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#夏の星々140字小説コンテスト/予選通過作含む3作品/まとめ記事

#夏の星々140字小説コンテスト とは何ぞや? と思った方は
 後半に説明を載せているので、そちらをお読みください。

夏の課題文字:「遠」

3作品応募したうち、ありがたいことに1作品予選通過しました!

【応募総数918編のうちの、35編】 ……初めての予選通過。
残念ながら、佳作以上の入選作品には選ばれませんでしたが、
雑誌「星々」に掲載していただけるということで、大変光栄です。
さて、どの作品が予選通過作か、予想しながら、3作品お読みください。
(正解は、記事後半で!)※改行は、投稿時より変更しています。

『おとなの遠足』

おにぎりとゆで卵、魚肉ソーセージを詰めて遠足に出かけよう。誰にも見られないから体裁など気にしないお弁当、おしゃれよりも歩きやすさ優先の靴で。屈む体勢でない私は、握るものがない手を振って用事のないルートをずんずん歩く。
午後2時という時間制限がある、過剰すぎない気楽な自由も心地よい。

2023年7月24日作

『遠地点』

いつもご要望のお題やテーマに沿って執筆するから、自由に書けと言われると逆に筆が進まない。職業ライターが染み付いて、作家から遠くなってしまった。
光が届くまで何年もかかるという遠い遠い星々を眺め「眩しすぎるな」と酒を煽る。輝けないことを実感したくないから、路傍の石でいようとしている。

2023年7月24日作

『スイカと風情を味わう』

実家の縁側に座り、スイカの種をプププと飛ばす。勢いよく、より遠くへ。
すっかり大人になってしまったけど、この瞬間に夏休みを感じた。
早食いする芸人にゲラゲラ笑ったのは、遠い昭和の記憶。
猛暑と引き換えにどんどん情緒が失われていくようで……風鈴を吊るしてみたら「うるさい」と老母に叱られた。

2023年7月27日作

私・想田翠は、2023年の1月から140字小説の創作を開始しました。
創作開始とほぼ同時期から、「星々」さん主催の140字小説コンテストに
参加させていただいております。
#1月の星々(2023年1月開催)で5作品応募
#2月の星々(2023年2月開催)で5作品応募
※3月はコンテスト開催なし/新年度より開催時期・ルール変更あり
#春の星々(2023年4月開催)で3作品応募
#夏の星々(2023年7月開催)で3作品応募
4度目の参加で、初めての予選通過でしたので、本当にうれしかったです!

さて、正解のその予選通過作は……↓ こちらの記事に載っています!

35編の中から探せないよ~という方に……正解を発表すると
この記事の1編目『おとなの遠足』でした!
私の応募作以外も、ぜひぜひ読んでみてください。
参加されたみなさんの作品、どれも素晴らしいものでしたので。
ちなみに、予選通過作を読ませていただいて「これが入選するだろうな」と
感じた作品は、やはり入選していました。
私はまだまだ力不足だと感じたので、これからも精進したいと思います。
ちなみに、入選作品の結果発表記事はこちらです。ぜひ、ぜひ。↓

※応募ルールとして、タイトルなしで応募します。
 Twitter投稿時の本文は、下の通りです。(これを引用リポスト) ↓


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【#夏の星々140字小説コンテストをご紹介】


hoshiboshihttps://note.com/hoshi_boshi )さんは
季節ごとに定められた課題の文字を使った140字小説コンテストを
主催しています。
応募期間にTwitterのハッシュタグとリポスト機能を用いて
1人につき3作まで応募可能です。
※詳しくは

をご覧ください。

#秋の星々140字小説コンテスト (課題文字「深」)只今(10月)開催中!
ライバルを増やすことになり、墓穴を掘りそうですが……
参加されてみてはいかがでしょうか?

◆春の星々に応募した3作品まとめ記事も、ぜひご一読ください。↓


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