【整形外科テスト✖️ピラティス】パトリックテストの臨床的見解&運動療法の考え方!
整形外科テストの1つとして、パトリックテストがあります。
パトリックテストは、仙腸関節の異常性を検査するテストとして用いられることが多いですが、寛骨と大腿骨頭との関係性を評価するテストとしても取り入れることで評価をしやすくなります。
このパトリックテストの検査結果に対する解釈や、それに対するピラティスや運動療法の種目の組み立て方について参考になるコラムにさせて頂ければと思います。
パトリックテストについて
股関節疾患や仙腸関節障害の異常を評価する指標として活用されることが多い検査であり、仙腸関節の後方部分を圧迫して前方部分を離開するテストとされています。
骨盤に対して、大腿骨を屈曲・外転・外旋することによって症状の有無や可動域の左右差を評価することができます。
ポイントとしては、骨盤に対する大腿骨の動きになってくるため、大腿骨の動く可動域は骨盤のポジションによって変化するということです。
骨盤と大腿骨との関係性が分かれば、仙腸関節の状態も仮説することができますので、臼蓋と骨頭との関係性を把握するためにパトリックテストを活用することができます。
パトリックテストの解釈の仕方
まず上記の画像におけるパトリックテストの解釈の仕方についてお伝えしています。
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