みくばんP

らじみくの中の人業。老人会系ボカロP。人懐っこいクソコラ師。 名古屋国のラジオ局で日夜…

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らじみくの中の人業。老人会系ボカロP。人懐っこいクソコラ師。 名古屋国のラジオ局で日夜炭を焼きながら、雑感を発作的に書きます。 得意な楽器はテルミン(2024年2月現在)。 なお投稿については半官半民。都合の良い方で書いています。いちいち考えるな。

マガジン

  • ラジオのハナシ

    たまに本業についても書き散らします。

  • らじみく界隈

    担当番組『RADIO MIKU』界隈のハナシを書いてる好事家向けマガジン

  • イラスト描いてみた

    2021年以降、音楽よりもクソコラよりもイラストを描くことが増えてきました。 主に『RADIO MIKU』(らじみく)の番組バナー向けですが、なんとなくバリエーションが増えてきたので、過去エントリーをまとめてマガジンにしてみました。

  • 霊感雑感第六感

  • 音楽作ってるマガジン

    はてなブログの転載。 ちょっとお小遣いを貯めればなんとかなるシンセを語るお題目。

最近の記事

4年間、白旗を振り続けています。

初めて仕事で初音ミクと関わった番組のオンエアから、今日でちょうど4年となりました。 もっと時間が経ってる気しかしないんですけども。 この頃には翌2021年からのコラボも決まってましたが、よりによってコロナ禍の真っ只中。 クリプトンさんも我が陣営もリアルイベントのオンライン化などで、毎年のルーティンが一変してしまい、定期的なミーティングもできず、「2本のレギュラー番組を放送する」以外、何も決まっていない状況でした。 そもそも我々にどの程度の番組を作れるのか保証がなく、また

    • 誕生17年を祝して「初音ミク」描いてみた。

      ピアプロキャラクターをパワードスーツ化してたんですけど、8月31日の『初音ミク』発売17周年に向けて慌てて描き始めたのがこちら。 モデルにしたのは言うまでもなく、発売当初のV2(VOCALOID2)バージョンですけど、最新のNTに至るまでの『初音ミク』って、他のキャラクターに比べ意外と色数が少ないんですよね。 ほとんどが黒、グレイの濃淡と青みの強い緑、そして肌色で成り立っていて、アクセントとなる赤寄りのピンクは髪飾りだけなんですよ。 実はモノトーンに近い配色のため、パワー

      • お盆休みにいろいろ描いてみた。

        我が職場には夏休みというものがないんですが、部署によっては大して仕事がないことや、有給休暇の取得義務もあるので、お盆シーズンは各自で自発的に休みを取ってます。 わたくしも延べで3日ほど休むことにし、その前後でiPadでイラストをいくつか描いてました。 先日KAITOを描いたので、その勢いで他のピアプロキャラクターズ年長組のパワードスーツも描いてみることに。 パワードスーツは漫画『ULTRAMAN』(原作:清水栄一 × 下口智裕)の影響大。 いかにオリジナルコスチュームを

        • +3

          KAITOにパワードスーツを着せてみた

        4年間、白旗を振り続けています。

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        記事

          失った仲間

          20歳の時に父を亡くして以来、祖父母を除けば80歳を超えた父母の兄弟も健在で、親しい知人の訃報というのはほとんどありませんでした。 ただつい最近、仕事仲間を失いました。 大先輩であればまだしも、僕よりひと回り以上歳下だったので、ショックなハナシです。 しかも、DTMや動画制作という共通の趣味もありました。 僕とはまるで作風は違うものの、こだわりとセンスの良さには感心していました。 仕事の現場以外で会うことはなく、共通の行きつけの飲食店があったのに偶然出会したことも、誘っ

          失った仲間

          放送と通信とタクシーと(ちょい改稿)

          インターネットの普及が進んでいた2000年代、「放送と通信の融合」というフレーズをよく目にしました。 テン年代になるといくつかのプラットフォームが現れては消え、インフラ的にもハード的にも「融合はムリポ」というムードが醸成されてしまいました。 最近はなんですかね、「放送と通信の両立」みたいな感じになってるのかなあと思います。 電波を預かる放送事業者は、地上波だろうとネットだろうと、とりあえず観てもらう手段を広くとって、結果的にマネタイズできればいいんでしょ、という。 でも

          放送と通信とタクシーと(ちょい改稿)

          101匹メイちゃん大行進

          先日長谷川町子さんリスペクトでクリプトンキャラクターを6体コンプで描きあげました。 この中で最初に描いて、一番「ああ長谷川」と感じたのは、今年で発売20周年となるMEIKOでした。 なぜ最初に描いたのかというと、特に検索しなくてもオリジナルの絵柄が脳にインプットされていたからです。 番組用に描いていたポメイコ含め、そのくらいMEIKOとその亜種を描いてたんだと。 それでどれくらいMEIKOを描いたんだろうと、iCloudに残していたArtStudioのプロジェクトファイル

          101匹メイちゃん大行進

          ビバ昭和・クリプトンキャラクターシリーズ完結。

          タイトルだけ見てもよくわからないと思いますが、たぶんこの後を読んでもますますわからないと思います。 お気の毒ですが仕方ありません。そういうアカウントなんです。 ふと「MEIKOを長谷川町子風に描いてみよう」と思いついたのが、一連のお絵かきのきっかけです。 そして続けざまにKAITOも描いてみたのです。 そして、この流れでクリプトンのキャラクター6体をすべてこのタッチで描いてみることにしました。 MEIKO(16年)KAITO(18年)と来れば、当然次は初音ミク(19年)と

          ビバ昭和・クリプトンキャラクターシリーズ完結。

          聴取率セッツ3%台の衝撃。

          一部のラジオファンの間で、この記事の見出しが嵐を呼んでいるようです。 折しもDIMEがこんな記事を投下するほど、ラジオの動静はいい意味で注目されています。 この春には『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)が東京ドームでイベントを開催し、会場の他、パブリックビューイング、配信合わせ16万人が観たという活況を呈し、ラジオ文化ここに極まれりと言わんばかりのブームとなっているかのように見えたのです。 それだのにそれだのに、セッツインユースが3%台。 つまりは首都圏

          聴取率セッツ3%台の衝撃。

          無意識な昭和が止まらない。

          Xのおすすめをザッピングしてたら、こんな動画に出会いました。 一発でネタだとわかりましたけどね。 1996年に北海道テレビ放送で開始され、テレビバラエティ番組の歴史を変えた『水曜どうでしょう』ですから、なにしろ。 面白い発想なので見入ってしまいました。 悪いこと言わないから、みんな観ろ。 この動画を作られたのはフィルムエストTV。 動画でアナウンサー役も担当する主宰のにしいさんが、この企画についてnoteを書かれています。 悪いこと言わないから、みんな読め。 このネ

          無意識な昭和が止まらない。

          マーケティングで団塊ジュニアに再評価?

          『日刊合同通信』という業界紙がありまして、放送業界の情報が日々発表されています。 上のリンクで7月5日発行分のヘッドラインが掲載されていました。 この「LTV4-59」、別に新型ウイルスの名称ではなさそうですが、なんだろうと思ってXを調べたところ、こんなポストを捕獲しました。 発信者のプロフを見ると、マイナビニュースの記者さんのようです。 つまりTBSテレビはターゲティングの幅を広げるよ、ということのようです。 つかさ、電波媒体のコアターゲット戦略についてはずっと批判的

          マーケティングで団塊ジュニアに再評価?

          うらじみく報6/24

          風前の灯 担当番組が金曜深夜から日曜夜へと時間移動して3ヶ月。 聴取率調査の結果はまだ出ないので、この移動がどの程度プラスになってるのか、まだわかってません。 時間移動については、単に「平日の深夜枠にお笑い番組を揃えよう」という戦略を立てることになり「どうぞどうぞ」と退いてから「さてどうしよう」と引越先を考えたので、戦略的なものではありません。 最近我が陣営では、ほとんどの30分番組がスポンサードとなっているので、いつ「役目を果たした」と言われるか、常にヒヤヒヤしており

          うらじみく報6/24

          ラジオと品位。

          替え歌が不適切 先日こんなニュースが界隈で吹き荒れました。 これに関し、生真面目極まりないラジオマンのひとりとして居ても立っても居られず、筆を取らせていただく所存であります。 まず悲報に接してのファーストインプレッションは「いまどき替え歌はなぁ」という思いです。 著作権云々はある程度広まっていて、何でもかんでも「JASRACのせいだ」という情弱な方も減っていて、知識が正しく広まっていくことはめでたいことです。 そんな状況ゆえ、昨今の替え歌はメディアに関わる者なら「得な

          ラジオと品位。

          ULTRAMANはエース推し

          1969年生まれの僕は、幸いにして第二次ウルトラブームに間に合いました。 そこで物心ついた時に観たのが『ウルトラマンA(エース)』(1972)でした。 初めて観たウルトラマンゆえ、僕にとって最初の女、グリニッジ天文台、世界の基準なのです。 唯一無二の男女合体など、本作特有の設定は、当時すべて当たり前のことと受け入れていました。 後年の第三次ブームで、第一次世代が二次ブームについて「ドラマが薄い」だの「お子様ランチ」だの抜かしてるのを知っても、「ああ老害はやだやだ」と流して

          ULTRAMANはエース推し

          クソコラ始めて16年(たぶん)

          片手間にデザイン この10年ほど、ずっと番組バナーのデザインをやっています。 小学生の頃に漫画家を目指したという程度の絵心でしたが、30代も半ばとなってビジュアルに目覚めたのは、ニコニコ動画との出会いがきっかけでした。 その自由な世界に自分も何かを投下したいと考えるようになったのです。 最初はニコニコムービーメーカーを使い、背景を透過した画像を重ねただけのクソコラ動画程度でしたが、やがてレイヤーにボカシや陰影や汚れを入れれば、ひとつの世界観が作れると知りました。 20

          クソコラ始めて16年(たぶん)

          ニコニコ障害で、思わぬ収穫。

          6月8日未明からニコニコがサイバー攻撃を受けて、サービスを停止しています。 どうやら日曜の復旧は難しいようですね。 ニコニコはドメスティックなポータルなので、海外のハッカーたちには認知されてない、攻撃の甲斐のないサービスだと思ってたんですが、こんなことになろうとはごめんなさいごめんなさい。 拙担当番組『RADIO MIKU』ではニコニコの「ボカコレ」とメディアパートナーを結んでいることもあり、自分たちの完成楽曲はニコニコにしかアップロードしていません。 つか、よ⚫︎つべに

          ニコニコ障害で、思わぬ収穫。