見出し画像

相手が油断している隙を突け!下剋上だ!五輪女子バレーの組み合わせ決まる。日本と同じリーグの強豪国に楽観ムード。日本は勢いに乗っている。きっと勝てる!

相手が油断しているならば、その隙を突け!下剋上だ!来月に開幕するパリ五輪。女子バレーボールの1次リーグ組み合わせ抽選が行われた。日本は強豪ブラジルなどと同居することになった。しかしブラジルには楽観ムードが漂っているようだ。日本は現在行われているネーションズリーグで4強入りを果たして勢いに乗っている。五輪で下剋上の好機だ!

女子日本代表は今月14日に五輪出場権を獲得した。前日にネーションズリーグのカナダ戦でフルセットの末に敗れ、五輪出場は次戦以降に持ち越しとなるはずだった。

それが、14日になって、五輪出場権を得たことが日本バレーボール協会などから発表される。急転直下の朗報となった。出場権決定方式が複雑で、試合の勝ち負けだけでなく、失ったセット数などがポイントに影響するため、判断が難しかった。

何はともあれ、日本の五輪出場は喜ばしい。19日に五輪1次リーグの抽選が行われた。出場チームは12。これが3つのグループに分かれて、各組上位2位は自動的に決勝トーナメントへ進出。さらに各組3位の3チームのうち、上位2チームも進める。

8つの決勝トーナメントの椅子をめぐる激しい戦いが予想される。世界ランキング7位の日本は、1位のブラジル、4位のポーランド、20位のケニアと同じリーグに入った。

ここでブラジルのメディアには「ポーランド、日本、ケニアと同じB組に入り、死のグループを脱出した」と報道しているところがあった。

日本とケニアと戦えば勝つことを想定し、自動的に決勝トーナメントに進出する2位以内が確実と、言外に見ているのが伝わってくる。

なめられたものだ。しかし日本は先月のネーションズリーグで、ブラジルに敗れたもののフルセットに持ち込んでいる。日本が五輪で「安全パイ」ではないのだ。

そして日本はこの大会で4強へと勝ち上がっている。20日にタイで行われた準々決勝。格上の中国を3-0で破って、準決勝に駒を進めた。日本の4強入りは2021年大会以来3年ぶりだ。

相手の中国は主力が欠場していたが、日本が勝った事実は大きい。日本女子は2012年のロンドン五輪で銅メダルに輝き、3大会ぶりのメダル獲得をめざしている。パリ五輪まであと1カ月と迫る中で、勝利は自信となって、勢いを生む。

相手が格上だろうと、勢いに乗っていれば、勝負の行方は分からない。組み合わせ抽選で楽観ムードのブラジルの隙を突いて、日本が五輪本番で下剋上を果たすことは十分にありえる。

勝負は終わってみるまで分からない。日本が格上相手に金星を手にして、勝ち上がることに期待したい。一戦必勝。そしてその先にあるメダルへアタック!

この記事が参加している募集

#スキしてみて

528,758件

#スポーツ観戦記

13,626件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?