本に関する本が好き、というのは一見倒錯的なようでいて…(日記 2024/9/14 土)
3連休1日目。昨夜満腹で寝落ちしてソファで寝てしまったので、朝はぐだぐだと起き出す。10時前に動きはじめた。午前中に図書館で借りていた福嶋亮大『思考の庭のつくりかた』を読み終わる。人文書の読み方的な本だと思っていたが、後半は人文学のキーワードとその争点の紹介みたいな感じだった。
少し勉強などをこなして、午後は図書館へ予約していた本を受け取りに行った。『「技術書」の読書術』という、ITエンジニアの技術書に関する本だ。面白そう。前も日記に書いたが、私はこういう「本の読み方」的な本が好きだ。本に関する本が好き、というのは一見倒錯的なようでいて、実は読書という行為の本質に近いのかもしれない。本とはいつも「本に関する本」なのだと思う。誰かがそんなことを言っていたはずだが、誰が言っていたか忘れた。
読み捨てる、というと言い方が悪いが、書き込みもせずメモもとらないで、パッと読んでその後読み返しもしないであろう本はなるべく図書館で済ますことに最近はしていて、また本棚に埋もれているそういう本も最近はメルカリに出している。本は書き込み汚すために買う、そして読み返すために買う、ということ。
図書館で『新潮』掲載の國分功一郎「天皇への敗北」をサラッと読んだ。
憲法について学ぶ必要があるなと思った。俺はあまりに憲法に無知だ。
図書館はバスで行き来したが、やたら混んでいた。混んでいるバスの不快さは電車のそれとはまた異質で、個人的には電車の混雑よりも不快だ。バスにおける位置どりのベストポジションを探りたい。
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