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[Real Sound寄稿記事]King Gnu、マカロニえんぴつ、清竜人……セルフカバー各楽曲を聴き比べ 作り手のこだわりが光るアレンジに

Real Soundに12回目の寄稿をしました。今回は、清竜人のカバーアルバム『COVER』を聴いて着想した、セルフカバー特集。King Gnuと家入レオの「Overflow」、マカロニえんぴつと私立恵比寿中学の「愛のレンタル」、清竜人とももいろクローバーZの「イマジネーション」をレコメンドしてる。

今回は女性ボーカルを男性ボーカルでセルフカバー、という矢印でまとめてみた。エビ中は個人的に好きなアーティストがたくさん提供してるので、セルフカバー聴きたいのがとても多い。フジファブリック「お願いジーザス」、KEYTALK「MISSION SURVIVOR」、POLYSICS「Another Day」とか。


その他、取り上げたかった名セルフカバーたちをここに記します。

kaede(Negicco)/スカート「あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)」



蜜月関係なかえぽとスカート。ローの効いた声質によく合う、俯き加減な旋律は上質だし、高速バスを舞台にした歌詞も東京-新潟を繋ぐシチュエーションとして絶品。セルフカバーなのにアルバム1曲目にしちゃってるのもイイ


安藤裕子/銀杏BOYZ「骨」

峯田がもし、お子様に向けて歌を綴ったら?という試みを体現した裕子姐さん、それを剥き出しなモードでカバーする峯田、この循環はとてもユニーク。<あむあむしたい>という歌詞がここぞ!で出てくる強さたるや。


PUFFY/The Birthday「誰かが」

これはどっちのバージョンもグワアっとなるものがある、、ロックモードに寄りつつあった頃のPUFFYの熱さ、印象的なリフを排してコード感で押し切るバースデーの泥臭さ、当たり前のことを叫び歌う、潔さにグッとくる。


木村カエラ/奥田民生「BEAT」

師弟関係のようなところもある2人、リリースから13年を経てのセルフカバー。カエラのものとして完全に熟成しきったところを、飄々とそれでいて実直に再演奏。全部ひとりでやってるのもハンドメイド感があってイイ。


新垣結衣/メレンゲ「heavenly days」

https://music.apple.com/jp/album/heavenly-days/268910595?i=268910647





信じられないくらいか細い声でお馴染みのガッキー、その1stアルバム収録をクボケンジが手掛けていたことを知ったのは結構後のことだった。柔らかなボーカルで原曲のムードを損なわず、完全に歌い慣らしてしまっている。


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