だやも()

感じた言葉も感じた音も、あの時持ってた感情も、意味を無さずに飛ばしたい。伝えたくない伝…

だやも()

感じた言葉も感じた音も、あの時持ってた感情も、意味を無さずに飛ばしたい。伝えたくない伝えたい。もしも私の文章が。あなたの日常の呼吸一部みたいになれたなら。って、初恋みたいに思います。ただのOL。残業は、日常。夜は起きてます。

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年上のあたしと年下の君

学生だった頃。 夜の仕事と酒に溺れていた私は、毎日違う男と出会って毎日違う人と遊んで、仲良くもないその日暮らしの女友達とつるんでは愚痴り、その日、その瞬間に精一杯に輝きを感じる事に必死になっていた。 彼と出会ったのは夜の街で ロクな出会い方じゃなかったのも引っかかっていたからか、 3つも年下の離れた彼のことを、異性として見ることはできなくて 一度も体を重ねた事はない。 彼はそれでもいいからと 何度も会った。 死ぬほど大事にしてくれた。 ただ、ただ想ってくれた。

    • 君との秘密は、とても性的だったんだ。

      一番近くにいた心友が、人を殺そうとした。 人を何度も刺した。 私の中にある一部になってしまった別の場所で別の感情で、別次元に存在しているようなもので、その時から私は、脳内に別次元を作り別次元が言葉を紡ぎ、現実と夢の境界線で生きたり、感情を三次元に見えたり、会話をするようになってしまった。 その時に、夢か現かわからぬ狭間で見た景色と感じた感情を、15分ほどで書き上げた文章を見つけたから、ここに。  一生忘れることはない。 一生で一番深い傷。 一生抱えて生きていくんだと思う

      • お前はかわいいよ

        私には、彼氏がいる。 会社の上司で、仕事がめちゃくちゃ出来る。 出来る男だ。 優しくて、強くて、真面目で、気配りや思いやりがあり、後輩想いで、信頼できる。 こんな理想な人はいない。 世の中顔じゃない。 経験からわかってた。 こんな人と結婚したい。 幸せになれる。 結婚は恋愛だけでは成り立たない。 そんな現実的な私の脳内での理想として掲げられたミッションみたいな彼と過ごす毎日は、ただ息つくようで、時の流れは平和そのもので 穏やかで。 それなりに幸せだった。 そんな

        • 首を絞めながら自由だと笑う

            5月12日。 今日も仕事を終えて帰宅。 21時を過ぎた夜は、なんだかひんやりして嫌いじゃない。 いつも通りの日々で。 でも今日は、なんだかあんまり寝られなかったせいか、とても眠たくて。 少し不安定だった。 そんな日もあっていいか、なんていいながら、 絶対に繋がることのない番号に永遠と指は動く。 聞こえない受話器を手に。 言葉は止まらない。 壊れたラジオみたいに鳴り響く自分の声。 イヤホンで籠っている声。 あぁ、聞こえない。 あぁ。 私が大学生の時

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        • よくわからない
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        記事

          ただそれだけの事なのに

          ただ、それだけのこと。 私は、定量的な人間は苦手だ。 自分の人生の中で定量的なものなんて何も存在してなくて、それ以上のものしかない経験しかないからかな。 それ以上のもので溢れていて、それは言葉で表し切れないほどの何かを伝えてくれたから。 わたしは言葉を出来るだけ紡ぐようになった。 溢れる涙を忘れないように。 こんなに愛おしい気持ちがあるなんて。 こんな贅沢なことなんて。 そんな風に、大切に、大切に。 誰にも渡したりしないよ。 この気持

          ただそれだけの事なのに

          羊たちの沈黙

          こんなに、複雑な映画はある? 出会いはなに? 意味不明なその映画表現には全てに意味があって、その全ての意味に私は陶酔する。 はぁ。 もう、それだけでセクシュアルでそばにあるものでイッちゃいたいくらい、セクシュアルで堪らない。 アメリカ映画の性表象としては、1991年制作の「羊たちの沈黙」にフォーカスして考える。羊たちの沈黙は、ジョナサン・デミ監督により作成され、レスター博士、ハンニバルレクター(アンソニー・ホプキンス)とバッファロー・ビル(テッド・レヴァイン)、そしてク

          羊たちの沈黙

          ねぇ、、、舐めてあげるから、、

          あなたは、私に興味はない。 好きでもないんでしょう? 別に好きとか嫌いとかいう感情さえもきっとないのだから。 ただ、それだけでいいのだろうし、 ただそれだけでそれ以上のことなんて何も望んでないのだろう。 でもね。 私は好きなの。 こんなこともあんなことも。 だいすきなの。 あなたの全部が愛おしくて、 あなたの全てがだいすきで。 最後の最後まで全てが好きで。 あなたの見た目も、 あなたの匂いも あなたの味も

          ねぇ、、、舐めてあげるから、、

          「LEON」〜愛という完全性の内なる欠落〜

          今日も映画について書こうか。 王道だよね。 LEON。 あえて王道も良くない? 結局は、王道が好きだし、王道だと言われるその所以も理由も、探し当てて見つけて行こう。 そっと、みんなが大好きな作品の、引き寄せるその何かが知りたい。 なんて、別にそんなこと思ってなんか無いんだけども。 まぁ、普通に初めて映画を見た時に感じたこの感性を信じて。 何度も見たこの映画について少しだけみんなと共有したい。 私は、本当に衝撃を受けた。 こんな、美しいものが世の中に存在する

          「LEON」〜愛という完全性の内なる欠落〜

          「タクシードライバー」―歴史的背景における社会への憎悪

          映画が好きだ。 こんなことを学生の時に考えながら分析しながら映画を楽しむのもまた、学生らしくなかったのか。 OLとして、社会という事物そのものの一部になった今、やっと学生だから、感じていたものなのか。とも改めて認識のズレを修正した。 なんてたまに、感じながら時たま感じる脳内を駆け巡る言葉と分析と文字の数式を並べてみることにした。 アメリカ映画の「タクシードライバー」を取り上げて考える。マーティンスコセッシとロバート・デニーロという最強タッグによる映画であり、社会を風刺し

          「タクシードライバー」―歴史的背景における社会への憎悪

          自らの内面を覗き見る行為?

            私は映画が好きだ。 猛烈に好きだ。 どれくらい好きかって言ったら1ヶ月に50本観るくらい好きだ。 まぁ、映画が好きな人なんてこの世の中にごまんと居るわけだから。  なぜ、私が映画を観るのか。 なぜ、映画が好きなのか。 映画を通して自らは何を得ているのか、その行為に対する意味は何かを考える。 共感できるものもあれば、それは違う、時間を返せと腹立たしくなるもの、モヤモヤと混沌とした気分で終わってしまうもの、涙が止まらないものがある。 その日の自分やその1日に応じ

          自らの内面を覗き見る行為?

          「密」〜リモートラブ〜

          エレベーター内の張り紙。 「三蜜注意。」 高層ビルの高層階。  見下ろす私、見上げる無数。 見えるよ私。 見えてない君。 長い廊下。 パーテーション。 広い大部屋。 私はここで、あなたの部屋は隣。 距離感を保つ。 聞こえるは、こだます会話と、復唱される受注。 同じ台詞と同じ抑揚。 その言葉だけを生み出すための時間と空間のためだけに開かれた扉。 向き合う画面。 奥行きのある。 そっちの世界は、今は晴れ?

          「密」〜リモートラブ〜

          煙草

          4月21日。 特にいつも通りだったけど。 なんとなく思い出した書き留めておいたこんな話を、 さぁ、書き始めようではなくて、1ミリも理解できないかもしれない可能性が90%くらいの文章を。 ただ、書き留めただけのものを、ここに。 なんでか知らんが、私は心臓が弱い。 特に苦労もした事がないし特別とも思わないけど、 何度か心肺停止したことがある。 自覚自体は、あんまりないけれど、周りにとってはとっても不安なものらしい。 なんでだろうね。 不安なようで、素敵

          新しいシャンプーにしたんだ。

          4月20日 今日は朝から雨が降ってた。 6時50分の目覚ましはいつも通り、都合の悪い悪口が聞こえないフリをするみたいに居心地悪くて、音と共に呼吸の中に封じ込める。 はぁ。 月曜日か。 まぁ、それくらいの感情。 まだ眠たいな。 睡眠時間短かったかな。 それくらい。 顔を洗って化粧して、いつも通りモーニングコールする友人に電話する。 眠そうな声。 「おはよ。寝てた?起きてた?」 「....寝てた。」 今日は睡眠時間をたくさんとったらしい。 ご機嫌でいつもの優

          新しいシャンプーにしたんだ。

          あなたのことが、スキだよ。

          今日は、一つとっても素敵なことに気がついた。 とっても当たり前で、空気みたいにそれが、社会システムに取り込まれていたから、それが常識でそれが構造で、まず、そこにあるべきもので、元々あったから気にもしてなかった。 私の仕事に、「いいね」はつきものだ。 承認欲求を満たされるためだけのものではなく、それで否定し価値観の共有を押し付ける。 認識の違いは人間の違い、 人間の違いは思考の違い、 違いは、違いのままでなく、根本を覆いかぶせ、その上だけをそろえるためのもの。

          あなたのことが、スキだよ。

          今日の夢

          夢の話。 今は昼の13時5分。 起きてから、ふと考えたけど、誰かに読んでもらうための文章のはずなのに、私の書く言葉は、きっと2割も理解してもらえないような文章だと思う。 親切じゃない。 優しくない。 でも、私にはそれでいいから、書いているのだと改めて思い返す。 ただ、自分の頭の中に浮かんだ言葉の端と端を繋ぎ合わせるように、浮かんだまま。 その言葉のまま、その文章で、それでいいから、書いてごらんと言ってくれた人の言葉だけ、都合よく受け取って書いている。 でも、親切

          今日の夢

          感謝

          職場で知り合った友人に勧められた。 「モノを書く仕事とか1から何かを作る方があってるんじゃない?」 なんだか、そんな感じの言葉だったと思う。 URLは、このアプリだった。 ふぅん。 「日記みたいに、書いてみたら?」 ほぅ。 縛られるのが嫌な、自分勝手な私は確かに、そんなことをしながらお仕事できたらどんなに幸せだろうと考えたか。 新鮮な空気を肺に取り入れたみたいに、想像だけが膨らんだ。 でも、 書くって、そんな簡単な事じゃない。 ましてや、万人に向けて日記なんぞ。なん