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2020年1月8日 相模原障害者施設殺傷事件の裁判が始まった
実は、いろいろな人がこの事件を考え、語り、今日ばかりは、報道もいろいろとあったことから、私は、今日この日感じたことを、書いておこうとは思っていなかった。裁判が始まろうと、その内容がどうであろうと、私のすることは決まっている。障がい者と健常者の間にある壁をぶち壊し続けることだけだ。
お風呂に入って、湯冷めしない間に寝なければ!という今になって、ふつふつと湧いてくる感情があった。怒りだ。口に手をあて
『相模原津久井やまゆり園事件』から7年、私たちはスタンダップコメディアンになった!(笑)
何度も言うけれど、うちの次郎があの日『相模原津久井やまゆり園』に居たら刺されていた。次郎は自分の名前を言えないからだ。
これは、次郎が殺されるかもしれない問題なのだ。
現に、その後も、あちこちで知的障害者は、支援者に殺され、親に殺され、そして、小さな記事で、加害者に信じられないくらい軽い刑罰が下ったことを知る。
京都で重度の知的障害のある息子を手に掛けた事件では、加害者の母親に執行猶予
ボクは白岩次郎(しらいわじろう)です。名前で覚えてね!~津久井やまゆり園事件から6年目にやはり思うこと~
タイトル写真の次郎の顔!なんてイキイキしてるんだろう?!いつも優しいお姉ちゃんの顔になんてことを!と思うけど、可笑しくて笑ってしまう。楽しかったなあ~。子どもたちが小さい頃は本当に可愛かったなあ~。本当に幸せだったとつくづく思う。
次郎が実年齢4歳の頃は、おそらく知能年齢は1歳未満。現在実年齢28歳で知能年齢4歳くらい。知能年齢4歳といっても出来ることはいろいろあって、特に人の気持ちがわかるとか
『私には間に合わなかったけど、まーがんばってw』~海老原宏美さんの声がする~※2019年参院選応援スピーチ書き起こし付き
タイトル写真は24歳くらいの私。タイの島でレンタルしたバイクで島一周しようとしているところ。しかし、私はこの5分後に転ぶw
私は海老原宏美さんを思い出すとき、なぜか、このハチャメチャだった時代も一緒に思い出す。この頃の私は、無人島で2週間のテント暮らしをしたりして、死ぬならこんなところがいいなあ~と思ったりして、なんとなく生きることが楽になったものだった。
海老原さーん、今度どこかで出会ったら
2022年次郎の初夢はママが死ぬ夢だった ~海老原宏美さんに感謝を込めて~
私と次郎のお正月は、なにも変わらず過ごすことに決めている。お正月気分に触れようものなら、私が次郎に対して「お正月くらいゆっくりさせてよ」なんてセリフが胸の奥からせりあがってくるからだ。
今年は元旦からヘルパーさんに来てもらえて助かった。次郎が子犬のようにしっぽを振って寒空の下出かける後ろ姿に、ホッと一息することが出来た。
私は『次郎との暮らしの何が大変か?』ということを言い表す言葉をあまり持っ
私がめっちゃ頑張らなければIQ18の次郎は消される?!/映画「夜明け前のうた~消された沖縄の障害者~」を観て
タイトル写真の次郎(右)は、姉の結婚式に、満面の笑顔で出席している。4年前のことだ。次郎は、晴れの席にスーツで出席して、皆と同じコース料理を食べてご機嫌だった。母親である私はといえば、結婚式にもスーツにも、晴れの席にもコース料理にもあまり関心がなく、次郎が服を汚さねばいいが、、、と思っていたくらいだった。
けれど、兄弟三人が手をつなぎ、退場する演出には、込み上げてくるものがあった。よくぞここまで
殺すな!~相模原津久井やまゆり園障がい者殺傷事件から5年~
タイトルの写真は、うちの子たちが小さい頃の写真だ。子どもたちは寝る前に絵本を読むのを楽しみにしていたので、私を待っているところだ。こんなかわいい顔で待っていたから、毎日が幸せでたまらなかった。
しかし、この写真を見て『3人の子どものうち一人は、将来殺されるかもしれない』などと言ったらびっくりするだろうか。右側に写る次郎は、5年前の今日、神奈川県相模原市の「津久井やまゆり園」にショートステイ(短期
その時は来る~相模原障害者施設殺傷事件から4年~
その時は来る。
人が手を下さなくても。
その時を決めるのは、人知を超えた何かだ。
その何かを神と呼んだり、天寿と呼んだり、私たちは畏れをもって接してきた。
多くの人は、医療の発達によって、延命が出来るなんて思っているかもしれないが、人は死ぬ時は死ぬのだ。どんなに最先端の医療を持ってしても。
必死に、神に祈ろうと、仏に祈ろうとだ。
私は、父が死んだ20年前に、その事を嫌と言うほど思い知っ
2020年3月31日0時 相模原障害者施設殺傷事件被告の死刑が確定した
一審で死刑判決を受けた被告※が、弁護士が行った控訴を取り下げ、3月31日0時に控訴出来る期限を過ぎた。
これで、被告の死刑が確定した。
なんてこった。
終わってしまった。
さぞかし、施設の責任者たちは胸をなでおろしていることだろう。
犯行を止めることが出来たかもしれない人たちは、その責任を問われなかったことに、ほっとしていることだろう。
大声で犯行を予告した被告を、この社会は止めること
2020年3月16日 相模原障害者施設殺傷事件 横浜地裁判決が出た
もう二度と、このような事件が起こらないために裁判をしているわけではないから、
事件を起こした被告に対する判決が下るとすれば、極刑は免れないとは思っていた。
だから、驚きはしなかった。
被害者家族がもうこれ以上の判決もないし、裁判という苦しみの場からの解放であるのなら、お疲れ様と言いたい。
想像を絶する悲しみと苦しみと憎しみの中にあり、その悲しみは消えることがないとすれば、お悔やみ申し上げる
金より命〜相模原障がい者殺傷事件から3年〜
2016年7月26日 津久井やまゆり園にて犠牲になられた19名の方々のご冥福をお祈りします。
そして、26名の傷ついた方々の傷が癒えることを願っています。
19名もの命が奪われた事件後、私たちは、この尊い犠牲を無駄にしない生き方が出来ているだろうか?
「障がい者は不幸しか生まない」
3年経ってなお、犯行動機がニュースから流れてくる。
もちろん、「障がい者は不幸しか生まないという差別的な動