マガジンのカバー画像

宗教について考えたこと

36
自分の所属するものだけでなく宗教全体について考えたことをまとめました
運営しているクリエイター

記事一覧

仏性と感情、光と色

仏性と感情の関係は、光と色の関係に近いんじゃないかと考えた。

誰もが仏性(光)を持っていて、それが現実(物質)に反射して感情(色)が生まれる。

緑色を反射する環境にいれば、緑色になるし
青色を反射する環境にいれば、青色になる

でも、生まれてからずっと同じ環境にいれば、自分は緑色なのだと思ってしまう。青色にはなれないんだと。

がんばって環境を変えれば、青色になれることを知れるかもしれない。 

もっとみる
ツイッターで公明党を批判する人と話した話

ツイッターで公明党を批判する人と話した話

ちょっとだけやってたツイッターで、印象に残った話です。

公明党について検索した時に、このようなツイートをしてる人を見つけました。
「創価学会の皆さん、専守防衛の集団的自衛権に賛成した公明党を支持して本当にいいんですか?内戦になりますよ」

私は、この件で公明党を批判する人は「平和を目指す党なのに戦争に参加させるなんて」という風に、戦争参加や武力を使うことに反対の人が多いと思っていました。

なの

もっとみる

宗教間対話がしてみたい

学校に通う子どもたちが
宗教について垣根なく話す
お前の宗教ではこうなの?
うちではこうだよ。と。

そのためにできることを考えている。

宗教二世問題で、被害者として宗教の垣根なく被害を訴える人たちがいる。
その人たちを救おうとする人もいる。
みんな、宗教の被害者をなくそうとしている
私も大賛成だ。

ただ、それは、どうやら私のやりたいことではない。
私は、新たな被害者を産まないために宗教を潰す

もっとみる

プラグマティズムと「現証にすぎず」について

何かで見かけた「プラグマティズム」という言葉に興味をひかれて本を読んでみました。

プラグマティズムをWikipediaで調べると「ものごとの真理を理論や信念からはなく、行動の結果によって判断しようという思想」とあります。実用主義などと訳されるそうです。

結果が実用であることが真理。役立つことに意味があるというと、役に立ってないものを切り捨てたり、役に立てていない自分を責めてしまいそうな冷たい感

もっとみる
創価学会の子供たち

創価学会の子供たち

私が小さい頃(1990年〜2000年代)の思い出。twitterにあげたものをいくつかまとめました。

ホモ・ルーデンスと衆生所遊楽について

ホモ・ルーデンスと衆生所遊楽について

絵本作家のいとうひろしさんが「遊び」についての記事を寄稿したというので、その雑誌を買ったら、「ホモ・ルーデンス」という言葉に出会いました。

「ホモ・ルーデンス」というのは、ホイジンガという人が書いた本のタイトルでもありテーマでもある言葉。人間はホモ・サピエンス(賢い人)ではなく、ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)だということが書いてあるそう。おもしろそうだったので、早速、図書館で借りてきました。

読ん

もっとみる
洗脳と信頼について

洗脳と信頼について

宗教について向き合っているせいか、ここ数ヶ月ずっと「洗脳」という言葉について考えていた。今日なんとなく腑に落ちたので書きたいと思う。
※いつもながら個人的な考えなので、一般的な定義などとはズレています。

私は、「洗脳」とは「信頼」のことだと思う。
「洗脳した」は「信頼を得た」だし、
「洗脳された」は「信頼した」だ。
違うのは、「洗脳」には損得感情があることだと思う。

信頼したことについて、自分

もっとみる
沖縄の基地問題と宗教二世問題

沖縄の基地問題と宗教二世問題

今日の聖教新聞に、沖縄の基地問題について学会員がどう向き合っているかという取材記事が掲載されていました。

その記事に載っていた沖縄の若者の声が、宗教二世問題に向き合う若者の気持ちと同じなんじゃないかと感じたので紹介します(創価学会に限らず)。私には、基地→宗教、地域→組織というふうに読めました。

以下引用

後半は、諸問題にどう向き合うかという内容でしたが、もしこれが学会員として諸問題へ向き合

もっとみる
「心の師とは・なるとも心を師とせざれ」について

「心の師とは・なるとも心を師とせざれ」について

これは、御書にある言葉で、創価学会の人なら誰でも知ってる一節だと思います。

これを読んで、「自分の心に従っちゃいけないんだ。自制しなきゃ」とやりたいことを我慢して苦しんでる人が結構いるじゃないかと思います。私がそうでした。

先日、この言葉について、オボクリニックの於保香峯子さんが以下のように語っていました。(インスタライブで、視聴者からの質問に答える流れ。)

そして、例として、あるトップフィ

もっとみる
創価学会が嫌われる理由

創価学会が嫌われる理由

※偏った考えを持つ個人の感想なので、また信者がなんか言ってるよと思って頂ければと思います。

ヤフー知恵袋で「田舎者が嫌われる理由」というのを見ました。

色んな方の回答を読んで、これはよくsnsで見る創価学会が嫌われている理由とほとんど同じだと思いました。

一番わかりやすかったのがこの回答です。

補足すると、
・よそ者を毛嫌いするというのは、自分たちに好意的な人は除きます。田舎でいえば、観光

もっとみる
発表できない体験発表

発表できない体験発表

創価学会の体験発表は信心で乗り越えた結果がなければ意味がありません。そこで、信心で乗り越えられなかった、多分、このままでは発表できない私の体験発表をしたいと思います。

信心を貫けなかった父

真面目な学会員だった父が病気になったとき、色んな人が「信心で乗り越えよう」「実証を示そう」と励ましてくれました。父も最初は、病を克服して体験発表するぞと、意気込んでいました。

しかし、病状が進み、色々な本

もっとみる
祈りの姿勢

祈りの姿勢

「祈りは具体的に」
と、よく創価学会の先輩に言われたのですが、私は、これがずっと分かりませんでした。

例えば、就職について祈るとき、言われるままに
「この業種で、給料はいくらで、福利厚生はこうで、人間関係はこんな感じのところで働きたい」とか「使命のある場所で働きたい」
というふうに祈っていたのですが、具体的にすればするほど、それが本当に自分の望みなのかよく分からなくなりました。
そしてだんだん逆

もっとみる

子供の人権を守るとは?(アベプラで旧統一教会の現役二世を見た感想)

AbemaPrimeで公開されている、旧統一教会二世信者タブチさんの放送を見ました。

十代の彼は、今の報道で旧統一教会がまるで悪と決めつけられているのが辛い。自分が生まれてから学んできたことを全否定されて心が苦しいと、出演を決めたそうです。

彼は、たった一人で、大人二人を相手に一時間以上質問に答えました。もちろん若いから知らないことも多くうまく答えられてないとこもありました。十代ですよ。当たり

もっとみる
コロナワクチン反対と新興宗教反対

コロナワクチン反対と新興宗教反対

コロナワクチン反対の意見を見てどう思いますか?

コロナワクチンって怖いなとか、自分も打つのやめようかなとか、自分はいいけど子供にさせるのはやめようかなとか、そうはいっても自分は後遺症もないし様子を見ようとか、色々な感じ方があると思います。

では、新興宗教反対についてはどうでしょうか。

私は、このふたつの主張ってとても似てるなーと思います。以下、似てる点を挙げてみます。

私は、反対派の人が言

もっとみる