日常動作・基本動作に活かすための脊柱の屈曲・伸展の運動療法・ピラティスの考え方!
今回は、運動療法には欠かせない脊柱の屈曲・伸展の動きの捉え方について解説をする様なコラムにしていますので最後までご覧ください。
脊柱に悩みがないクライアントにおいても、矢状面上の動きをコントロールするという観点で言えば、脊柱の屈曲・伸展の動きのコントロールが欠かせない条件になってきます。
この屈曲の動きと伸展の動きをどういう解釈をした状態でアプローチをしていくかでアプローチの仕方や運動療法の組み立て方が全く変わってくるため参考にして頂ければと思います。
日常生活で活用する脊柱の動き
日常生活における脊柱の動きに関しては、、
脊柱は3面上の動きが重要にはなってきますが、矢状面の動きを制御するためには屈曲・伸展の動きのコントロールが重要になってきます。
この屈曲方向・伸展方向をただ鍛えればいいわけではなく、屈曲方向と伸展方向の運動の仕組みを理解しておくことが重要であって、最終的にはどうった部分を日常動作や基本動作を獲得する際には目指していかなくてはいけないのかという部分も踏まえて考えるべきポイントになります。
屈曲方向における脊柱の動作制御
屈曲方向における脊柱の動作制御としては、、
そのため、、
上体起こしなどでの腹筋運動を行ったとしても、日常動作の中では腹筋群を効かしながら前屈をしているわけではなくて、背筋群を抑制しながら前屈を行っているわけなので、そういう目的でのアプローチが必要になってくる和kです。
例えばですが、、
日常生活における脊柱の屈曲動作においても、、
屈曲動作を行う際には、腹筋群など体幹前面筋群を働かせるよりも、背筋群などの体幹後面筋群をいかに抑制できるかのアプローチを行うことが重要だということがご理解いただけるとかと思います。
こちらも自分のクライアントさんですが、腹筋群を鍛えたというよりは、背筋群の抑制できるエクササイズをすることや、寛骨が前傾方向に可動しない様にコントロールするスキルを身に付ける様なアプローチをすることで、動作制御性が高まりました。
↑こちらのコラムで詳細を解説しているので、見逃している方はご覧頂ければと思います。
伸展方向における脊柱の動作制御
屈曲方向における動作制御を解説しましたが、、
伸展方向における動作制御の捉え方も知っておく必要性があります。
伸展方向への動作制御としては…
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