」「自宅でサッカー観戦してみたい」などなど、たくさんの声。

老若男女とわず来場者を楽しませていたのは、姿勢認識技術を活用したゴルフスイング体験です。天井に設置した8台のRX0シリーズのカメラを使って、

姿勢をリアルタイムで認識し、

177と番号付けされているのが筆者。カメラを構えているので、両腕が曲がっています‥

アバターを動かしながら、ゴルフショット体験を楽しめます。

アバターは2種類
右利き/左利きを選択して、ショットの瞬間を待ちます。
皆に見守られながら、ナイスショット!!
Sony Tentチーム

スポーツの感動を届けるソニー

ほぼ5日間ゴルフコースを歩き続ける中で、ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラα(アルファ)を持つフォトグラファーを見かけるたびに、心が躍りました。ご縁がつながってお話を伺うことが出来たので、つづきは後編にて!

ストラップ、ボディとレンズの形と色で、遠目からでも識別。

おまけ

クラブハウスには子どもが楽しめるエリアも。ビーチのすぐそばで、のびのびと楽しそうです。
「α1をもち、歩いて歩いて、写真をたくさん撮影しています。プロフォトグラファーの皆さまの緩急ある動きに、見惚れ続けています。今は最終ラウンドの真っ最中で、緊迫の試合に目が離せません!」
執筆:広報部RT