マガジンのカバー画像

SF的色々レビュー

6
おもちゃ、舞台、漫画のレビューはこちらになります
運営しているクリエイター

記事一覧

日本一のシャーロック・ホームズ【 ミス・シャーロック 】(2018・ドラマ)

日本一のシャーロック・ホームズ【 ミス・シャーロック 】(2018・ドラマ)

シャーロック役者ランキング!?なにやら気になる記事が、Twitterのタイムライン上に流れてきた。
それは歴代様々な映像作品に出てきたシャーロック・ホームズ役者ベスト100というものだった。

ベネディクト・カンバーバッジやロバート・ダウニーjr、我らが宮崎アニメの「シャーロック・ホームズの冒険」や果てはディーン・フジオカ、Netflixで配信された「エノラ・ホームズの事件簿」でチョイ役だったヘン

もっとみる
水曜どうでしょうの新作は正真正銘の「どうでしょう」だった

水曜どうでしょうの新作は正真正銘の「どうでしょう」だった

ついに水曜どうでしょうの令和初の新作「北海道で家、建てます」が11夜にて完結した。とても短く感じる充実した10週間。
正直最後の回では大泉の動揺と共に大笑いしてしまった。
まさに最後は水曜どうでしょうらしい締め括りで終えた素晴らしい企画だったと思う。しかしこのオチに至るまでには相当な苦心があったであろう。

前々回の2011年の企画「原付日本列島制覇 東京-紀伊半島-高知」と前回の2013年の企画

もっとみる
我が夕飯のお供 【 アメリカお宝鑑定団 ポーンスターズ 】(2009~)

我が夕飯のお供 【 アメリカお宝鑑定団 ポーンスターズ 】(2009~)

食事時にテレビは欠かせない。何気なく流すだけでも場が和むが、その時間に自分に合う番組はそうあるもんじゃない。興味ない野球、うるさいバラエティ、暗いニュース、そんな中で救いであるのは出川が原付で旅する奴と録画したタモリ倶楽部くらいしかない。
しかしそれでは毎日の営みである食事の時間には足りない。
そんな中Huluで見つけた「アメリカお宝鑑定団 ポーンスターズ」は夕飯の時間に見るには非常にちょうど良い

もっとみる
極上のSF人間模様【 ウエストワールド・シーズン1】 (2016)

極上のSF人間模様【 ウエストワールド・シーズン1】 (2016)

テーマパーク大好き!興奮と冒険が待ってるからね!そんな人々は未来も同じ、ここはウエストワールド。まさに完璧なテーマパーク。

本作はウエストワールドを中心とし、ホスト達の悲哀、謎の男、画策する経営者達、愛し合う人間とロボット、様々な登場人物達による人間模様が繰り広げられる多層的な構造をしているSFアクションドラマだ。
そして驚くのは本作の本気っぷりだ。広大な西部のセットといい、登場人物の多さ、迫力

もっとみる
恐怖のアメリカ田舎捜査線【 TRUE DETECTIVE シーズン1 】 (2014)

恐怖のアメリカ田舎捜査線【 TRUE DETECTIVE シーズン1 】 (2014)

着々と制作が進んでいるらしい007シリーズの25作目はキャリー・フクナガ氏という日系アメリカ人の監督が担当する事になった。彼の作品は一本も見た事がなかったのでAmazonプライムで本作があったのでダラっと見る事にした。やっぱり予習はしておいた方が楽しいからね。

舞台はアメリカのど田舎。あまりに広大すぎて闇が深くても気づかないのは「ボーダーライン」「ウインドリバー」のテイラー・シェリダン作品を思い

もっとみる
異次元の舞台化【 死刑執行中脱獄進行中 】 (2015・舞台)

異次元の舞台化【 死刑執行中脱獄進行中 】 (2015・舞台)

まさかの短編の舞台化!?荒木飛呂彦作品初の舞台化である。期待の反面あの短編漫画をどのように舞台化するのか。
あの鼠とか焼き魚の罠とかやっちゃうのか。結構残酷なのにどう再現するのか気になってしょうがなかった。
主演は森山未來というのもわからなくさせる。一体どうなるんだ。

そして始まった舞台は僕の期待を上手に裏切ってくれた。
舞台にあるのはバンドメンバーと少量の小道具と布が吊るされているだけ。
漫画

もっとみる