マガジンのカバー画像

小児医療情報

10
運営しているクリエイター

記事一覧

メディア掲載〜医療のかかり方及び解散関連記事〜

1.週刊保健衛生ニュース 令和2年4月20日発行第2056号

医療のかかり方のつたえ方「当たり前のことを伝えて」

2.チャイルドヘルス2020年vol.23 4月1日発行

国の「上手な医療のかかり方」の取り組みがスタートしました!

3.『薬事ニュース』第4452号2月28日発行
第65回小児医療
患者会リレーインタビュー
「解散は『自治体にバトンを渡す』という宣言」

(画像は、同社『TH

もっとみる

会の解散に寄せて…医療と向き合うということ

ひだまりクリニック 小児科医 佐山 圭子

2007年から13年で、きちんと成果を上げて目標を達成して解散するということ、本当におめでとうございます。

私は主に、『知ろう小児医療守ろう子ども達の会』が立ち上がった初期の頃に、協力医として参加させていただきましたが、13年を経て、この会が大きく育って、見送る時期になったということなのでしょうか。

会の活動の影響を受けて、自分自身、大き

もっとみる

AMR(薬剤耐性)について知ろう(2)「かぜに抗菌薬(抗生物質)は効きません」

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院
AMR臨床リファレンスセンター
藤友 結実子

今回は「かぜに抗菌薬(抗生物質)は効きません。」というお話です。抗菌薬は、抗生物質とも言われています。抗菌薬も抗生物質も、細菌をやっつける薬であり、一般的にはどちらも同じものです。

「かぜ」という言葉は、いろいろな場面で使われます。「かぜをひいた」と言って受診する患者さんのお話をよく聞くと、喉が痛

もっとみる

AMR(薬剤耐性)について知ろう(1)

国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院
AMR臨床リファレンスセンター
藤友 結実子

「AMR」(薬剤耐性:Antimicrobial resistance)というのは、抗菌薬(抗生物質)を使っていると、抗菌薬の効きにくい菌が出てくることを言います。

肺炎や尿路感染症になったときに、抗菌薬が効かず、病気が治らなくなるかもしれないということです。

手術をするときや、抗がん剤を使う

もっとみる

パパ世代にクーポン配布!風しん流行拡大を防ぐため、今できることとは?

1.風疹の流行が止まりません。流行の中心である40代~50代男性に、順次、ワクチン接種などができる無料クーポン券が配布されています。「ウチにも届いた!」という方もいるのでは?流行を止めるために、今、何が必要なのでしょうか?
https://note.mu/shirou_iryo/n/n3cc14f2d559d

2.イベント、講座などのお知らせ
9月には「横浜市放課後児童育成事業人材研修」で、「事

もっとみる

パパ世代の風疹ワクチン接種について

知ろう小児医療 守ろう子ども達の会
メルマガチームリーダー 高橋夏子

風疹の流行が続いています。患者の多くは、30代から50代の男性で、首都圏を中心に、報告されています。

風疹は、発熱と赤い発疹の出る感染症で、1度かかったら多くの場合、一生かかることはないといわれています。ただ「自分は、子どもの頃かかった」と思っていても、実は『りんご病』など、別の病気だったということもあるそうです。

もっとみる

子どもの円形脱毛症について

子ども 心と育ちのクリニック
小児科医 森 享子

■円形脱毛症ってなあに?

「円形脱毛症」は子どもにも時々見られる疾患で、髪の毛に関連した受診では「抜毛症」とともに代表的な疾患の一つです。
名前の通り髪の毛がまるく抜けてしまうのですが、1か所だけだったり、複数だったり、大きさや形により様々な型があります。髪の毛だけではなく、まつげや眉毛、体毛などが抜けてしまう場合もあります。

もっとみる

当会の考える『働き方改革』とは~小児医療を知ることで、働き方改革を~

当会の考える『働き方改革』とは~小児医療を知ることで、働き方改革を~
一般社団法人 知ろう小児医療守ろう子ども達の会
代表 阿真京子

〜13年目に入りました〜

2019年4月2日、当会は12周年を迎えました。
猪突猛進のイノシシ年で始めてから、ちょうど干支が一周したんだなと、長かったような、あっという間なような気がしています。

親御さん向けに150回を超す講座をして、
自治体に母子保健事業で

もっとみる