大人も子供も『新しい事を面白がる人』が躍動するという話。
今回もフットサル自主開催をした事で見えた『新しい事を面白がる人と、面倒に感じる人』について書き残したいと思います。
今回のフットサルでは、新しいチャレンジとして試合と試合の間に『練習時間』を入れてみました。
理由は、ただフットサルを楽しむだけで無く、ゲームを楽しみながらも『フットサル特有の技術、戦術』を有識者から学ぶ事で『自分のプレーが上達する事も”楽しい”』と感じて頂けたら嬉しいなと思い、意図して試合と試合の間に練習時間を挟みました。
そして実際にどれ位の人が真剣に練習に参加してくれるか『行動観察』も行いました。
今回フットサルに参加してくれた方の中に、フットサルを長くやられていて、今もフットサルチームに所属している有識者が参加してくれたので、せっかくなのでフットサルの”基本的な動き”や”考え方”を共有して頂きました。
具体的にどんな練習をしたのかと言うとシュートの練習を軸として、フットサルにおける3つの基礎を教えて頂きました。
サプライズに前向きな人と、億劫な人
私は、参加者の皆さんに練習を入れる事を事前に予告をせず『ちょっとココで練習挟みましょうか!』とサプライズ的に提案しました。
その意図としては、練習を入れる事を事前に伝えると、声が大きい人から『そんなのいらない』『試合だけで充分』という声も出る可能性があるなと予測し、参加者の皆さんにアレコレ考えずに『とりあえず試してみる!』を体現して欲しかったのであえて急な提案と言う形を取りました。
提案すると予想通り二つのタイプに分かれました。
『面白そう!』と好奇心に満ちた表情をする人。
『え?何するの?ちょっとダルいかも・・・』といった困惑の表情をする人がいました。
『わからない』から生まれるコミュニケーション
フットサル有識者の方に、練習内容を丁寧に説明して頂き、実際に全員でシュート練習を進めていくと自然と会話が生まれてきました。
その背景には、このシュート練習がただのシュート練習ではなく、オフ・ザ・ボールの動きを伴う、シュートを打つ人以外も動かなくてはいけない、実践を想定した『頭を使う連動式のシュート練習』だったからです。
つまり、自分が動くべき動きを理解出来ていないと、他の参加者に迷惑がかかってしまうので、皆さん自分の動きを理解する事に必死です。
その結果、自分の動きの確認や、他の参加者の動きの確認で、自然と『コミュニケーション』と『一体感』が生まれていきました。
大人も子供も『面白がる人』が成長する
フットサル有識者の指導による練習を終えた後、ゲームを再開したら早速練習の効果が現れた人が出てきました。
具体的にどんな効果が現れたかと言うと、練習によりシュート位置への解釈が広がり、今までドリブルやパスで打開策を探っていた位置から『シュートを打つ』という選択枠を身につけた事で『迷い』がなくなり『躍動』し始めたのです。
また、オフ・ザ・ボールの動きを学んだ事で、シュートを打つ人のボールの軌道を事前に予測して動く事が出来るようになり、シュートのこぼれ球を効果的に押し込むシーンが見られ、個人の質と試合の質が一気に上がった事に非常に驚かされました。
ただ、全員が全員、プレーの質が良くなったかというと、そうではありませんでした。
やはり『面白そう!』という表情で積極的に練習に取り組んだ人が圧倒的にプレーが向上して『え?何するの?ちょっとダルい』といった表情の人はあまり変化は見られませんでした。
つまり、練習を面白がり、練習で学んだ事を積極的に取り入れ、素直に実践してみた人が躍動しました。
素直に学ぶ事は、人生を豊かにする近道
私は今回のフットサル開催を通じて、何事も好奇心を持って学ぶ事が、人生を豊かにしてくれる事を『学び』ました。
最後に
今回の経験からこのサッカーコミュニティに『学び』から始まる『エンジョイ・フットボール』を少しづつ創造していきたいという考えが芽生えた1日となりました。
最後までお読み頂き有難う御座いました。
追伸
8月23日、高校野球の夏の大会で慶應義塾高校が107年ぶりに優勝をしました。
監督の森林監督が『エンジョイ・ベースボール』を掲げていたので気になり、その真意を知りたく検索しました。
検索した結果、雑誌『Number』のインタビュー動画が見つかり、動画の中で森林監督がこう述べていました。
お知らせ
このサッカー運営の記録は、私が自分を鼓舞する為に掲げた『【決意表明】今日から唯一無二の独自性を磨いていく努力を重ねていく事を誓います。』という記事に由来しています。
なぜ、何でも三日坊主の自分がサッカー運営を始めたのか?
動機も書かれていますので、是非あわせて読んで頂けると嬉しいです。
他にも、私はラジオが好きで毎日何かしらの番組を聴いています。
そんなラジオの魅力についてnoteに書き残しましたので是非あわせて読んで頂けると嬉しいです。
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