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山奥にある新興宗教の20日間合宿に軟禁された話[3]
<信者と死に場所>
彼女とは食堂で会って雑談をする様になったと思う。
その女性は30代位で長い黒髪ストレートのウィッグが印象的な小柄な女性だった。竹を割った様な溌剌とした性格の彼女は,タバコを咥えながらガハハと笑って言った。
「私,末期癌で緩和ケア病棟を出て来たのよ。
ここで死のうと思って。」
19歳の私はまだ死に直面をした人と話した事がなくて度肝を抜かれた。何と声を掛ければ良いのか解らず
【歯ブラシとおばちゃん】
私には育ての親がいる。
親が仕事で忙しく、3歳頃から小学4年生位までの間、週末や長期休暇は"おばちゃん"の家に預けられ過ごしていた。
電車で1時間半,幼い私には異国の距離に感じられたが、お泊り用の黄色いリュックに荷物とワクワクを詰め込んでら指折り数えて週末を待ち望む位に、おばちゃんの側が大好きだった。
スーパーの帰り道におばちゃんが知人と長い立ち話をするのを自転車の後ろで待ちきれず,早く行こうよ
理不尽なルールやマナー
「ルールを守らない俺が悪い」と言う息子。
違う。
本当はあんたが悪いんじゃないあんた個人は心優しい良い子。あんたのネアンデルらしさである発想力や行動力や知能も素晴らしい、ありのまま大切にして欲しい部分もたくさんある。
これは正しいか否か、良し悪しの話じゃない。
ただ世の中はホモサピ社会で私たちがネアンデルタール人なだけ。
ルールやマナーは守った方が良い。
けど守らない(守れない)あんたが悪