歩行における理想的な膝関節の伸展コントロールの運動療法!
今回は、歩行における膝関節のコントロールをするために必要な機能についてお伝えしていきます。
歩行をする際には、ダブルニーアクションという言葉がある通りで、膝関節はずっと曲がっていてはダメだし、ずっと伸びきっていてもダメなわけで、曲がったり伸びたりを繰り返しながら前方への推進力に変えることができます。
そして、今回は歩行における膝関節の動きにおいて、膝関節伸展を引き出すためもメカニズムや運動療法としてどういう考え方でアプローチをしたらいいかという点などをお伝えしていきます。
骨盤後傾パターンと膝関節伸展
まず膝関節の伸展を歩行で引き出していく際に、高齢者で特に多いパターンだと思いますが、骨盤が後傾した状態になっている方がいます。
骨盤が後傾パターンになると重心位置が後方にシフトして、膝関節は屈曲した状態になります。
つまり、骨盤が後傾した状態になっていると膝関節を伸展させ様にも物理的にできない状態になります。
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