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霊感雑感第六感

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相手の目を見ずに話すのは悪いことか?

相手の目を見ずに話すのは悪いことか?

公には「月に1回」とありますが、だいたい2ヶ月に1度のペースで、生配信番組に出演しています。

ラジオ番組の配信とは言えどカメラも使い、一応は動画配信の体裁となっています。
ただし、パーソナリティの清水藍の正面下方に、広角のWebカメラをフィックス(固定)で置くだけでズームもしません。

また相方となる僕は、彼女に向かって斜め左に座っています。
配信はふたりの会話に終始するため、清水の目線はずっと

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失った仲間

失った仲間

20歳の時に父を亡くして以来、祖父母を除けば80歳を超えた父母の兄弟も健在で、親しい知人の訃報というのはほとんどありませんでした。

ただつい最近、仕事仲間を失いました。
大先輩であればまだしも、僕よりひと回り以上歳下だったので、ショックなハナシです。

しかも、DTMや動画制作という共通の趣味もありました。
僕とはまるで作風は違うものの、こだわりとセンスの良さには感心していました。

仕事の現場

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無意識な昭和が止まらない。

無意識な昭和が止まらない。

Xのおすすめをザッピングしてたら、こんな動画に出会いました。

一発でネタだとわかりましたけどね。

1996年に北海道テレビ放送で開始され、テレビバラエティ番組の歴史を変えた『水曜どうでしょう』ですから、なにしろ。

面白い発想なので見入ってしまいました。
悪いこと言わないから、みんな観ろ。

この動画を作られたのはフィルムエストTV。
動画でアナウンサー役も担当する主宰のにしいさんが、この企画

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マーケティングで団塊ジュニアに再評価?

マーケティングで団塊ジュニアに再評価?

『日刊合同通信』という業界紙がありまして、放送業界の情報が日々発表されています。
上のリンクで7月5日発行分のヘッドラインが掲載されていました。

この「LTV4-59」、別に新型ウイルスの名称ではなさそうですが、なんだろうと思ってXを調べたところ、こんなポストを捕獲しました。

発信者のプロフを見ると、マイナビニュースの記者さんのようです。
つまりTBSテレビはターゲティングの幅を広げるよ、とい

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ULTRAMANはエース推し

ULTRAMANはエース推し

1969年生まれの僕は、幸いにして第二次ウルトラブームに間に合いました。
そこで物心ついた時に観たのが『ウルトラマンA(エース)』(1972)でした。

初めて観たウルトラマンゆえ、僕にとって最初の女、グリニッジ天文台、世界の基準なのです。
唯一無二の男女合体など、本作特有の設定は、当時すべて当たり前のことと受け入れていました。

後年の第三次ブームで、第一次世代が二次ブームについて「ドラマが薄い

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クソコラ始めて16年(たぶん)

クソコラ始めて16年(たぶん)

片手間にデザイン

この10年ほど、ずっと番組バナーのデザインをやっています。

小学生の頃に漫画家を目指したという程度の絵心でしたが、30代も半ばとなってビジュアルに目覚めたのは、ニコニコ動画との出会いがきっかけでした。
その自由な世界に自分も何かを投下したいと考えるようになったのです。

最初はニコニコムービーメーカーを使い、背景を透過した画像を重ねただけのクソコラ動画程度でしたが、やがてレイ

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他人のハナシを聞く副作用

他人のハナシを聞く副作用

管理職になってまもなく2年となりますが、この間に最も大きく増えたのが、「他人の話を聞くこと」です。

部下のハナシはもちろん、会議では他部署のハナシを聞いたり、よその会社のハナシを聞いたりするわけです。

単に報告を聞くだけなら「よきにはからえ」と言っておけばラクチンなわけですが、時には部下の身の上相談、管理職の会議なら「何かアイディア出せ」的なブレストもあるし、ひそひそと「ここだけのハナシ」もあ

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3年連続でネッコさん加入

3年連続でネッコさん加入

春ですなあ。
繁殖期ですかなあ。

どういうわけか、2022年から毎年、ゴールデンウィーク前後に庭で鳴いている仔ネコを保護しております。

僕の寝室の外にあるエアコン室外機あたりでピーピー鳴いていて、親が引き取りに来るかもと思って数時間放置したものの、いつまでも鳴き止まないのでリビングから出てピックアップするんですが、このプロセスも3年連続のルーティンとなってしまいました。

初回は2022年5月

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また歳をとったけど。

また歳をとったけど。

4月20日、55歳になりました。

厨房の頃は55歳なんて相当な爺さんというイメージでしたけど、なんか皮膚は弱くなってじんましんなのかミミズ腫れして痒いし、立ってると腿が痛いから電車乗るとすぐに空席を探すし、白髪を抜いてたら毛髪そのものが薄くなって禿しく後悔するし、あんかけスパゲティの1.5倍は胃にもたれるし、レストランバイキングも3皿目はキツいしついついカレーライスなんか食べちゃうと2皿でもなか

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一部記事有料化の理由

一部記事有料化の理由

最近一部記事を有料化しております。

これ、別にお金に困ってるわけではなくて、いやもっとお金は欲しいんだけど、そういう狙いではありません。

有料化した記事は、僕のXアカウントで告知をポストしており、これをリポストすることで、全文無料でお読みいただけます。
なんと優しいんだオレは。

有料化した理由を書いておきます。

ちょっと前から「スキ」された直後に、その人がした「スキ」をチェックすると、僕の

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AIアナウンサーはヒトを追い出すのか

AIアナウンサーはヒトを追い出すのか

なんでもかんでもAIな昨今ですが、テキストを入れればそれなりの人工音声で読んでくれるエンジンは、2000年代にはフリーウエアとして存在していました。

ぶっちゃけ日本語を入れても使えない代物ではありましたが、そのうち技術の進歩でなんか出てくるかな、とは思いました。
その後テン年代に入り、Googleがスピーチサービスを始めたりと、そこそこ一般化し始めました。

今でもたまに使いますが「コエステ」と

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『ふてほど』観て考えたこと

『ふてほど』観て考えたこと

こないだ最終回を迎えた、今期最も話題となったドラマ。
端的に言って、本当に面白かったです。

2日半で9話

実を言うと、観始めたのはつい一週間前のこと。
ネットニュースで話題になっていたのは知ってましたが、実はそれほどクドカン作品に思い入れがなかったんですね。
なので「観られたら観る」程度に考えてました。

先日急に『半沢直樹』(2020年版)を観たくなって、U-NEXTに入り直していました。

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僕たちは何のプロフェッショナルなのか。

僕たちは何のプロフェッショナルなのか。

放送業界から著名社員が退社することについて、立て続けに記事が出ています。

普段めったにテレビを観ないものだから、こういう人たちにどのくらい才能があるのか、正直よくわかっていません。

そんなテレビ離れしたボンクラから見て、脚本家やドラマの演出、ITツールを駆使した映像表現ができる人なら、映画やサブスクサービスといった活躍の場は、ぼんやりと想像できます。

一方で人気芸人をアサインするタイプのバラ

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時代の空気を読まないのか、読めないのか問題。

時代の空気を読まないのか、読めないのか問題。

お世話になってるから紹介したいのにいつも肩書に迷ってしまう境治さんが、東洋経済オンラインでこのような記事を公開されていました。

境さんは放送業界の最新状況についての記事をあれこれ書かれており、拙者も取材を受けたことがあり、その後も2度ほど壇上に招いていただいてます。

大いに同意することもあれば、無論逆のこともありますが、都内の専門部署にいないと知り得ない「いまこんなことになっている」という情報

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