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「音楽と演劇の年賀状展」をやめることにした
「なんで12年でやめようと思ったんですか?」
これまで12年間すべての年賀状を展示する「音楽と演劇の大年賀状展」名古屋会場のひとつ、Cafe&Bar drawingで設営作業しているところをお客さんに声をかけられた。干支を一周してちょうど一区切りついたから、ある程度やりたいことをやりきったから、ぼく個人の生活の変化など、理由はいろいろある。
「12年続けるってすごいですよね。僕も大学院生の頃は
僕は戦争と暴力のある世界に抵抗する。できるだけおだやかに、楽しいやり方で
「音楽と演劇の年賀状展」という展覧会を始めたのは2011年1月、大阪・梅田のOZC GALLERYというギャラリーで、一週間だけの展示だった。110人の出展者とやりとりし、たくさんの人の手を借りてできた展覧会。ソワソワしてウキウキして、ふらりと訪れた見知らぬお客さんとギャラリーの真ん中に置いたコタツに入っておしゃべりしたりして。
最終日のクロージングイベントには大好きなバンドと憧れの劇団に来ても
『サハリンを忘れない』を忘れない
「サハリンの写真を撮り続けてる人がいるんです」2019年のこと。後藤悠樹さんという写真家を教えてくれたのは、ニットキャップシアターという劇団の高原さんだった。
「今度の公演、サハリンが舞台の話なんです」
サハリン。
北海道の上にある島。えーと、樺太?
それくらいの認識だった。たぶんほとんどの日本人が同じ程度の認識だろうと思う。サハリンで暮らす人々とその歴史を、1900年代初頭から約100年にわた
音楽と演劇の年賀状展11、はじまります
「音楽と演劇の年賀状展」という展覧会をやっています。
音楽家や俳優など、音楽と演劇にたずさわる方々から届いた年賀状を展示する企画で、最初に始めたのが2011年のこと。
それから10年、毎年お正月に開催しています。
誰も見たことがない表現、最前線のトレンド、社会に強く訴えかけるメッセージ、そんなものがここにあるかどうかはわかりません。
でも確実に言えることは、今年も来年も再来年も「あけましておめで
小劇場のための感染症対策サインを無料配布します
このコロナ禍の中で公演活動を再開した劇場や施設、舞台を上演する劇団のために、感染症対策サイン=張り紙を作りました。すべて無料でダウンロードしてご使用いただけます。
演劇で食べていくことはしばらくできないかも、と思っていた
僕はグラフィックデザイナーです。演劇やダンスなど、特に小劇場と呼ばれる分野のチラシ・ポスターをデザインする機会が多く、演劇の世界では「宣伝美術」と呼ばれる仕事をしています。厳密
あたらしい音楽と出会う場所
あたらしい音楽とかバンドとか、どうやって出会ってきただろう。同じ趣味の友達なんてひとりもいなかった10代の頃の情報源はラジオだった。音楽の趣味の近い知人友人ができた20代からは、人から教えてもらうことがぐんと増えた。
T.V.NOT JANUARYはそんなバンドのうちのひとつで、初めて聴いた時は衝撃だった。メンバー全員横並びで、全員アコースティックギターを弾いて、全員歌う。歌うというか、合唱とい
はたらくすべてのお父さんとお母さんに
谷町六丁目に往来というお店がある。
コワーキングスペースと言って、2時間から借りれる気軽なシェアオフィスなんだけど、電源とWiFiがあるだけの8畳和室だから、設備はしょぼしょぼだけど、畳でゴロンとできるという点で、世界でいちばんくつろげるコワーキングスペースだと思っている。
僕はそこのスタッフをもう6年ぐらいやっていて、毎週火曜に店番をしている。
「4ヶ月のこどもと一緒なんですが、大丈夫でしょう