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羽田離婚になる前に〜価値観のズレを絶妙なパワーバランスに変える奥義が存在する

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私は元来、ブサメンだ。
しかも、口下手で人見知りなブサメンだ。
そんな私が高額セールスの世界に入った。

結果は売れた。ものすごく売れた。しかも、購入してくれたお客様の8割は女性だった。

私は知っていた。人に気に入られる方法を。
いや、初めから知っていたわけではない。学んだのだ。気功や認知科学の世界から学んだのだ。

世間では毎年「話し方」関連の本がよく売れる。
“気に入られたい”という願望をみんなが持っているからだ。けれども、残念ながら話し方は重要ではない。身につけても武器にはならない。

武器になるのは「言語化スキル」。
見えないものを、言葉にしていくスキルのことである。私はそれを1万人以上のお客様と相対しながら体得していった。

そのスキルは婚活、恋活でも十分使える。
自分よりワンランク上の領域にいる異性を狙い撃ちしたい。そんな人ほど身に付けるべきスキルに違いない。

私は言いたい。
真のコミュニケーションとは何か? 愛とは何か?
あなたは理解してますか? と。

あなたが誰かに気に入られる。
それは、まさに相手の「気」の中に入ることを意味する。
だからこそ、気功はとても有効な方法なのである。

意中の人に気に入られたい。
そう思って自分を変えるところから始める人がいる。
けど、生命時間は有限だ。しかも、明日はもっと老けている。

ならば、相手のこころを少し変えてしまう。
こちらに気が向くように変えてしまう。
それこそ、私があなたに伝授できる「非言語」コミュニケーションの奥義である。

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〜目次〜

・言葉で分かり合う必要はない
・成田離婚は死語になったが羽田離婚がある
・愛とは他者との差異を観察すること

言葉で分かり合う必要はない

私は気功を覚えたての頃、電車の中で隣に座っている人を眠らせるという練習を気付かれずにやっていた。そんな魔法みたいなこと本当にできるの?と思うかもしれない。これが、意外と練習を積めばできるようになるものなのだ。突然、手からスマホをストンっと落としてしまう人や、完全にこちらへ倒れ込んで眠ってしまう人もいる。練習を積めば自然とトランスマシーン体質になるので、無意識に周りの人に影響が出ることがよくある。

あるとき、セールスの場面で若い女性のお客様が突然、意識を失って倒れてしまったことがある。幸い、すぐに意識を取り戻し、後日介抱してくれたお礼にと、私のためにお菓子を持ってきてくれて、商品も無事購入されていった。

自分がリラックスしていれば、周りの人間もリラックスしてしまうという脳の特性を利用しているだけなので、誰でもコツさえ掴めばかんたんにできるようになる。

一緒にいて心が落ち着く相手。それはイコール「理想の相手」と言える。言葉による相互理解なんてものは通用しない。言葉なんて、むしろ誤解を生みやすい。言葉で生み出された誤解を消すことは、相当な時間を借りないかぎり非常に難しい。もしかしたら、消えない可能性だってある。

重要なのは、意図を入れずに相手を感じること。人はペットでないが、ペットを扱うように優しく接すれば自然と信頼関係は生まれるものなのだ。

成田離婚は死語になったが羽田離婚がある

結構前のことだが、ある日本人花嫁が新婚旅行先のオーストラリアで失踪した事件がワイドショーを賑わせた。無事、花嫁は見つかったが記者会見中、夫の顔は険しかった。いや、少し怒り気味だった。私はそれを見ていて思った。嫁は夫の圧力に耐えきれなかったのだろう。つまり、初めから関係は崩壊していたのだと。

男性は、学歴や職歴、収入など自分よりスペックが上だと判断した女性とは真剣に交際したがらない。(ナンパ師は真逆だぞ。気を付けろ)
なんだかんだ言って、自分で相手を支配したいのだ。これは本能なのかもしれない。けれども、最近は「主夫」という言葉があるように、その傾向は薄れてきているようにも見える。(隠れて不倫していたバカ議員もいたけどね)

“手のしわとしわを合わせて、幸せ〜”って女の子が言う仏壇のCMがあった。実はこの祈りのポーズこそ、幸せに生きるヒントを教えてくれている。

あなたが祈りのポーズを取ったとき、その手は体の真正面にあるはずだ。真正面にあるということは、左右の手が50:50の力で合わさっている証拠でもある。触っているのか、触られているのか分からない感じ。人間関係も同じ。寄りかかっているのか、寄りかかられているのか、意外と分からない。
離れた状態でも、近付こうとしているのか、さらに離れようとしているのか、分からないもの。

これは、武道の世界で言う間合いでもある。相手を徹底的に観察をしなければ、攻撃も防御も失敗する。要は観察が重要であるということである。意図を入れない観察だ。意図が入れば、それはすぐに「監視」に変わる。

愛とは他者との差異を観察すること

裏社会の賭け麻雀で二十年間無敗を誇った桜井章一氏は、あえて一番手間のかかりそうな女性を嫁にしたと著書に書いている。実際、結婚後も嫁さんの金銭感覚はメチャメチャだったらしい。日本刀を背中に突きつけられながら麻雀を打っていたという桜井氏。我々がそこまでタフなメンタルを持っているかと問われれば、多分ノーであろう。

私にも手間のかかる彼女がいた。結局、分かれた。原因は私にあったと思う。当時は尽くしているつもりであったが、すべての行動が相手のためを思いすぎていたのが負担になったのだろう。

相手のため。それは自分の理想を押し付けているだけに過ぎない。自分と他人のあいだに差異があるのは当然である。意図を入れずに差異を観る。相手を受け入れるとは、そういうことだ。

気功の世界では、無意識に委ねることの大切さを教えられる。無意識に委ねてこそ、本当の意味で「利他的」な人間になれるのだ。利他的に生きることは難しいかもしれない。けれども、実は利他的な生き方こそいちばんラクでコストがかからない。力を抜いて無意識に委ねよう、いいことあるから。

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追伸。

今回がnote2回目の投稿。
最後まで読んでいただいたことに心から感謝申し上げたい。
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