前回の続き、「焼く」です。 今回は、窯焚きの後半戦。 「窯焚き」の後半戦せめ~さまし 前回、作品の良しあしを決めるのは、 ①温度 ②炉内雰囲気 ③時間 とお話しまし…
前回から続き、「焼く」です。 今回は、窯焚きの流れについて書いていきます。 準備も窯焚き昔は、「窯に火を入れたら、親の死に目に会えない」 とまで言われていました。…
やきものには3つの戦いがあると書きました。 1 作る 2 詰める 3 焼く 今回は、焼く(焼成)です。 陶芸というと思い浮かべるのは「作る」か「焼く」かではないでしょ…
やきもの(陶芸)の頭脳戦の最終回です。 前回に続いて、実際の窯詰めの備忘録 穴の奥列と、登を書いていきます。 窯詰め穴・奥 穴窯の焚口から一番離れた位置です。 上…
やきもの(陶芸)には3つの戦いがあると紹介しました 1 作る 2 詰める 3 焼く 前回は、 ・窯詰めの重要さ ・窯詰めの時考えていること ・窯詰めの時、私が大切にして…
やきものには3つの戦いがあります。 1 作る 2 詰める 3 焼く うちの窯は薪窯。 窯詰めはとても大切になります。 窯にただ詰めるだけはダメなんです。 火の走り、温…
GWの窯焚きに向けて、 カラダもアタマもフル稼働しています。 さざ波みたいないつもの時間が、 大きな波になって目の前に立ちはだかっている感じです。 皆さんも、時間が物…
世間では陶芸家の部類に入れてもらえている今日この頃。 はて、自分が陶芸家なのかちょっと考えてみた。 そもそも陶芸家って何ぞや… こんな時は、Wiki先生とGPT先生に聞い…
初めまして。 筑波山の麓で陶芸家やっている鳥井旬子です。 釉薬を使わずに薪窯で焼成する「焼き締め」の器を作っています。 はや、20年… 陶芸ややきものについてはもち…
JunkoTorii×紫峰窯
2024年6月28日 07:11
前回の続き、「焼く」です。今回は、窯焚きの後半戦。「窯焚き」の後半戦せめ~さまし前回、作品の良しあしを決めるのは、①温度②炉内雰囲気③時間とお話しました。前回のお話は「くゆし~あぶり」の窯焚きの前半戦。ここからは、窯焚きの後半戦。「せめ~さまし」は、クライマックス~フィナーレです。窯焚きの時間での呼び方はイロイロありますが、紫峰窯の呼び方で記載します。*覚書は今回の
2024年6月26日 06:11
水耕栽培のモンステラが日に日に大きくなってる♪備前の土の効果?
2024年6月23日 06:26
前回から続き、「焼く」です。今回は、窯焚きの流れについて書いていきます。準備も窯焚き昔は、「窯に火を入れたら、親の死に目に会えない」とまで言われていました。今は燃料が変わり電気、ガス、灯油の窯もあるのでそこまでではないかもしれません。ですが…紫峰窯は薪窯です。薪窯は、やはり火を入れたら終わりまで突っ走ります。(現実的には止めることもできますが、時間的・体力的ロスが多すぎる…)
2024年6月18日 08:20
やきものには3つの戦いがあると書きました。1 作る2 詰める3 焼く今回は、焼く(焼成)です。陶芸というと思い浮かべるのは「作る」か「焼く」かではないでしょうか。汗だくになりながら、窯に薪をくべての炎との闘い…のようなシーンを思い浮かべるかもしれませんね。時代が進み、今では様々な窯があります。電気窯、ガス窯、灯油窯、薪窯。各窯の特徴はそのうち書けたらいいなぁと思っています。
2024年6月3日 17:52
やきもの(陶芸)の頭脳戦の最終回です。前回に続いて、実際の窯詰めの備忘録穴の奥列と、登を書いていきます。窯詰め穴・奥穴窯の焚口から一番離れた位置です。上へ上へと昇った炎は天井でぶつかり、作品を焼きながら下り、奥列の最下段の穴(狭間穴)から次の部屋へと流れていきます。行き先が急に細くなるので、炎の勢いはなかなかの強さ。ただ、焚口から遠い=温度が低め、です。低めといっても100
2024年5月30日 08:39
やきもの(陶芸)には3つの戦いがあると紹介しました1 作る2 詰める3 焼く前回は、・窯詰めの重要さ・窯詰めの時考えていること・窯詰めの時、私が大切にしていることを書いてみました。(半分愚痴っぽい…まだまだ未熟者です)今回は実際の窯詰めについて淡々と(?)書いてみます。窯の構造紫峰窯は元々焔倒式の穴窯でした。先代(加藤光治)が病を患ってから、窯を増築し、現在の2室の焔倒式
2024年5月17日 06:57
やきものには3つの戦いがあります。1 作る2 詰める3 焼くうちの窯は薪窯。窯詰めはとても大切になります。窯にただ詰めるだけはダメなんです。火の走り、温度、湿度、灰のかかり方、作品の数、重ね方、混み具合…考えることはたくさんあります。完全に頭脳戦(笑)第2ステージ頭脳戦編のはじまりはじまり窯詰め=作品の将来を決める炎の出る窯(薪窯、灯油窯、ガス窯)は火が出ます。当たり前
2024年4月2日 08:52
GWの窯焚きに向けて、カラダもアタマもフル稼働しています。さざ波みたいないつもの時間が、大きな波になって目の前に立ちはだかっている感じです。皆さんも、時間が物質のように感じることってないですか?大事な事一土、二焼き、三作りやきものの世界では昔から言われることです話すと長くなるので、詳しくは後日。ざっくり、やきもの(≒陶芸)の良し悪しを決めることの順位です。昔から言われて
2024年3月12日 09:06
世間では陶芸家の部類に入れてもらえている今日この頃。はて、自分が陶芸家なのかちょっと考えてみた。そもそも陶芸家って何ぞや…こんな時は、Wiki先生とGPT先生に聞いてみよう。陶芸家の定義Wiki先生曰く、GPT先生に「陶芸家って何?」をリスト化してご指南いただくと、つまりは、「粘土を使って、形を作って、焼くことで収入を得て生計を立て生活を営んでいる人」ってことですかね?
2024年3月9日 10:57
初めまして。筑波山の麓で陶芸家やっている鳥井旬子です。釉薬を使わずに薪窯で焼成する「焼き締め」の器を作っています。はや、20年…陶芸ややきものについてはもちろん、哲学科出身の一寸ずれている陶芸家が考えていること、日常の中で琴線にふれたこと、いろいろ綴っていきます。今、この記事をみてくださっているのも何かのご縁。よろしくお願いします。