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自分のお気に入り

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#自分にとって大切なこと

こだわり続けるという才能

こだわり続けるという才能

僕には才能がないと思っていた。

絵も字も下手で、記憶力が良いというわけでもない。

手先が不器用で、運動神経がない。

動きも遅いし、変なことを言って場を凍らせることも多い。

出来ないことが多すぎて、才能を見つけるほど心の余裕がなかった。

でも。

ふと考えた。

自分が気持ち悪いことはしない。

自分の感性に正直に従う。

このこだわりを守り続けられる、ということを才能と言ってもいいのでは

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こだわれ

こだわれ。

自分の感覚を書き続けろ。

諦めんな。

やり続けろ。

誰が見てる?

誰が必要としている?

誰から求められている?

全て不要。

自分のため。

やり続けた先のものを見るため。

自分の中から出てきたものを見るため。

毎日毎日毎日毎日考えて考えて考えて考えて。

書いて書いて書いて書いて。

自分のこだわりを折るな。

自分の中の衝動に従え。

自分の世界を見ろ。

自分の

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震える指

震える指

脳の性質か持病のせいなのか。

生まれつき手が、指が震える。

キーボードを打鍵するときも、常に気を張っていないと指が震えだし、タイプミスをしそうになる。

この震えは力を入れたときと緊張したときに顕著に出る。

かっこ悪いし気持ちが悪い。

自分の身体なのに、気持ちが悪い。

でもいい加減、認めようという気になってきた。

自分の身体と喧嘩するのに疲れたし、何より、誰かと繋がれるかもしれないから

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優しい人の怒り

優しい人の怒り

「優しい」

「あんまり怒っている姿を見ない」

と言っていただけることが多い。

自分自身の実感としても、確かに他人に怒ることは少ない。

でも。

自分自身に怒っていることは結構ある。

「なんでこれ出来ひんねん」

「なんで寝られへんねん」

「なんで忘れんねん」

とまあ、こんな具合に。

特に物忘れに関してはひどい。

家に物を忘れる。

人の名前を忘れる。

以前行った場所を忘れる。

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あなたの中にいるあなたを応援したい

あなたの中にいるあなたを応援したい

最近、自分の中に自分がいる感覚が解るようになってきた。

自分が、自分自身を支える最後の柱になっている。

ここまで来るのに27年もかかった。

これまで、相手の言うことをすべて聞いてきてしまったのは、自分自身への強い疎外感からであろうと思う。

「自分は人と違うんだ」

「周りの人に合わせなきゃダメだ」

「周りの人が言うことが正しいんだ」

と、認知がどんどん歪んでいった。

すると、自分の中

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「黄色いブロッコリー!」

「黄色いブロッコリー!」

最近聞いた中で一番好きな言葉。

カリフラワーのカレー粉炒めのことであった。

この発言をした人は、それ以前にもお話しをしていて、とても真っすぐで素直な人なのだろう、ということはわかっていた。

だがここまで真っすぐだと本当に脱帽である。

僕なら、カリフラワーという単語が出なかった場合、「なんだっけこの白い…ブロッコリーみたいな…」と心の中で思うだけで、黙ってしまう。

思い出した時にはもう、次

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僕は、僕とあなたのこだわりを守りたい

僕は、僕とあなたのこだわりを守りたい

あなたのこだわりを教えてほしい。

なんでもいい。

ペンを決まった位置に立てること。

毎日 note を書き続けること。

毎日 note を読み続けること。

ぼんやりする時間を作ること。

僕は、あなたのそのこだわりを守りたい。

こだわりは、どうしても捨てられないものであり、あなたの選択に横たわる要素であり、これだけはという最低限の線引きである、と僕は思う。

これを譲ってしまったらあな

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11人目の男

11人目の男

あなたの頭の中に、いつも頼りにしている10人の名簿があったとして。

僕は11人目になりたい。

これまでは、その10人の中に名前がなければ、

「その10人が頑張ってくれるだろう」

「その10人と話す機会を僕が奪ってしまってはいけないだろう」

と高をくくって遠慮していた。

でも。

別に僕が力になりたいと思うのは僕の勝手であり、僕の決意である。

(もちろん、行き過ぎたおせっかいや大きなお

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脳内と、部屋

脳内と、部屋

僕の部屋は、お世辞にも整理整頓されているとは言い難い。

自分のコレクション (おもちゃ)  が多く、すべての収納、そして壁にもコレクションが飾ってある。

そして、生活用品や文房具、重要な書類などはどこか奥の方にしまわれている。

ただ、汚くはない (はず)。

ごみはきちんと出すし、掃除もする。

家に招いた友人は (優しいのも多分にあるが) 

「お店みたい」

と言ってくれたこともある。

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キラキラした言葉を紡げない

キラキラした言葉を紡げない

キラキラした言葉が苦手だ。

今までは、聞くのすら苦手だった。

今では、きちんと聞ける。

でも。

キラキラした言葉を出すことは出来ない。

心の中から、喉の奥から、腹の底から出てこない。

キラキラしたもの。

あなたはどうだろう。

あなたの目の前にある世界が過度にキラキラしていないだろうか。

過度なキラキラに目をやられて、心が眩しいと叫んでいないだろうか。

僕は夕方くらいがちょうどい

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あなたが笑顔で眠れますように

あなたが笑顔で眠れますように

僕が誰かに、あなたに心底思うこと。

この一日が厳しくても、悲しくても、悔しくても、自分を責めてしまっていても。

最後、布団に入るときに笑顔でいてほしい。

「〇〇さんが寝るときに笑顔ならそれがええわ」

本当に素敵な人に出会ったとき、僕の口からこの言葉が出てきた。

別に恋人でもないし、親友でもない友人である。

でも、本当に澄んだ、まっすぐな意見を言う人だった。

それから、僕はこの言葉を時

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「普通」との戦いだ

「普通」との戦いだ

「普通」という言葉は呪いである。

「普通〇〇やろ」

「普通出来るやろ」

「普通はそんなことしない!」

「普通」「普通」「普通」「普通」

「普通」ってなんだよ。

基準が明確化されていない物を「普通」という言葉で押し付けないでほしい。

あなたの何気ない「普通」発言で、僕は、「普通じゃない」人たちは、どんどん発言しづらくなっていく。

「普通」という鎧を身に纏うことになる。

この鎧は、世

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創作は、猫の毛玉だ

創作は、猫の毛玉だ

創作は、猫の毛玉だと思う。

かっこいいからとか、おしゃれに見られたいだとか、儲けたいとか、そんなものじゃない。

吐き出したいから創作する。

自分の中で絡まっている様々な物。

思いとか、過去の出来事とか、生きていくこととか、自分の中にとどめておくのがしんどいのだ。

だから形として吐き出す。

猫の毛玉のように。

僕が note を書き始めたのはここ一週間のことである。

それまでやらなか

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