記事一覧
生成AIと問い(第9回定例会の振り返り)
滋賀県内の自治体や企業らが集まり、スマートシティのあり方を一緒に考える研究会。年末の定例会で扱ったテーマは「生成AIと問い」です。
生成AIの活用について「問い」というキーワードを切り口に、「問いのデザイン」という本を書いた安斎勇樹さんと塩瀬隆之さんの対談動画「生成AI時代に必要な「問い」のデザイン力を磨くには?」を視聴したうえで、ディスカッションを行いました。
この対談動画の元になっている本
くらしのアナキズムとシビックテック(第8回定例会の振り返り)
滋賀県内の自治体や企業らが集まり、スマートシティのあり方を一緒に考える研究会。前々回から「コモンズ」「自治とデータ」というテーマを扱ってきましたが、今回は「シビックテック」という言葉とこれまでのテーマとを、あるキーワードを触媒にシンクロさせてみることで、「自律的で創造的な」スマートシティとはいかなるものかについて、考えてみることにしました。
ここでテーマにしたキーワードが「アナキズム」というもの
コモンズと自治(第6回定例会の振り返り)
滋賀県内の自治体や企業らが集まり、スマートシティのあり方を一緒に考える研究会。定例会の開催も6回目となりました。
今回取り上げるテーマは「コモンズ」です。参考図書にしたのは、ミシマ社から出版された、平川克美氏の「共有地をつくる: わたしの「実践私有批判」」という本です。
近年「コモンズ」という言葉が再注目を集めています。「コモンズ」とは共有財・共有地と訳され、日本における原型は「入会地」と言わ
データ連携の基本的な考え方(第5回定例会のまとめと振り返り)
滋賀県内の自治体や企業らが集まり、スマートシティのあり方を一緒に考える研究会、第5回となる定例会はこれまでと雰囲気を変えて、「データ連携」というテーマを取り上げることになりました。
このテーマを取り上げた背景は、この研究会のスピンオフ企画としてスタートした「夏のFIWARE道場(滋賀)」にあります。これは「FIWARE」というデータ連携基盤を実際に触ってみて、データ連携とはいかなるものかを体験し
わたしたちのウェルビーイング(第4回定例会の振り返り)
滋賀県内の自治体や企業らが集まり、スマートシティのあり方を一緒に考える研究会、第4回は「ウェルビーイング」をテーマに取り上げました。参考図書にしたのは、ビー・エヌ・エヌ新社から出版された「わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために--その思想、実践、技術」という本です。
ウェルビーイング(Wellbeing)とは、心身と社会的な健康を意味する概念です。「予防医学だけでなく精神的・社会的な健康
自治体のパーパスとは?(第3回定例会の振り返り)
滋賀県内の自治体や企業らが集まり、スマートシティのあり方を一緒に考える研究会、いよいよ今回から企業の方々も加わり、本格的なテーマでの取組みが始まりました。一般参加についてはまだ告知は行っておらず招待制としていますが、少しずつこのnoteを通じてオープンにしていくつもりですので、ぜひフォローしていただけたらと思います。
今回は「パーパス」というテーマで、参加者の皆さんとディスカッションをしました。
デジタル化の「しくじり」あるあるを語り合おう(第2回定例会の振り返り)
このnoteでは、2023年4月から、滋賀県内自治体の情報政策・DX推進関連部署の職員有志が中心となって立ち上げた「滋賀県スマートシティのあり方研究会」の取組みについて、主に毎月実施する定例会で参加者が書いた振り返りメモを中心に、情報発信します。
これまでの失敗から「あるある」を見つけ出す4月から始まったこの研究会、第2回まではアイスブレイキング期間として、自治体職員限定での意見交換を行っていま
滋賀県スマートシティのあり方研究会を立ち上げました&第1回定例会の振り返り
このnoteでは、2023年4月から、滋賀県内自治体の情報政策・DX推進関連部署の職員有志が中心となって立ち上げた「滋賀県スマートシティのあり方研究会」の取組みについて、主に毎月実施する定例会で参加者が書いた振り返りメモを中心に、情報発信します。
滋賀県スマートシティのあり方研究会とは?この研究会の発端は、昨年度、滋賀県内自治体の情報政策・DX推進関連部署の職員有志で行っていた、各市町の施策に関