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【臨床に活用できる運動療法・ピラティス】体重支持における骨運動&筋活動の違い!

今回は、2つの荷重の掛け方の違いによって生じる問題であったり、筋活動の違いについて解説するコラムにさせて頂きます。

まず下記の2枚の画像を見て頂ければと思います👇

右荷重した状態①
右荷重した状態②

上記の画像はどちらとも下肢でいえば右脚に荷重した状態になっています。

どちらとも右荷重であることは変わらないですが、荷重の掛け方が左右違っていることがご理解頂けると思います。


実際に歩行などで適切に荷重をする場合だと2枚目の写真の様な状態で荷重ができなければいけない状況になってきます。

上記の右荷重においては、右荷重であることは変わらないですが、日常生活でいえば疲れて片脚に寄りかかって持たれた状態で休んでいる場面などに近いと思います。

この同じ右荷重でも荷重の質の違いや筋活動や骨運動がどの様に異なってくるかを知っておくことで運動療法にも活用できて来ますので、参考にして頂ける内容になってくるかと思います。


右荷重&胸郭の反対側シフト

右荷重&胸郭の反対側シフト

まず上記の画像の様に、右荷重ではありますが、胸郭が反対側にシフトしている状態を解説していければと思います。

上記の画像では確かに右荷重をしている状態ですが、右下肢でしっかり支持をしているというよりは右下肢に持たれ掛かった状態に近い姿勢保持になっています。


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