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映画「余命10年」 人生と表現すること

昨日はひさびさに映画館に行って、「余命10年」を観てきました。

なんと映画『余命10年』公式noteというのがあり、「みんなのフォトギャラリー」で画像も共有されているのですね?!(早速使ってみました)

主人公はビデオカメラを持ち歩いていて、大切な思い出のシーンを記録しています。

映画の中には、コラムを執筆するシーンもあります。

エンドロールには、「小阪流加に捧ぐ」との文字が・・・小阪流加さんは、主人公と同じ難病で、小説版の編集完了後にご逝去なさったのですね~。。

主人公が書いた本が平積みされ、手にとるシーンがありますが・・・

原作と同じ装丁の本が、映画にも使われていました。

編集室のシーンで、「文芸社」の文字が見て、「あれっ?」と思ったら・・・原作は、文芸社から出版されているのですね。

これは文芸社ビルの1階にある、カフェの本棚の写真です。
下段に「余命10年」が並べられているのが見えます。

原作者の小阪流加さんは、文庫版の編集を終えた後にご逝去なさったとのこと。書店に並ぶのを見ることができなかった文庫版がこれなのですね~。。

生きること、そして表現することについて、考えさせられる映画でした。

noteでこの記事を読んでから、生きることについて考えさせられていた折・・・「余命10年」という映画のタイトルがどうしても気になって。

ひさびさに映画館に足を運びました。今は映画館の換気や咳エチケットのアナウンスが流れるんですね~。。

この映画は2011年の桜の季節からスタートします。

東日本大震災後、「いのちがあることは当たり前ではない」と思うようになった方も多いのではないでしょうか。

東京オリンピックの開催が決定した時、年号が「令和」に変わった瞬間・・・ニュースの画面を見ながら、10年の時間の経過を感じます。

私は1年前の4月から、毎日インスタに写真を投稿するようになりました。

もし今日が人生最後の日だったら・・・作品を発表していなかったことを、後悔するだろうと思ったんです。

桜の花って、美しいけど儚い🌸どこか切ない気持ちになります。

映画「余命10年」にも、桜のシーンが何度も出てきます🌸
桜が咲いている場所を求めて、一日に何か所も移動しながら撮影したとか。

1年かけて撮影したというこの映画は、桜の季節だけでなく、夏の海や冬の雪など、季節感いっぱい。日本の四季の美しさも感じられます✨

人生には、必ず終わりの時があります。

地上のいのちがなくなった後に、のこせるものって何だろう・・・
クリエイターとして、考えさせられる映画でした。


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