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君との秘密は、とても性的だったんだ。

一番近くにいた心友が、人を殺そうとした。
人を何度も刺した。


私の中にある一部になってしまった別の場所で別の感情で、別次元に存在しているようなもので、その時から私は、脳内に別次元を作り別次元が言葉を紡ぎ、現実と夢の境界線で生きたり、感情を三次元に見えたり、会話をするようになってしまった。


その時に、夢か現かわからぬ狭間で見た景色と感じた感情を、15分ほどで書き上げた文章を見つけたから、ここに。




 一生忘れることはない。
一生で一番深い傷。
一生抱えて生きていくんだと思う。

ふと波のように押し寄せるあの感情。
怖くて動けなくなる。

誰にも理解されなくていい。
誰にも理解されたくない。

言葉では表しきれない異様な空気。
異様な関係。

あの特殊な関係、あの特殊な時間
もう しんどい。

夢で見た。

修学旅行中に
学校で、知らない男と寝た。

顔も見たけど、忘れちゃった。
誰だっけ。

前髪が長くて、目が細い。

親も一緒にきていて、父親が、トイレにめちゃ並んでいるときに、レジを済ませようとして、財布を受け取ってカゴを持って母親を財布を持って叫んだ。

あ、先に払うん?

うん。

と言いながら、商品を見てた。

私は、可愛いぬいぐるみを可愛いといった。
母親は、ゾウの小さいストラップが欲しいと言っていた。

でも、あんまり、可愛いぬいぐるみがなくて、
可愛いといって指差したぬいぐるみは、目が悪くて、カラフルな毛を生やしたクマだった。

ただ、色が混じっただけだった。

買い物をして、奥のおおきいイオンとかいろあろ重なったような建物の一回でレジを済ませる。

何かが足りなくて、走って戻ろうとするが、私はそれがどこにあるのか、何なのか分からなくて、困ってしまって、もう1人が走って取りに行ってくれた。

なんだったっけ。
なんか、軽いもの。

買い物に使う、いたって普通の。

なんだっけ。

不安で、孤独な、そんな感じの忘れ物。

そこは、去年もきた事があって、大きな商業施設や、回転する商店あって、壁には落研の笑顔の写真が飾ってある。

腰掛けて、定食を食べてる人たち。
回転しながら、ぶつかり合う。
みんなからの目線がなぜか痛くて、みんながこっちを見ていた。

麺を食べながら、睨む。
会話をしながら目線を外す。

途中で顔がとても熱いことに気がつく。
足を見たら、何かがサバってて、ぱっと立ち上がると、それは彼女だった。

いつもの笑顔で、名前を呼んで抱きしめてきた。
あいたかったと。

え、会いたかったといった。

でも、私は死んでるんだよって。

驚かなかった。あ、死んでるのか。
いつもの彼女だった。

いつもより、少し色彩が鮮やかだったかな。

怖かったけど、不安になったけど、
そんなもんなんかな、くらい。

不安と孤独を同時に感じるそんな感じの。

今までも、そばにいたの?
いつから、私にさばりついていたの?

周りの目が怖かった。
私の周りには誰もいなかった。
1人になっていた。

帰り際に、畷に言われた。
ねぇ、熱いよ?それ、熱ちゃう、?休み!と言われた瞬間、視界が揺らいだ。
頭が揺れた。グラっときて倒れた。

でも、頭の中で母親の声がした。
1人じゃない。
私たちがいる。
家族がいると。

次の日起きると学校だった。
先輩が、動画をネットに上げていた。
学校中で見られた。

彼はニヤついていた。

私を見て、してやった。と誇らしげに。
浴びたのは、人を見下して陥れて、地の底を這うだろう人間に向けられた餞の言葉。

ただ、息を吸うみたいに、
人を傷つける。

ただ、息を吸うみたいに、
過去を想った。

でも、ヤラレタ、とは思わなかった。
そっか、そうなんだ、それくらいの感覚。
夏の終わり、プールに入った時の少しヒヤッとした感覚。

そんな感じ。

学校中のテレビで報道されていた。

動けなくなった。身体中の力が抜けたから。
なんでもどーでもよかった。

だから何?ってくらい。

先生が来てくれた。

誰もいなくなった。

帰りに、ゼミの友達が話しかけてくれていた。
携帯で話題の話や、ゼミの話。普通の会話をした。
みんな、分かってた。

触らず当たらず、そばにいた。

周りの目が怖かった。
みんなが見ていた。

でも、1人だった。

帰り際みんなにバイバイを言った。
誰も私にバイバイをしてくれなかった。

私の存在に気づいていたけど
そこに私がいなかったから。

隣には、彼女がいた。

あなたがいてよかったと言った。
本気であいたかったと。
本気で好きだと。

彼女さえいればいいと言った。
抱きしめたいと言った。

死んでるから抱きしめられないかな?
普通に聞いた。笑いながらいつも通り。
でも、抱きしめられていた。

ウエストが細くて、骨ばった彼女の体を、匂いを、感じた。

抱きしめらるじゃん。

だいすきだよ、会いたかった。

周りから見れば、1人だった。

誰もいなかった。
彼女がいれば他は何もいらない。

夕方、
街灯や街の明かりが綺麗な中。

街中の中の暗闇に

2人で、いつものように。
前のように。

消えていくんだ。

当たり前の毎日に戻った。

ただ、楽しい会話だけ。
苦しい話は一切なくて

最後の日のあなたとの記憶を辿ったみたいに、暖かくて、優しい感じ。

あの日の、あの夜の、あんな感じ。

ただ、浮き足立ったみたいに、背中が浮いてた。不安定だった。

ただ、息を吸うみたいに
人を想った。

そんな気がした。
1人になった夜だった。

でも、温かかった。
怖くて。嬉しかった。

約1年半がすっぽり空いたみたいに、記憶がない。
一年半、何してたっけ。
空洞の時間に首をかしげる。

なかったみたいに、記憶を消した。

今までも、こんな感じで、こんなメンバーで、こんな生活してたっけ。
三年目だったけ。

名前は何だっけ?

辿れば思い出す。

なんだっけ。
この道路。

なんだっけ、
この変な感じ。

なんだっけ、ここで聞こえる笑い声。

毎日、毎日、毎日、毎日、
あなたがいました。

毎日、存在し続けた。

でも、なくなりました。
記憶も過去も。

今しかなくなりました。

一緒に食べたご飯。歩いた道、夜中まで話したコンビニ。あなたの家。あなたと働いた場所。笑った会話。泣きながら相談した時間。ご飯食べた時間。スポッチャした時間。部活をした時間。バイト前まで遊んだ時間。愚痴った時間。笑いあった時間。毎日の電話。あなたの声。泣き声。叫び声。
私の名前を呼んだ声。

泣き叫びながら、私を呼んでたね。
お願い、迎えに来て。会いに来て。助けて、

呼ばれたら、会いに行ったよ。
本質的に必要とされてない事。
わかってた。

お互いが、わかってたけど、
そんなこと、当たり前だから。

必要とされていないことに依存をした。

それが自分の居場所だと狂ったように叫びながらそばにいたのは、きっとそれが愛という名をつけたから。

感情が叩いてぐちゃぐちゃにした感じで。

心が溶けてなくなっちゃいそうで。
黒く虫歯みたいに、ぐずぐずになってた。

もう手遅れで、治せなくて。
液体の心をすくってすくって。

それでも、間に合わなくて、
飲んだ。口の中いっぱいに。

いつも心は空虚だった。
何にもなかった。

感じることも、考えることもなかった。
口からついて出てくる言葉だけに頼った。

それが、表現になった。
元々あの時から、人間同士の会話じゃなかったのかな。

今目の前にある
孤独を癒した。

何も解決しない事を、お互い知っていたからこそ、そばにいられた。

心は、どこかに、体はここに。

気持ちは、あの人に。

心の半分を自分で貪り食べたね。
心の半分をお互いで補った。

間違ってるってわかってても、愛してしまう。

友達を愛すって、変な感覚だね。

友達だから好きだった。
友達だから愛してた。
友達にしては、生々しく愛しあってた。

恋愛感情とかじゃなくて
なんて言えばいいんだろうね。

だって、異様な関係だったから。
なんて言うんだろ。

異様。

うん。異様だった。

頭では理解してても、許容範囲を超えて存在する圧力に任せて愛してた。

だってまだ。子供だから。
それに かこつけて。
愛してた。

恋愛感情とかじゃなくて。
うん。存在を?関係性を?異様な関係を?異様な空気感を?

なんて言えばいいかな。
わかんないや。

あなたを失って。
全てを正当化して、事実にした。

キャッチボールが、返ってくるのが当たり前のように。可愛い自分でいた。

何も知らないみたいに。

演じた。
誰もが虜になるように。

わかっていても、はまるように。
わかりやすく陥れて、楽しむ。

壊れた自分が分かった。
そばに居てくれるなら、体でも心でも相手にあげた。

体はここに、気持ちはどこに?
その一瞬に歪んだ愛を感じて。

目を閉じた。感じた。
感じて。壊して。泣いた。

分かってるのにまた目を開けて、偽りの愛だと気づいてまた泣いた。

その日の男を探した。

理解しなくていい。
理解しようとしないでほしい。

どーせ、理解できないんだから。

自分を愛さなくていい。

ただ、おもちゃみたいに扱って。
そばに居てくれさえすればいい。

なんなら、利用されてる感じがたまらない。
涙が止まらなかった。

それでいいし、それがいいから。

ただ、誰でもいい。

この言葉以外何も要らないくらいに、
私はあなたじゃなくていいし、あなたも私じゃなくていい。

それが心地いいから、そばにいて。

利用をしてほしい。

だから、今日は隣で寝て。

生々しい現実が、真っ赤に見えた。

見えない。何も。

壊れた時間が楽だった。
何も感情がなかったから。

冷たい愛が、愛おしかった。

壊れた自分を肌で感じていた。
でも、頭の中で理解することはしなかった。

理解しているようでそっと遠くに存在している赤の他人みたいに客観的に冷たく見えた。

鏡を、ガラスを挟んだみたいに自分の声は遠く聞こえたんだ。

離れた場所には誰もいなくて誰にも見えていなくて。

隣にいる誰かもきっとそばにはいない。

埋まらないとはわかってたけど、
ただ、そばにいた。

毎日建てる新しい壁。
毎日崩れ去る惰性と信頼。

心の壁はもはや、守るもの自体を失ってた。

空虚な存在を守り続けた。

泣き叫びながら、私を呼んだ声。
直接的な表現で、あなたを表現する。
トラウマ。

あなたは、私のトラウマです。
あなたは、大切な人です。

楽しかったですか?
後悔してますか?
私の事を、恨んでますか?
私の事を、愛してますか?
守れなかったのは、私ですか?

あなたが、行動した時。
心に決めた時。

周りには誰がいましたか?

私には、何も残らなかったよ。
ただ、そばにいて。
そばにいられるようにしてって。
言ったじゃない。
なんで置いていったの?

助けてって、大声で叫んだ。
叫んで叫んで、泣き叫んだ。

ひとりにしないで。
誰かそばにいて。
ずっと叫んだよ。

でもね。

誰も助けてくれなかったよ。
みんな、嘲笑って、傍観者だった。

ずっと1人だった。
本当に困った時、本当に助けが必要な時に残る人が、それでも、そばにいてくれる人が本物だと思ってた。

誰もいなくなったよ。笑
人間なんて大体そんなもん。

なんかね、悲しいとか、辛いとか感情がなくなって、無感情になった。

だから何?
そんな感じ。

大体クソなんだよ。

信頼関係なんて絶対そこに存在しないのになんで人間は信じようとするんだろうね。

私が守りたかった人。
異世界で過ごした時間。

あの時間はきっと、こっちの世界では存在しなかったよ。

共に一緒に過ごした人。

そばに誰もいないから、
自分を守るために
自分を貪り食べ続ける。

空虚な孤独も、時間も。

異様な関係だったね。
異様な空気感だったね。

なんか怖くて気持ち悪くて心地いい。
異様。異様だった。

一生、あんたのトラウマと生きていきます。

今でもやっぱり、
息を吸うみたいに。

涙が出ます。

息を吸うみたいに
傷つける。

無感情に愛した。興味があるみたいに愛してみた。

存在しない時間を抱きしめて生きます。

だから、静かに恨んでよ。
だから、静かに愛してよ。

もう、抱きしめて。

溶けた私のアレを飲んでよ。

ただ、何もないから、愛と呼ぼう。
ただ、孤独だから君に唾をかけよう。


ただ、もう快感だったんだ。


開放なんてしなくていいから、

ずっとこのまま。

愛しているね。









これを私は



秘密と呼ぶね






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