リスクの定義を考える

リスクと安定とは何か？
皆さんにとってリスクって何ですか？
収入が少なくなること
自分の時間が無くなること
生活が安定しなくなること
ベンチャー企業に就職をすること

反対に安定とは何ですか？
大企業に就職をすること
昇格昇進をすること
収入が上がること
福利厚生が充実している会社への就職

他にも考える事があるかもしれません。これから伝えていく事が、今後の時代を楽しく生き抜くヒントになったら嬉しいなと思いながら書いています。

話は少し変わりますが、僕は2019年8月から本格的に転職活動を始めました。8月から2020年1月までで30書類選考をして、14社の面接を受けてきました。「やるからには必死に本気で」精神で転職活動も当時の仕事も一生懸命頑張りました。TwitterやLinkedInなどのSNSを駆使し、転職活動をしてきた人や若手起業家の方から意見やアドバイスを貰いながら徹底的に準備しました。その努力が功を奏して、年収が150万円upが見込める企業からも内定をいただくことも出来ました。年収が大幅に上がる内定を貰えて嬉しいはずなのに、どこか引っかかっていました。

何で飛び跳ねるほど嬉しくないのか？元々の転職活動の軸の一つに年収upがあったはず。内定をもらった企業などと面接をしていた時、違和感のある言葉が多々ありました。

「ウチの会社に長くいれば、今よりも自ずと年収はしっかりupするよ」
「君みたいな努力家はあんまりいないよ、すごいね」
「ウチの会社の大元は大きいから安心してね」
「福利厚生が充実しているから安心でしょ？」

んー、何かが違う。。。何故かこういった言葉に何も魅力を感じませんでした。内定を貰った企業への返答期限の一日前、たまたま見つけた就職活動をしていた時のノートを見返しました。そこにはエンジャパンの面接を受けた時、社長からの言葉が書いてありました。
「一番の安定は代替不可能な人材になること」
「富や名声は努力の量だけ後からついてくる」
「自分がワクワクするような仕事をしなさい」

これだ！！！って思いました。
エンジャパンの社長には本当に感謝です。まさに僕が大事にしていたのはこれだったんです。僕にとって年収が下がる事や昇給昇格が出来ない事が「リスク」ではなかった。

僕にとっての一番のリスクは「成長が鈍化する事や現状維持」だったんです。面接官の方々の発言の根本には、「会社が自分達を雇って守ってくれる」という認識があったんだと思います。僕は社会人1年目の時に、「会社は守ってくれない」という事を強く痛感していたのでそれもあるかもしれないです。

そんな中で自分に起業や独立を考えるきっかけを与えてくれた前職の2人の社長と出会いました。そして2人とお会いし、話していく中で、2人のリスクに対する考えに共感したのを今でも覚えています。

「俺らにとってリスクってないんだよ」
「常に挑戦してるからリスクより成長しかない」
「リスクってそもそも何？って感じだよね。ビジネスにおいては考えてるからね(笑)」

僕も転職するまで、営業しか出来ませんでした。もはやその営業も出来ていたかもわかりません。ベンチャー企業に転職してから、出来ない事ややった事がないことに対して、まずやってみました。果敢にチャレンジしました。

転職してから1年も経ってしまいましたが、多くの事が出来るようになりました。あの時に「出来ません」と断っていたら、何も変わっていなかったと思います。営業だけしか出来なかったと思います。
初めての事が多すぎて、思いっきり負荷がかかっていました。準備などにも時間を費やしました。それでも僕にとっては、貴重な経験として語る事が出来ます。そしてそのスキルを活かして独立したと同時に週3日勤務で30代の平均年収くらいはいただける状態になりました。

若手の社会人の方には、色んな事に挑戦して欲しいと思っています。
そして、ストレッチゾーンを広げていくことが大事だと思っています。
大丈夫です、僕らには「時間」と「体力」と」「若さ」があります。
この3つを今使わないでいつ使うんですか？

自分から仕事を盗みに行くくらいの感じで行動して欲しいと思っています。
多少の負荷がかかる事は避けられません。でもその環境さえ楽しむ事が出来れば良いですよね。挑戦や行動なきところに成長はないです。

行動や挑戦するからこそ成長するんです。
また成長を実感するほど、達成感がありますよね？自分が頑張ったり踏ん張ったりしたから達成感を得る事が出来ますよね？
今日から出来るために何をするかを考える事を大切にして欲しいです。

僕もバカなりにどんどん未経験に挑戦して行って、
自分の得意不得意をもっと掘り下げていきます。

今週も1週間楽しく頑張りましょう！
ではまた！